SearchSearch

土屋太鳳と松下洸平でハッピーエンドのその後を描く 4月スタートのドラマ『やんごとなき一族』

2022.02.02 Vol.Web Original

 土屋太鳳が4月スタートのドラマ、木曜劇場『やんごとなき一族』(フジテレビ、毎週22時~)で主演する。共演は松下洸平。

 こやまゆかりによる同名のコミックが原作。庶民の家庭から上流社会の一族に嫁ぐことになった主人公が、一族のしきたりや嫁と姑、本妻と愛人の戦いや後継者争いなど複雑な人間関係にぶつかりながらも、夫とともに立ち向かい奮闘していく、“アフター・シンデレラ・ストーリー”だ。

 土屋が演じるのは下町育ちで母と2人で大衆食堂を営む主人公・篠原佐都。

「正直な気持ちを言葉にしますと、とても共感を覚える部分と、自分には共感が得にくい部分の両方を感じました。でもそれは、この作品と佐都がそれだけ豊かな面を持っていて、かつパワフルで、しかも変化が多い存在だからだと思います。クランクインまでに機会があればディスカッションさせていただきつつ、素直に、そして、こやまゆかり先生が創り出してこられた原作コミックに敬意をこめて佐都を見つめ、健太と深山家を見つめ、心身共にスタートダッシュできる準備を整えたいと思います」と意気込む。

 松下は主人公の夫・深山健太役。自らの家族の在り方を変えようと、佐都と二人三脚で奮闘する。

「深山家という恐ろしい一族の人間ながら、深山健太は人情にあふれた人物だと思います。男としてのプライドもあって頑固なところもありますが、人をまっすぐ愛することができるし、不器用なところもあるけれど、憎めない人懐っこさもあるような…これまで自分が頂いた役柄を全部足したようなキャラクターではないかと思います」。さらに深山家は「本当に“やんごとない一族”」だといい、「これはただごとではないです!でもそこに実際に立ち向かっていかなければいけないので、ぐっと背筋が伸びます!」とやる気だ。

「この作品があったから家が売れた」?北川景子が最新ドラマで白衣

2016.09.28 Vol.675

 

 北川景子主演で、10月2日にスタートする『連続ドラマW ヒポクラテスの誓い』(WOWOWプライム、日曜夜10時~)の完成披露試写会が27日、都内で行われ、北川と共演の柴田恭兵、尾上松也が登壇した。

 北川と柴田は白衣姿で、尾上はスーツ姿と、3人とも劇中衣装で登場。この作品で初めて白衣を着たという北川は「これでいのかなという感じ」と少し自信なさげ。柴田は刑事役の尾上に対し「自分のやってきた刑事とはまったく反対だった!」とニヤリ。尾上が「アクションを期待していたが、まったくなかった」と残念そうに話すと、柴田が「知的でしょ!」と茶々を入れた。もちろん北川に対しての柴田のリアクションもこの調子で、このドラマが北川主演のドラマ『家売るオンナ』の前に撮影されていたことを明かし「北川さんはこの作品があったから家を売れた!」と話した。

 ドラマはシリアスな内容だが、現場には対照的に明るい雰囲気があったそうで、その中心にいたのが柴田だそう。北川も尾上も「アドリブが多かった」と話し、北川は「あのシーンで…耳を疑いました」と振り返ったほど。とはいえ、2人とも柴田から学んだところは多かったようで、ともに「これから現場の空気づくりもやっていきたい」(北川)、「現場の雰囲気が作品に与える影響を感じた」(尾上)と同じことを話していた。

 柴田はそれを聞いたうえでも、ペースを乱さず、最後の挨拶でも「セットにかなりリアルな内臓が飾ってある」とスタート。毎回ある解剖シーンついても「かなりショッキングなものがある」。そのうえで、「しばらく肉は食べられないだろうなと思っていたら、北川から焼肉弁当の差し入れがあって食べていました。大丈夫です。どんなショッキングなシーンが出てきても家族で安心して見て!」。会場を笑わせて締めくくった。

 ドラマは、法医学教室での研修を受けることになった女性研修医が、偏屈だが解剖の腕は超一流という法医学教授の下で学び成長していく様子を描くとともに、犯罪捜査や医学的研究といった法医学にも同時に重点を置いた法医学ドラマ。

 第1話は無料放送。

武井&綾野、理系パワーで事件に挑む

2014.10.17 Vol.628
20141017a.JPG
 21日にスタートするドラマ『すべてがFになる』(フジテレビ系、火曜午後9時)の完成披露試写会が17日、都内で行われ、W主演となる武井咲と綾野剛ら主要キャストが登壇した。武井は「人気小説のドラマ化で、とても悩ましくプレッシャーを感じつつやっています。難しいところが多いんですけど、もうひとつの新しい色としてこのドラマを成立させていきたい」と意気込んだ。

 密室殺人、猟奇的犯罪に挑む。シリアスかつ緊張感も漂う作品だが、現場は楽しいムードにあふれているようで、現場には綾野による共演者やスタッフ向けの屋台「綾野商店」が登場していることも明らかにされた。綾野によれば、「内容が内容だけに現場がピリピリしやすいのではないかと台本を読みながら思いました。それでスタッフさんに屋台が作れないかと打診しました。僕がそこに、昔ながらのお菓子とか、シャンプーとか下着とかを置いている」。スタッフが屋台のカップラーメンを食べたり、共演の小澤征悦が歯ブラシと歯磨き粉を利用しているなど、便利に使われているよう。ただ武井は、「私のブロマイドが売られてたりしているんですけど、聞いてないなと(笑)」と、茶目っ気たっぷりにクレームをつけた。

 森博嗣による人気シリーズ小説が原作。リケジョのお嬢様とその准教授、スーパー理系頭脳を持つ2人が密室殺人、猟奇的犯罪方程式に挑む。武井のファッションも見どころ。初回は15分拡大。

米倉涼子、遠藤憲一に「やめていただけますか」!?

2014.09.30 Vol.627
20140930a.JPG
 米倉涼子が主演する人気ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系、木曜夜9時、10月9日スタート)の制作発表が30日、テレビ朝日で行われた。会見には、米倉を始め、主要キャストが勢ぞろい。米倉は「一匹狼でやっていきたい」と、意気込みを語った。

 シリーズも3作目。前、前々シリーズから連投するキャストも多く、早くも現場は和気藹々の様子だ。冒頭のあいさつで、遠藤憲一が「米倉さんに"憲一"と呼ばれている」と明かすと、米倉は共演の勝村政信に言われてそう呼んでいると弁明。遠藤は「すごいうれしい!うれしくて現場で抱きつきまくってるんです!」と暴走したが、米倉に「それ、やめていただけますか?(笑)」とピシャリとやられていた。その後も遠藤は、「最近、口癖になっている言葉はあるか?」の質問に対して、映画『アナと雪の女王』の『Let It Go~ありのままで~』を映画を再現しながら歌うなど、大活躍だった。


 会見では、劇中に良く出てくるセリフ「御意」の文字が書かれたケーキも登場。米倉は大きなメスを入れると「手術もいいけど、ケーキ入刀もいいですね」とコメント。共演者たちをニヤニヤさせていた。

 最新シリーズは、日本医学会の頂点・国立高度医療センターが舞台。日本を代表する東西の大学病院が覇権争いを繰り広げる同センターで、米倉演じる孤高のフリーランス外科医・大門未知子が「目の前の命を救う」という信念の下、突き進む。

 遠藤、勝村のほか共演は、内田有紀、渡辺いっけい、内藤理沙、庄野崎謙、北大路欣也ら。初回および第2回は15分拡大放送。

「ただのきれいな女じゃない」米倉涼子が女刑事熱演!

2014.08.04 Vol.623
20140804b.JPG
 9日放送のフジテレビ系スペシャルドラマ『アウトバーン マル暴の女刑事・八神瑛子』(夜9時)の完成披露試写会が4日、お台場で行われ、主演の米倉涼子ほか主要キャストが登壇した。米倉演じる女刑事の用心棒という役どころで出演するしずちゃん(南海キャンディーズ)は米倉について「ただのきれいな女じゃないと思った」と、一言。劇中では2人で挑んだアクションシーンなどもあり、見どころ満載だ。

 「久しぶりの刑事役」という米倉。「すごく入り込みやすくて、躍動感があって、こんな役が務まるだろうかって思いました。原作から寡黙でじーっとしているような印象で、それをやってやろう!って思ってたんですが、撮影現場でイメージがぐしゃぐしゃと崩れました(笑)。カメレオンのような役で、お芝居をしていくうえですごく勉強になりました」。

 米倉を始め、渡部篤郎、岩下志麻、陣内孝則、斉藤工と、この日登壇したキャストだけでも豪華絢爛。岩下は自身が演じる裏社会に通じる中国人実業家について「魅力を感じて引き受けた」と話し、日々中国語に囲まれるなどして役作りに臨んだという。米倉が「志麻さんはお茶の勉強までされていたんです...」と明かして岩下をリスペクトを払うシーンも。最終的には、お互いに「後でコーヒーでも......」と、和やかな会見だった。

 深町秋生による同名の小説が原作。米倉演じる女刑事は、中国マフィアと接触したり、暴力団とも持ちつ持たれつの関係であるという裏社会とも密接な関係にあるアウトサイダーな存在。その一方で、「悪は許さない」「正義を貫く」「弱者を労わる」そのためには「一切、手段は選ばない」という信念も持つ。チャイナドレスを始め、身体の線が強調されたミニドレスやさまざまなオフィスファッションなど、米倉演じる女刑事のファッションもまた本作の見どころだ。

Copyrighted Image