東京都は14日、新型コロナウイルスの新たな陽性者が5094人報告されたことを発表した。入院している重症者数は245人となり過去最多を更新した。
陽性者がもっとも多かったのは20代で1568人。以降は30代1079人、40代824人、50代583人、10代は468人、10歳未満は271人だった。
東京都は14日、新型コロナウイルスの新たな陽性者が5094人報告されたことを発表した。入院している重症者数は245人となり過去最多を更新した。
陽性者がもっとも多かったのは20代で1568人。以降は30代1079人、40代824人、50代583人、10代は468人、10歳未満は271人だった。
東京都は13日、新型コロナウイルスの新たな陽性者が5773人、重症者数は227人報告されたと発表した。どちらも過去最多。
陽性者がもっとも多かったのは20代で1810人。そのほかは順に30代が1189人、40代が955人、50代が689人、そして10代は526人、10歳未満は276人だった。新らたな陽性者が増えるとともに、どの年代においても増加し続けている。
都の新型コロナウイルス感染症対策サイトによると、最新(13日時点)の入院患者は3727人、宿泊療養者は1778人、自宅療養者2万1723人、調整中が1万2574人。
13日の新規陽性者数の発表前に開かれた定例会見で小池百合子都知事は、前日のモニタリング会議での専門家の「災害レベルで感染が猛威を振るう非常事態」という総括を受けて、コロナは見えない災害であると強調。不要不急の外出を控えること、都境県境を越えての移動を控えること、基本的な感染症対策を行う事などを改めて呼びかけた。
会見ではまた、緊急搬送時に受け入れ先が見つからない場合に、必ず受け入れる「搬送困難対応入院待機ステーション」を整備すること、宿泊療養施設が16施設に増えて約6200室となったこと、また自宅療養者が増えるなかで東京都医師会や地区医師会と連携した訪問診療体制を強化したことを報告した。
約120カ所ある入院重点医療機関で抗体カクテル療法を実施できるように準備を進めており、まずは都立公社病院で専用病床を20床確保し今後拡充していくよいう。一部の宿泊施設においても対応ができるよう医師を置き、体制を整備したと報告した。
東京都医師会の尾﨑治夫会長は13日、緊急記者会見の中で「すでにいろいろな報道で分科会の先生方、モニタリング会議等で日本は災害級の状態になっている、一人ひとりが身の危険を感じて守っていかないといけないレベルに入っているという話になっています。1万8000人の感染者が出るということは、決して日本は国民や都民の努力で自粛して感染が抑えられている国だとは言えない」と危機感をあらわにした。
東京都は12日、新型コロナウイルスの新たな陽性者が4989人だったと発表した。重症者数は過去最多の218人で初めて200人を超えた。
陽性者がもっとも多かったのは20代で1490人、その他は順に30代の1031人、40代の865人、50代の627人、そして10代の473人だった。10歳未満は235人だった。
12日の新規陽性者数の発表前に開かれたモニタリング会議で、専門家は現在の感染状況について「かつてないほどの速度で感染拡大が進み、新規陽性者数が急増しており、制御不能な状況である。災害レベルで感染が猛威を振るう非常事態である。この危機感を現実のものとして皆で共有する必要がある」と総括。さらに「もはや災害時と同様に自分の身は自分で守る感染予防のための行動が必要」だとした。
濃厚接触者による感染経路については、家庭内感染が61.4%と最も多く、職場が16.3%、施設や通所介護での施設が5.5%と増えており、会食は3.9%だった。
専門家は新宿エリアの複数の大規模商業施設でクラスタが発生していることに触れ、「第4波までとは明らかに異なる速度や範囲での感染が爆発的に拡大している」とし、「人と人との接触の機会を減らす対策を抜本的に見直すことが必要」とした。
医療提供体制については、東京ルール入院患者数・重症患者数は過去最大になっているとし「重症患者が急激に増加しており、救急医療や予定手術等の通常医療も含めて医療提供体制が深刻な機能不全に陥っている。現状の感染状況が継続するだけでも、医療提供体制の維持が困難になる」とコメントした。
専門家は40・50代を中心に重症患者が急増しており、通常の医療を含めて医療提供体制が「深刻な機能不全に陥っている」と報告。入院患者のうち40・50代が全体の44%、30代以下は33%で、ともに増加している。
新規陽性者が増えている。都の新型コロナウイルス感染症対策サイトによると、最新(11日時点)の全療養者は3万5689人、その内訳は入院患者は3667人、宿泊療養者は1765人、自宅療養者1万9396人、調整中が1万861人。
東京都は5日、新型コロナウイルスの新規陽性者が5042人確認されたと発表した。1日当たりの新規陽性者が5000を超えるのは初。
発表に先立ち行われたモニタリング会議で、専門家は「経験したことのない爆発的な感染拡大が進行している。この危機感を現実のものとしてみなで共有する必要がある」と強調した。
新規陽性者数の7日平均は1日当たり3443.3人と大きく増加、増加率は前回を大幅に上回る178%となったとし、「入院医療、宿泊療養、自宅療養のすべての体制を緊急時の体制に移行する必要がある」とした。
新規陽性者数の7日間平均の増加比は6週連続で100%を超えている。このままのペースで行くと、1週間後の8月11日は1日当たり6129人、2週間後には1万を超えると試算した。
5日判明した陽性者を年代別で見ると、最も多いのは20代で1600人で、次は30代で1120人だった。40代も811人、50代も552人と、陽性者の増加とともに増えている。また10代は441人、10歳未満も229人と増加している。
ゲームチェンジャーとなるのはワクチンだが、都の接種状況は、12歳以上で1回目が46.9%、2回目が31.5%、65歳以上で84.6%、2回目が76.3%(8月4日時点)となっている。
東京都は4日、新型コロナウイルスの新規感染者が過去最多となる4166人報告されたと発表した。
先月29日のモニタリング会議で専門家は「これまで経験したことがない爆発的な感染拡大に向かっている」と指摘、東京五輪終了後には4500を超える試算を発表している。
年代別で見ると、最も多いのは20代で1380人で、次は30代と続く。ただ、40代以上の報告が増え、10歳未満も172人と増加している。
東京都は31日、新型コロナウイルスの新規感染者が4058人報告されたと発表した。一日あたりの新規感染者数が4000を超えたのは初めて。都では感染拡大が進んで27日に初めて3000人を超え、3日連続で最多を更新。29日のモニタリング会議で専門家は「これまで経験したことがない爆発的な感染拡大に向かっている」と指摘し、東京五輪終了後には4500を超える試算が発表されているが、それよりも加速しているようにも見える。
年代別で見ると、最も多いのは20代で1484人。続いて30代で887人、40代が583人。50代はそれに続いて398人、10代も354人が報告されている。
日本全国で新型コロナウイルスの新規感染者が過去最多となるなど感染拡大が止まらないなかで、30日、政府は緊急事態宣言の対象地域を拡大を発表した。現時点で宣言下にある東京都と沖縄県に、埼玉県、千葉県、神奈川県の首都圏3県と大阪を加える。また、北海道、京都府、石川県、兵庫県、福岡県は2日からまん延防止等重点措置となる。いずれも期間は8月31日まで。
決定に伴い、都は緊急事態宣言の期間が8月31日まで再度延長する。同日、小池百合子都知事が宣言延長を受けて取材に対応。都民に対しては不要不急の外出や都県境を超える移動の自粛、飲食店や大規模商業施設に対しては休業や営業時間短縮、イベント開催の制限などを引き続き求め、「この夏、最後のステイホームにしたい、みんなそういう思いだと思う」と強調して協力を仰いだ。
都での新規感染者数は27日から3日連続で過去最多を更新し、30日も3300人が報告された。年代別では、20代、30代、40代の順に多く、感染者数が大幅に増加している20代の対策も重要になる。都は、人流の抑制、人との接触機会を抑えるよう呼びかけるとともに、ワクチン接種を迅速化させる。8月2日からは青山学院大学と一橋大学、同7日からは都立大学で、大学と協力しワクチンの大規模接種会場を設ける。また、若者が集まりやすいエリアに会場を設けるなど気軽に接種してもらえるような仕組みを作れないかと検討しているとした。
野外ロックフェスティバルのフジロックフェスティバル(8月20~22日、苗場スキー場)は30日、感染防止対策ガイドラインを更新し、「禁酒」で開催することを発表した。
キャンプサイトを含む全てのエリアでアルコール飲料の販売は終日行わず、隣接する苗場プリンスホテルにおいても販売しない。また場外からの持ち込みも禁止する。
またすべての入場者に必要となる「FUJI ROCK 公式アプリ」も公開。アプリには来場前の検温結果や体調などの登録が必要になる。
フジロックフェスティバルは、安心・安全な開催のために、準備を進めている。オフィシャルサイトで感染防止対策ガイドラインを公開し、参加者には来場前から会場への行き帰り、開催中の行動、また終了後の行動自粛まで何に気を付けるべきかを分かりやすく呼びかけている。
フジロックは今年、収容人数は例年の半分に、会場のレイアウトを変更してステージ数を減らして飲食エリアなどを拡大したり、トイレや飲食スペース、グッズ売り場などの共用スペースはこまめに消毒を行うなど、感染防止対策を講じたうえで開催する。
都内の新型コロナウイルスの感染状況や医療提供体制を専門家らが分析・評価するモニタリング会議が29日開かれ、専門家は「これまで経験したことがない爆発的な感染拡大に向かっている」と指摘した。
都の新規感染者数は、27、28日と2日連続で過去最多を更新、28日は3000人を突破した。直近の7日間平均は約1936人と前回の予測を大きく上回って増加しており、同じペースで感染拡大が続くと、東京五輪後の8月11日には1日あたりの新規感染者数は4532となる試算も報告された。
医療提供体制の総括コメントも「体制が逼迫していると思われる」とした。この1カ月で入院患者の数は倍増して2995人、重症患者数も80人に増えている。専門家は「入院医療や宿泊療養だけでなく、自宅療養における危機管理体制の構築が急務である」とした。
緊急事態宣言の繁華街の滞留人口の減少率については、前回の宣言後と比べると40%程度に留まっていると報告があった。
会議の終わりに、小池百合子都知事は、ワクチンの1回目の接種は12歳以上で4割、65歳以上では8割を超えたところとし、勢いを止めないためにも、国にワクチンの確保を引き続き要望していると報告した。
また、改めて不要不急の外出と都県境を超えた移動の自粛、ステイホームの夏休みを呼びかけた。「コロナは他人事ではない。ご自身の命だけでなく大切な方々を守るため、医療従事者の尽力に報いるためにも危機感を共有したいと思います。改めて、感染拡大を防ぐ行動の徹底をお願いしたい」と強調した。
29日の東京都の新規感染者数は3865人で、3日連続で過去最多となった。
東京都は28日、新型コロナウイルスの新規感染者が3117人報告されたと発表した。 一日あたりの新規感染者数が3000を超えたのは初めてで、二日連続で最多を更新することになった。
年代別で見ると、最も多いのは20代で1078人。続いて30代で680人、40代が485人。50代がそれに続いて374人だった。10代は250人、10歳未満も138人が報告されている。