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「稲垣吾郎さんと二階堂ふみさんの美しさはまさに芸術品」手塚治虫の禁断の世界に挑む2人を監督絶賛

2020.08.24 Vol.web original

 11月公開の映画『ばるぼら』に出演する稲垣吾郎、二階堂ふみと、手塚眞監督のコメントが公開された。

 原作は、手塚治虫が芸術とエロス、スキャンダル、オカルティズムなど、さまざまなタブーに挑戦した大人向け同名漫画。監督は手塚治虫の実子であり『白痴』(ヴェネチア国際映画祭 デジタルアワード受賞)などで評価を得ている手塚眞監督が、ウォン・カーウァイ監督作品などの映像美で知られるクリストファー・ドイルを撮影監督に招き、映画化不可能と言われた世界観を描き上げる。

 異常性欲に悩まされている耽美派小説家・美倉洋介を演じる稲垣吾郎は「都会の吹き溜まりに真実は潜んでいる。あらがえない輪廻転生の中に自分の人生もまるごと引きずりこまれていく。そんな思いと共に今も僕の中にばるぼらが生きています。手塚眞監督、スタッフの皆さん、そして役を共に生き抜いてくださった二階堂ふみさんをはじめとしたキャストの皆さんにも心から感謝しています」、芸術家のミューズであり自堕落な生活を送る謎の女・ばるぼらを演じる二階堂ふみは「曇天の新宿を、稲垣さん演じる美倉洋介と走り続けました。湿ってて、汚れてて、それでも愛おしさを感じてしまう人間の感情に埋れながらも、美倉先生はひたすら貪欲にそれらを追い続けておりました。雑踏の中、希望を示してくださり、助けて頂き、感謝しかありません。」とコメント。

手塚監督も「稲垣吾郎さんと二階堂ふみさんの美しさはまさに芸術品」と2人を絶賛し「愛と狂気についての映画ですから、理屈も言葉も超えて、陶酔の世界を堪能していただければうれしいです」とコメントを寄せている。

 映画『ばるぼら』は11月20日より公開。

AIと人間が融合した「TEZUKA2020」新作漫画『ぱいどん』お披露目。まさかの連載も視野に

2020.02.26 Vol.Web Original

手塚眞氏「10年以上かかると思った。まさかこんなに早くお披露目できるとは」

 昨年10月、“漫画の神様”ともいわれる手塚治虫氏の新作漫画をAI 技術と人間とのコラボレーションで作り出そうという試み「TEZUKA2020(テヅカ 二―ゼロ 二―ゼロ)」が発表された。

 そして今年2月には2月27日発売の『モーニング』(講談社)に新作漫画『ぱいどん』が掲載されることが決定。その作品に注目が集まる中、発売前日の26日、講談社で「TEZUKA2020」新作漫画お披露目イベントが開催され、作品の全容が明らかになった。

 この『ぱいどん』は2030年の東京で、ホームレスの哲学者が事件を解決していくというストーリー。ぱいどんというのは主人公の名前で、記憶を亡くしたホームレスという設定になっている。

 手塚氏の子息でクリエイティブの総指揮を担った手塚眞氏は「今回、“AIを使って手塚先生の新作を作れないか?”というお話をいただいた時に素敵で意義のある話だと思った。しかし同時に10年以上かかると思った。まさかこんなに早く皆さんにお披露目できるとは思ってもいなかった。まさに手塚治虫の漫画の中の世界のよう。AIが漫画を描くという世界初の試みにチャレンジしたという、そのこと自体の意義を今回は感じている」などと挨拶した。

東京国際映画祭ラインアップ発表! 稲垣吾郎主演のコンペ出品作から奇跡の「寅さん」まで注目作めじろ押し

2019.09.26 Vol.web original



 「第32回東京国際映画祭」ラインアップ発表記者会見が26日、都内にて行われ、オープニング作品『男はつらいよ お帰り 寅さん』の山田洋次監督らが登壇。今年のフェスティバルミューズや、コンペティション、特別招待作などが紹介された。

 今年のフェスティバル・ミューズを務めるのは女優・広瀬アリス。広瀬は「今年も出られるという喜びと私で大丈夫なのかなという思いがありますが、映画のよさをすこすでも多くの人に伝えたい。日本だけでなく海外の方にもアピールしたい」とビデオメッセージを寄せた。

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