東京都は20日、新型コロナウイルスに感染した人が新たに36人確認されたと発表した。重症者は24人。
感染者がもっとも多かったのは40代で8人、以下順に、30代6人、20代5人、10歳未満と10代がそれぞれ4人、50代が1人だった。65歳以上は7人だった。
また、男性2名の死亡も発表された。年代は60代と80代。
東京都は20日、新型コロナウイルスに感染した人が新たに36人確認されたと発表した。重症者は24人。
感染者がもっとも多かったのは40代で8人、以下順に、30代6人、20代5人、10歳未満と10代がそれぞれ4人、50代が1人だった。65歳以上は7人だった。
また、男性2名の死亡も発表された。年代は60代と80代。
東京都は22日、新型コロナウイルスの感染状況を都民へ周知する「東京アラート」の具体案として、レインボーブリッジのライトアップを行うと発表した。
小池百合子都知事は、緊急事態宣言の解除後、新規陽性者の数など7つの指標などを判断材料として、数値が良い傾向であればレインボーブリッジを7色の虹色に点灯し、指標のうち1つでも基準を超えて悪化した場合は、「東京アラート」として赤色に点灯して警戒を呼び掛け、その状態は続いた場合には再度の休業要請もあるとの方針を示した。
この決定に対し、ネットでは「東京タワーやスカイツリーではなかったのか」、「見られる場所が限られるのでは」、「真っ赤なレインボーブリッジにしないよう頑張ろう」など、様々な声が上がった。中には2003年公開の映画『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』の青島刑事の名台詞「レインボーブリッジ、封鎖できません!」を模したパロディーも登場し、タイムラインは大盛り上がり。Twitterでは「レインボーブリッジ」のワードがトレンド入りするなど、話題を集める結果となった。
施設のライトアップを巡っては、大阪府が独自の警戒基準レベルを設け、通天閣や太陽の塔を「赤・黄・緑」の3色でライトアップして達成状況を府民に伝えているほか、医療従事者など新型コロナウイルス治療の最前線で働く関係者への感謝を込め、青色にライトアップするムーブメント「#LightItBlue」が全国的に広がっている。
緊急事態宣言から2週間の21日、東京都の小池百合子知事は都のライブ配信動画で「今日の皆さんの行動が2週間後の結果を生みます」と、改めて外出自粛を呼びかけた。
今日都内で感染が新たに確認されたのは123人。このうち、濃厚接触者は42人、調査中は81人、海外渡航歴のある者はいなかった。
都内での新規感染者数は、ばらつきがあるものの、宣言後以降も増加傾向で、17日には初めて200人を超えた。ただ、政府の諮問委員会の尾身茂会長によれば、現在の感染者の数は2週間前の状況を表したもので、宣言による感染防止の効果がどの程度あったかについては、来月6日ごろに一定の評価ができるとしている。
安倍総理大臣は17日、記者会見を開き、対象地域を全国に拡大した「緊急事態宣言」や、国民1人あたり10万円の給付などについて国民に説明した。
政府は16日、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく「緊急事態宣言」の対象地域をこれまでの7都府県から、全国に拡大。期間は大型連休が開ける5月6日までとした。
全国への拡大に踏み切った理由について、安倍総理は、感染者が多い都市部から地方への人の流入を挙げ、「地方には重症化リスクの高い高齢者の方が沢山いる。感染リスクが高まれば、地域医療に大きな負担となり、ひいては国民生活・経済に甚大な影響を及ぼす恐れがある。こうした事態を避けるため、大型連休に先立ち、各地域が緊急事態措置を講じることができるよう、対象を全国に拡大することとした」と説明した。
感染が少ない地域から否定的な意見がある点については、「大型連休を迎えるにあたって、長期間の旅行や帰省で多くの人の移動が予想されるなか、人の移動を最小化するという観点から、全国を対象とした次第。国難とも言える状況を、すべての地域の皆さんと乗り越えていきたい」と理解を求めた。
また、安倍総理は、すべての国民を対象に、一律で1人あたり10万円の給付を行う方針を発表。手続きは、簡素化や感染防止の観点から、市町村の窓口ではなく、郵送やオンラインとするとした。当初の1世帯あたり30万円の給付から方針転換をした点については「混乱を招いてしまったことに関しては、心からお詫びを申し上げたい」とした上で、「1日も早く現金を皆さんのもとに届けられるように、政府を挙げて協力していく」と語った。