新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大に伴う緊急事態宣言を受けた外出自粛要請により、映画業界では全国の映画館が休館を余儀なくされ、各地の映画祭も軒並み中止になった。この状況を受けてさまざまな支援の取り組みが進行中だが、それにいち早く反応したひとりが、俳優・映画監督・モノクロ写真家などマルチに活躍する齊藤工だ。テレワークを余儀なくされた状況を逆手にとったプロジェクト『TOKYO TELEWORK FILM』制作を発表、その第一弾を4月29日から5月1日までの3日間プレオープンし話題となったオンライン映画館「STAY HOME MINI-THEATER powered by mu-mo LIVE THEATER」でプレミア上映するという素早いアクションを起こしている。今回そのオンライン映画館の企画を手がけるSPOTTED PRODUCTIONS・直井卓俊代表とともに、齊藤監督が現在の思いを語った。
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【徳井健太の菩薩目線】第61回 “ZOOM昼顔”“ZOOM離婚”……コロナは“精神的浮気”も拡大させる
“サイコ”の異名を持つ平成ノブシコブシ・徳井健太が、世の中のあらゆる事象を生温かい目で見通す連載企画「徳井健太の菩薩目線」。第61回目は、外出自粛にともなうイエナカの生活変化について、独自の梵鐘を鳴らす――。
安倍首相がアベノマスクに “勝手にコラボ”動画で大顰蹙なら麻生財務相は安定の失言【ニュースで見る新型コロナウイルス】
“アベノマスク”を生産して郵送するために466億円の費用が掛かっていたことが分かり、大顰蹙の中、安倍晋三首相は今度は星野源が演奏する楽曲「うちで踊ろう」の動画に自らが自宅でくつろぐ動画を合わせて投稿しネット上で大炎上。その行為はもちろん、これをやったら炎上するということをアドバイスする側近がいなかったことにも驚きの声があがる。緊急事態宣言の対象区域が全国に拡大し、大幅減収となった世帯に30万円の給付の予定が公明党に政権離脱をちらつかされ一律10万円の給付に大どんでん返し。そしてこの10万円について、麻生財務相が安定の失言――。そんな4月中旬の新型コロナウイルスに関するニュースを追う。
都知事、出口戦略に慎重姿勢。「全てクリアされたような雰囲気漂う」
東京都の小池百合子都知事は8日、都庁で記者会見を開き、緊急事態措置解除の出口戦略に対して、慎重な姿勢を示した。
小池知事は冒頭、長年の友人であったという外交評論家・岡本行夫氏の死去に触れ、「コロナウイルスがいかに身近なものであって、命に関わる問題であるということを知らしめるものであった」と語り、「大型連休明けから交通量が増えていますが、緊急事態宣言が延長されているという意識を持ってほしい」と、改めて都民に外出自粛を呼びかけた。
また、今後の緊急事態措置解除に向けた出口戦略については、慎重な姿勢を示した。「皆さん、経済・生活のことで心配や不安はあると思う」と理解を示した上で、「ワクチンや薬が、まだこれが最高に効くというものが出ていない。一方で、東京では感染者が引き続き出ている。出口、出口というと、もう全てクリアされたような雰囲気が漂う。私は“出口戦略”という言葉は、あまり使わない」と考えを示した。
その上で、「この先いくつかのフェーズがあるので、それに対するロードマップは示したい。都民の皆さんが、あとどれくらい頑張ればいいのかということが分かるように工夫をしていきたい」とし、感染状況の全体像が分かるよう、7日間平均のデータ活用などを進めているとした。出口戦略の発表時期については、言及はなかった。
都、生活困窮の学生へアルバイト提供。協力金の申請手続きなど1日190人規模
都は8日、緊急事態措置によるアルバイト先の休業などで、生活に困窮する学生に対し、新たにアルバイトの機会を提供する支援策を発表した。
6万件に上る感染拡大防止協力金の申請手続きの作業や、都立高校でのオンライン教育における事務作業補助など、1日に190人規模で採用を行う。また、内定取り消しの学生に対しては、当初20人だった都の非常勤職員の採用枠を、今後最大100人程度に拡大する考えを示した。
アベノマスクにみんなが驚き、緊急事態宣言にはみんなが納得【ニュースで見る新型コロナウイルス】
毎年4月1日にはSNS上でなんとも微妙なウソが飛び交うのだが、今年は時節柄か例年のようなウソを発する人はさほどおらず…。そんななか突如発表された安倍首相の全世帯に布マスクを2枚ずつ配布するというプランは以降「アベノマスク」と呼ばれるようになり、コロナ終息後には笑い話として流行語大賞にノミネートされるくらいの衝撃を持って受け止められた。それに比べたら緊急事態宣言はわりとあっさり受け止める人は多かったのでは!? そんな4月上旬の新型コロナウイルスに関するニュースを追う。
志村けんさんが感染発表の5日後に死去。東京五輪延期のニュースも吹っ飛ぶ【ニュースで見る新型コロナウイルス】
とうとう東京オリンピックの延期が決まったのがこの時期。延期に関する観測気球が上がることもしばしばだったので、驚きというよりも「やっぱりな」という感じで受け止められた。それよりもショッキングだったのがコメディアンの志村けんさんの感染と死。感染が発表されたのが25日で、その5日後の30日に死去という衝撃の展開にこれまで何か他人事ととらえていた人にも一気に新型コロナウイルスが身近なものになった。今回はそんな3月下旬の新型コロナウイルスに関するニュースを追う。
春の選抜の中止に「無観客ならいいんじゃない?」の声しきり【ニュースで見る新型コロナウイルス】
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない日本。今から考えると中国の習近平国家主席の訪日や東京オリンピック・パラリンピックに配慮するあまり、すべての施策が1テンポも2テンポも遅れていたことが分かる。そのせいで国内のスポーツ界にもさまざまな影響が出始めたのがこの時期。今回は3月中旬の新型コロナウイルスに関するニュースを追う。
PCR検査が公的医療保険の適用対象になるが検査数はなぜか伸びず…【ニュースで見る新型コロナウイルス】
日本国内の感染者が1000人を超え、安倍首相が「緊急事態宣言」に初めて言及。休業を要請した中小企業への支援策が打ち出されるがいまいちピントがずれていて、物議をかもす場面も見られるようになる。スポーツ界に目を移すとプロ野球とJリーグという2大メジャー競技がそれぞれ開幕の延期とリーグの中断の継続を決定。他のスポーツにも大きな影響を及ぼすことになる。今回は3月上旬の新型コロナウイルスに関するニュースを追う。
m-flo、SKY-HIら出演の自宅音楽フェス「BLOCK.FESTIVAL」5日開催
m-floの☆Taku Takahashiが主宰する音楽メディア「block.fm」によるオンライン音楽フェス「BLOCK.FESTIVAL(ブロック フェスティバル)」がきょう5日、14時からスタートする。
安倍総理「責任を痛感している」。緊急事態宣言延長を正式表明
安倍総理大臣は4日、記者会見を開き、緊急事態宣言を5月31日まで延長すると正式発表した。
政府は4日、政府対策本部会合を開き、全都道府県を対象に発令した緊急事態宣言を5月31日まで延長すると決定。対象地域は、全都道府県のままとした。緊急事態宣言は、4月7日、東京都を含む7都府県に発令され、16日には対象地域を全国に拡大。期間は当初、大型連休が開ける5月6日までとしていた。
当初の予定より25日間の延長になったことについて安倍総理は「責任を痛感している」とした上で、「5月は収束のための1ヶ月。次なるステップに向けた準備期間」だとした。今後は5月14日を目処に専門家会議を開き、宣言の解除の可否を検討する考えを示したほか、新型コロナウイルス感染防止を前提とした「新しい生活様式」の下、感染が抑制されている地域では、商店やレストランの営業、文化施設の開館、小規模イベントの実施などを認める意向を示した。