SearchSearch

初防衛戦の岡田遼「このベルトが選んだほうが強い奴」【9・22 修斗】

2019.09.21 Vol.Web Original

挑戦者の安藤は「明日すべてが分かる」
 プロフェッショナル修斗公式戦 「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 第7戦」(9月22日、東京・後楽園ホール)の前日計量が9月21日、都内で開催された。

 メインで行われる「環太平洋バンタム級チャンピオンシップ」に出場する王者・岡田遼、挑戦者の安藤達也はともに規定体重をクリアした。

 今回がタイトル初挑戦となる安藤は「今回、バッチリ体調を作ってきた。練習しているとかしていないとか気にしているっぽいが、俺は心身ともにバッチリ作ってきたんで、そこは問題じゃないと思う。明日すべてが分かる。心の準備をしておいてください」

 初防衛戦となる岡田は「この対戦が決まった時に、“このベルトが俺と安藤達也のどっちを選ぶのか見にきてください”と言った。練習しているとかしていないとか関係なく、このベルトが選んだほうが強い奴。それはどっちなのか明日見てください」などとそれぞれコメントした。

12年ぶり修斗参戦の髙谷裕之を現王者・斎藤裕が迎撃【9・22 修斗】

2019.08.09 Vol.Web Original

斎藤が自ら名乗り
 プロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 第7戦 Supported by ONE Championship」(9月22日、東京・後楽園ホール)の追加対戦カードが8月9日発表された。

 7月大会で12年ぶりの修斗参戦を発表した髙谷裕之(EXFIGHTFARM)が現修斗世界フェザー級王者・斎藤裕(パラエストラ小岩)と対戦する。

 当初は宇野薫、リオン武という修斗を、 ひいては日本のMMAを代表するレジェンドを立て続けに破ったデュアン・ヴァン・ヘルフォートとの対戦が浮上していたが、前回のリオン武戦での怪我のため、実現不可能に。ここで世界王者の斎藤裕が自ら名乗りを上げた。

斎藤と宇野がオランダ勢に判定負け。30周年飾れず【5・6 修斗】

2019.05.07 Vol.Web Original

レジェンド、宇野薫が約2年ぶりにMMA参戦
 修斗のプロ化30周年記念大会となる「プロフェッショナル修斗公式戦SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 30周年記念大会 Supported by ONE Championship」(5月6日、東京・後楽園ホール)が昼夜興行で開催された。

 10周年記念大会でメーンを務めたレジェンド、宇野薫が約2年ぶりに総合格闘技の試合に出場した。

 第2部でオランダのデュアン・ヴァン・ヘルフォートと対戦した宇野は1Rからヘルフォートのねちっこいグラウンドと長い手足に苦戦する。

 ヘルフォートはゴングが鳴るやパンチを振るって突っ込むと組み付き強引にテイクダウン。バックを奪うが、宇野はすぐに正対し上のポジション。しかしヘルフォートはすかさず下から腕十字を狙う。極めかけられた宇野だったが、ここはしのぎ切り、またも上のポジションへ。

 ヘルはなおも下からラバーガードで固めに来る。宇野はリーチの長いヘルフォートに手こずりながらも徐々にポジションを回復。パウンドを落とすが、ヘルフォートはまたもラバーガードから腕を取りに来る。宇野は腕を抜くとパウンド。サイドを取りかけるがヘルフォートも巧みに体をずらし取らせない。

 宇野が上を取ったところで瞬時にヘルフォートが裏返しマウントを奪うとパウンドの嵐。ここでゴングが鳴るが立ち上がった宇野は左目じりをカットし出血。

 2Rは宇野がローを出したタイミングでヘルフォートが組み付くとケージに押し付け強烈なヒザを何発も宇野のボディーにめり込ませる。そこからグラウンドに持ち込んだヘルフォートはバックを取ると立ち上がった宇野を強引に引きずり倒しマウント、そしてバックマウントからスリーパーを狙うがここは宇野がガード。するとヘルフォートは後ろからのパンチで削っていく。

 ここで会場からは大宇野コールが起こる。

30周年記念大会に現役王者の斎藤裕と岡田遼が参戦【5・6 修斗】

2019.04.05 Vol.Web Original

斎藤はオランダのアギー・サルダリと対戦。「自分と噛み合う。激闘できる相手」
 修斗のプロ化30周年を記念して行われる「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 30周年記念大会」(5月6日、東京・後楽園ホール)の追加対戦カード発表会見が4月5日、都内で開催され、世界フェザー級王者・斎藤裕、環太平洋バンタム級王者・岡田遼の現役王者2人の参戦を含む6試合が発表された。

 斎藤はオランダから参戦のアギー・サルダリと対戦。サルダリはインド系オランダ人で、オランダ国内を中心にヨーロッパ諸国でキャリアを積む25歳。プロキャリア7勝の内訳が4つの一本勝ちと、2つのKO勝ちと打って良し寝て良しのファイター。

 斎藤は「映像を見たが、相手は面白いスタイル。手足が長くて打撃も寝技もできる選手なので、自分と噛み合う。激闘できる相手だと思う。完全決着ができるように頑張る」などと話した。

 現在、修斗とONE Championshipが提携関係にあり、修斗の王者は自動的にONEの契約選手になることができるのだが、これについては「ONEの盛り上がりにはすごものを感じている。いろいろな流れとかタイミングはあるがONEに出て勝負することはアリだと思っている」と話した。

難敵・前田を下した清水が世界王者・扇久保に対戦要求【1・27修斗】

2019.01.28 Vol.Web Original

清水が右フックで前田を粉砕
 プロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 開幕戦」(1月27日、東京・後楽園ホール)で前田吉朗と清水清隆のトレーニングパートナー同士による禁断の一戦が行われ、清水が1R4分37秒、KOで勝利を収めた。

 練習仲間ということ以外にも、ともに元キング・オブ・パンクラシストという共通点を持つ2人であり、今後の修斗フライ級のタイトル戦線を占うという意味でも見どころ満載のカードだった。

 試合は遠い間合いからパンチ、ミドルを放っていく前田に対し、清水もパンチを振って積極的に前へ。フライ級らしいスピーディーな攻防が展開される。

 清水が前へ出たところに前田のカウンターパンチがヒット。清水がヒザをつくと、前田は一気に打ち合いに持ち込み飛びヒザを放ったところに清水のカウンターの右フックが炸裂。

世界フェザー級王者・斎藤裕がドイツ王者ヘルドと対戦【1・27 修斗】

2019.01.02 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗の2019年第一弾大会となる「SHOOTO 30thANNIVERSARY TOUR 開幕戦」(1月27日、東京・後楽園ホール)に参戦する世界フェザー級王者・斎藤裕(パラエストラ小岩)の対戦相手がドイツのマーカス・ヘルド(GERMAN TOP TEAM)となることが1月2日、発表された。

 ヘルドはドイツ選手権で優勝。ヨーロッパ代表として全日本選手権でも準優勝するなどアマチュア修斗でも申し分ない戦績をあげ、プロでの戦績も6勝4敗。昨年12月22日にドイツで開催された「SHOOTO KINGS VII: “Versus”」でドイツ修斗王者の座に就いたばかり。

 ヘルドは1試合を除き、勝利の全てが1Rでサブミッションでフィニッシュ。ドイツ王者となった試合でも1Rにチョークで絞め落としており、絞め、足関節など多彩なフィニッシュホールドを持つ。そのアグレッシブなファイトスタイルで地元ドイツでも大喝采を浴びる人気選手だ。ヨーロッパ、南米と修斗の大会が数多く開催される中、ドイツ王者が初の来日を果たすこととなる。

 世界王者として3年目を迎える斎藤裕は卓越した試合運びが光るオールラウンダー。昨年末には現GRACHANフェザー級チャンピオン・阪本洋平(T-BLOOD)の修斗参戦が発表されるなど修斗のフェザー級戦線はにわかに風雲急を告げており、世界王者としてここはすっきり勝って、並み居る挑戦者たちに一目置かせておきたいところだ。

「修斗伝承マッチ」で斎藤裕がリオン武に判定勝ち【5・13修斗】

2018.05.14 Vol.Web Original

斎藤が現王者の貫禄見せる
 プロフェッショナル修斗の春の大一番「プロフェッショナル修斗川崎大会」(5月13日、神奈川・カルッツかわさき)のメーンで行われた斎藤裕vsリオン武の一戦は3R3-0の判定で斎藤が勝利を収めた。

 リオンは第5代、第8代と二度、世界ライト級のベルトを巻いた伝説の王者。現世界フェザー級王者の斎藤との対戦は“修斗伝承”がうたわれたものとなった。

 1R、斎藤はローでの探り合いからタックル、パンチを見せてからのタックルとさまざまなバリエーションでテイクダウンを狙うがクリーンな形でリオンを倒すことはできない。ラウンド終盤にテイクダウンに成功するも、ダメージを与えるまでには至らない。

 2Rもリオンのパンチにタックルを合わせてテイクダウンに成功するも、リオンはすぐに立ち上がる。逃さず押し込む斎藤だが、効果的な攻撃が続かずブレイク。しかし次の展開では組み付いてから足を払ってきれいにテイクダウンに成功。鉄槌を落とすも、リオンはスキを突いて立ち上がる。ここでも逃さずバックをキープした斎藤はヒザ蹴りでリオンを削っていく。リオンも正面に向き直り逆に押し込むが斎藤はリオンのボディーにヒザを連打。斎藤はラウンド終盤にはハイキックをヒット。徐々にペースを握っていく。

現王者・斎藤裕がリオン武に「当たり前に圧勝したい」【5・13修斗】

2018.04.23 Vol.Web Original

リオンは「応援してくれる人の思いを拳に宿して斎藤選手にぶつけたい」
 修斗春の大一番と銘打たれた「プロフェッショナル修斗川崎大会」(5月13日、神奈川県・カルッツかわさき)で対戦する世界フェザー級王者・斎藤裕と第5代、第8代世界ライト級王者のリオン武が4月22日の修斗新宿大会に姿を見せた。

 斎藤は「リオン武選手は今まで数多くの強豪としのぎを削ってきた選手ですが、今のチャンピオンは僕なので、当たり前に圧勝したいと思う」、リオンは「久しぶりの修斗の試合でいきなりチャンピオンの斎藤選手と対戦させていただくことになって、いろいろな人に感謝します。応援してくれる人の思いを背中にしょって、その思いを拳に宿して斎藤選手にぶつけたい」とそれぞれ対戦に向けての決意を語った。

 斎藤は昨年4月の宇野薫に続いてのレジェンド狩りとなる。リオンは2016年9月のVTJでの内村洋次郎戦以来の実戦ではあるが、その時も約1年半のブランクがありながらきっちり仕上げ、KO勝ちを収めている。「修斗伝承」と銘打たれてのこの一戦。斎藤にとっては一筋縄ではいかない戦いとなりそうだ。

「齋藤曜vs平川智也」の好カードが実現
 5月大会はこのほかに「猿田洋祐vs村田一着」の世界ストロー級タイトルマッチ、「根津優太vs魚井フルスイング」、「岡田遼vs論田愛空隆」、インフィニティリーグ2018ストロー級の「箕輪ひろばvs楳沢智治」が発表されていたが、この日新たに「榎本明vs倉本一真」戦を発表。また参戦が決まっていた齋藤曜の相手が平川智也となることが発表された。

 齋藤は前戦で世界王者の佐藤将光を破り一躍脚光を浴びる存在となった。一方の平川はバンタム級に転向後2連勝と勢いに乗る。思わぬ好カードが実現することとなった。

6月大阪大会ではTOMAvs山本健斗デリカットの環太平洋王座決定戦開催
 またこの日は6月17日に開催される大阪大会(エディオンアリーナ大阪・第2競技場)の一部カードが発表された。

 第8代環太平洋フェザー級王者の高橋遼伍が膝の手術で防衛戦を行えないことから王座を返上。これを受け、「第9代王座決定戦」としてTOMA(同級1位)vs山本健斗デリカット(同級3位)が行われることとなった。

 出場予定選手として、オニボウズ、前田吉朗、キャプテン☆アフリカ、マッチョ ザ バタフライ、高野明、長田拓也、ダイキ ライトイヤーが発表された。

松本が1RKOで初防衛、斎藤は復帰戦でKO勝ち【3・25修斗】

2018.03.26 Vol.Web Original

松本が王者の貫禄
 プロフェッショナル修斗公式戦(3月25日、東京・後楽園ホール)のメーンで行われた「世界ライト級チャンピオンシップ」で王者・松本光史が岡野裕城を1R3分7秒、KOで下し初防衛に成功した。

 試合はともにジャブとローで出方をうかがう中、松本が一気に踏み込んで右ストレートをクリーンヒット。腰を落とした岡野は体勢を立て直したものの、ケージに詰められ、松本がパンチとヒジを連打したところでレフェリーが試合を止めた。

 松本は試合後のマイクで「修斗ファンの皆さん、今日はどうでしたか? 今日偉大なチャンピオンの先輩の一人が引退しました。田村(彰敏)選手お疲れ様でした。歴史あるベルトを巻いているチャンピオンとして、僕は次のステップに進みたいです」とアピールした。

4・23修斗 フェザー級王者・斎藤がレジェンド宇野を破り初防衛

2017.04.24 Vol.689

 プロフェッショナル修斗公式戦が23日、千葉・舞浜アンフィシアターで行われた。

 メーンでは世界フェザー級王者の斎藤裕が初防衛戦に臨み、挑戦者の宇野薫を5R3-0の判定で破り防衛に成功した。

 宇野は1999年にかつて舞浜にあった「東京ベイNKホール」を舞台に佐藤ルミナと修斗ウェルター級王座決定戦を戦い、王者に輝いた。翌年、同所でルミナを相手に防衛し、その場で王座を返上。今回はそれ以来、約17年ぶりとなる修斗世界タイトル戦。

 宇野、舞浜、タイトル戦、という単語に吸い寄せられたファンも多かったようで、この日は「舞浜…ちょっと遠いな…」とふだんはついつい足が遠のきがちになっていたファンも多く駆けつけた。

 試合はタックルからグラウンドに引き込もうとする宇野に対し、組み止めた斎藤が逆にテイクダウンを奪ってはパウンド、ヒジで削る展開が長く続く。

 宇野はケージを巧みに使いポジションを変え、下から腕を狙う動きなどを見せるが斎藤は深入りすることなくパウンド、ヒジを落とし続ける。

修斗4・23舞浜に世界フライ級王者・扇久保参戦

2017.03.25 Vol.686

 プロフェッショナル修斗の千葉・舞浜アンフィシアター大会(4月23日)に修斗世界フライ級王者・扇久保博正の参戦が23日、発表された。

 扇久保は昨年4月の舞浜大会で当時の王者、菅原雅顕を破りフライ級世界王者に就いたが、昨年はUFCの「TUFフライ級16人トーナメント」に参戦。日本では1年ぶりの試合となる。今回は外国人選手との対戦が予定されている。

 扇久保は「おそらく凄い強い相手とやらせてもらえると思うんですけど、しっかりとフィニッシュして、チャンピオンの強さを見せたい」と話した。

 バンタム級の岡田遼の参戦も決定。岡田は昨年11月の石橋佳大との第5代環太平洋王座決定戦以来の復帰戦。岡田も外国人選手との対戦が予定されている。

Copyrighted Image