橘ケンチ(EXILE/EXILE THE SECOND)が、経済産業省が取り組んでいるオンライン図書館「STEAMライブラリー」の動画教材に出演することが発表された。
教材は「Show yourself!〜わたしを表現するということ〜」がテーマで全8回。橘がEXILEで培った自身の表現者としての経験をもとに、さまざまな角度から「表現」を探求している。『HiGH&LOW』シリーズで脚本を手がけた平沼紀久が監督と脚本を担当しており、エンタテインメントの要素も加わって、より興味を持ちやすく深い内容に仕上げた。
橘は、「EXILEというグループに所属し、エンタテインメントと日々向き合っている中で、エンタテインメントの持つ力を目の当たりにすることがとても多く、学ぶことにおいてもっとエンタメ感を取り入れた企画を作りたい」と考えていたという。教材を通じて「『表現』をより身近に感じてもらいたい」と、コメントを寄せている。
「STEAMライブラリー」は経済産業省の「未来の教室」が運営するオンライン図書館で、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(人文社会・芸術・デザイン)、Mathematics(数学)からなるSTEAM教育を通じて、持続可能な開発目標(SDGs)に掲げられている、さまざまな社会課題の解決手法を学べる教材を探すことができる。2020年10月からは、授業・個人探究に利用できるデジタル教材集を国内外の教育産業と学校・研究機関・産業界との協力によって開発を進めている。
■橘ケンチ コメント全文
以前から『教育』に関してはとても興味がありました。
僕自身、小さい頃から学校で学んできたことを経て今の自分が形成されていると思っているので、その大事さを年を重ねるごとに実感しています。EXILEというグループに所属し、エンタテインメントと日々向き合っている中で、エンタテインメントの持つ力を目の当たりにすることがとても多く、学ぶことにおいてもっとエンタメ感を取り入れた企画を作りたいですねと平沼紀久さんと話をしている中で、幸運にもNPO法人SOMAさんとの出会いがあり、今回の取り組みに至りました。
SOMAさんはいわば教育のプロであり、これまでの日本の教育を見直し、ひとりひとりの『わたし』に寄り添う新たな学び方を提案されています。未来を見据えた教育、しかもそれを楽しみながら学ぶことができたら…そんな話を繰り返すうちに、今回の動画教材の内容が決まりました。
『表現』するということはどういうことなのか?アーティスト、スポーツ選手、ミュージシャンなど人前に立って表現する人だけに関わることではなく、人はみな『表現者』なのだという考えのもと、具体的な方法を全8回に渡って提案することにより、『表現』をより身近に感じてもらいたいと思っています。