政府が7都府県に向けて発令した「緊急事態宣言」を受け、東京都や神奈川県などでは11日から施設や事業者を対象とする休業要請が開始された。そんな中、ドワンゴが運営する動画サービス「niconico」内の「ニコニコ生放送」にて11〜15日、奈良県・東大寺をはじめとした日本の神社仏閣から法要・神事のネット生中継が行われる。
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隅田川花火大会、中止を決定。五輪延期にコロナ感染で大会主催者ら苦境
隅田川花火実行委員会は10日、7月11日に開催予定だった「第43回隅田川花火大会」を中止すると発表。延期での開催もないとした。
新型コロナウイルス感染拡大を受け、実行委員会は開催の可否について関係機関と協議。「感染症拡大防止および地元の皆様や来場されるお客様の健康と安全確保を第一として、中止を決定いたしました」と説明した。来年の日程については、現在調整中だという。
花火大会の開催を巡っては、当初、7月から8月にかけて東京五輪開催が控えていたため、警備員を確保できず、主催者らは時期を前後にずらす対応を強いられていた。しかし、新型コロナウイルス感染収束の目処が見えない中、延期や前倒しから、中止という苦渋の決断を迫られる花火大会が相次いでいる。
5月に開催を早めた足立区の「第42回足立の花火」は開催史上、初の中止を決定。板橋区の「TOKYOいたばし花火フェスティバル2020」もすでに中止を発表している。また、千葉県市川市と合同で行う「第45回江戸川区花火大会」は、毎年8月開催を5月へ前倒しした後、感染拡大を受け、10月24日へと再変更。五輪延期や感染症という異例の事態に、大会主催者らは翻弄されている。
東京都、休業要請の対象施設を発表。百貨店は食品売り場のみ営業可
東京都の小池百合子都知事は10日、都庁で記者会見を開き、都の緊急事態措置として、休業要請の対象となる施設を発表した。
休業要請の対象となるは、6つのカテゴリー。キャバレー、ナイトクラブ、インターネットカフェなどの「遊興施設」、大学や専門学校、自動車教習所などの「大学・学習塾」、スポーツクラブ、パチンコ店、ゲームセンターなどの「運動・遊戯施設」、映画館など「劇場」、展示場、博物館、図書館など「集会・展示施設」、生活必需品の小売関係以外の店舗を運営する「商業施設」とした。ただし、床面積の合計が100㎡以下の小規模教室や店舗については、特措法の対象外となり、適切な感染防止策を施した上での営業とした。なお、要請に応じた休業の事業者には、協力金が1事業所50万円、複数店舗は100万円支払われる予定。
一方、社会生活に必要な施設として営業を認める施設としては、病院、薬局、百貨店、ホームセンター、スーパーマーケット、居酒屋を含む飲食店、喫茶店、ホテル、銀行、証券取引所、銭湯や質店、理美容店などを挙げた。
対象に含まれるかどうかが焦点になっていた百貨店やホームセンターついては、営業を認めたものの、食品フロアなど生活必需品売り場に留めるよう要請する方針で、「6つのカテゴリー条件に、私どもの思いは込もっていると思う」とした。
小池知事は「東京都は、感染者数が突出している。都民の命や健康、逼迫した医療現場を守るため、何としても、人との接触の8割抑制を守らなければならない。皆さんのご協力をお願い申し上げます」と、休業要請に理解を求めた。緊急事態措置に基づく休業要請は、11日午前0時から実施する。
珠玉のオペラを無料配信! 「巣ごもりシアター」
長期に渡り自宅待機などを余儀なくされている人や、舞台芸術を愛する人へ向け、新国立劇場(渋谷区)が、無料で過去の公演記録映像をストリーミング配信するサービス「巣ごもりシアター」を実施中。
現在、新国立劇場は、新型コロナウイルス感染症対策における緊急事態宣言を受け5月10日までの主催公演をすべて中止。そんな状況の中でも、より多くの人にオペラを楽しんでほしいとの思いから、新国立劇場オペラパレスの公演記録映像を無料公開している。
まずはオペラ公演から、大野和士オペラ芸術監督の第1シーズンより『魔笛』と『トゥーランドット』、そして今シーズンの開幕公演『エウゲニ・オネーギン』の3作品を、1週間ごとに配信。『魔笛』は大野氏の就任第一作として上演されたモーツァルト不朽の名作。現代アートの巨匠ウィリアム・ケントリッジによる素描とアニメーションを用いた美しい舞台も注目を集めた。夜の女王が歌う2つの圧倒的な超絶技巧アリアをはじめ名曲あふれる、オペラ初心者にもおすすめの作品。
『トゥーランドット』は国際的なオペラプロジェクト「オペラ夏の祭典2019-20」第一弾として昨年7月に上演されたプッチーニの傑作オペラ。スペインの鬼才アレックス・オリエが手掛けた、大胆な解釈による演出も話題を呼んだ。有名なアリア「誰も寝てはならぬ」や壮大な合唱など見どころ、聞きどころたっぷりの作品。
『エウゲニ・オネーギン』は男女の愛のすれ違いを描いたロシア・オペラの代表作。モスクワ・ヘリコン・オペラの芸術監督であるドミトリー・ベルトマンが演出を手掛け、指揮者と各キャストにもロシア・オペラのスペシャリストたちが集結し大好評を得た作品。
今後、追加配信についても計画中とのこと。
「『会う』という最強のコンテンツ」【SOD女子社員・負け犬女の働き方改革】#8
この記事で取り上げるまでもなく、新型コロナウィルスの感染拡大は皆様もよくご存じのことで、2月から各種イベントの延期、中止が決まり始め、3月末にはデパートなどで臨時休業が始まった。
この記事を書いている現時点で、収束の見通しは立っていない。
アダルト業界もご多分に漏れず、女優さんの握手会が中止になったり、一部のメーカーでは撮影自体をストップしているという話も聞く。
弊社の場合は、秋葉原の「女子社員酒場」、新中野の「Syain Bar」が臨時休業になっている。
(上記の店舗については、TOKYO HEADLINE内の記事が非常にわかりやすいので見ていただくとして…飲食店の中でもお客様とキャストの距離が近い店舗である。)
GIRL’S CHではもともと3月6日にイベントの開催を予定していた。
それが3月頭の時点で29日に延期となり、結局は中止になってしまった。
私たちにとって、この日のイベントは特別だった。
それは、2018年から毎月続けてきたイベントが、これで一旦終了する予定だったからだ。
GIRL’S CHでは、2018年からイベントに力を入れ始めた。
それまではサイトでの動画配信・販売がメインだったが、動画を見ること以外のお客様の潜在的な需要を探る目的で、イベントを開催しようということになったのだ。
2018年2月に、サイト上での人気動画企画である「男優と男優」の収録にお客様を招くという形で始めて、その後は新作の上映イベントや、撮影で使った衣装や小物の販売イベント、ラブメンと一緒に食事をしながらテーブルゲームを楽しむイベントなど様々なイベントを開催した。
特に私たちが手ごたえを感じたのは、すごろくイベントだった。
当時リアル脱出ゲームが流行っており、そこに着想を得て、実際にお客様に作品の世界観を体験してもらおうというコンセプトだ。
会場の床に大きく印刷したマスを貼り付けて、サイコロを振って出た目の数進み、止まったマスに書かれている指示を出演者と実行してもらう。
作品のストーリーに沿って、とは言っているが、もともとの作品に謎解きがあるわけではないので、作品に出てくるシチュエーションをできる範囲で再現してもらったり、出演者にお客様ただ一人に向かって決め台詞を言ってもらったりする。
また、作品には実際ないが、「このキャラクターとこんなシチュエーションでイチャイチャしたら楽しそう」というような内容を、イベント限定で二次創作的に用意することもあった。
なぜすごろくイベントが支持されているかというと、やはりキャストとの距離の近さだと思う。
イベントに来るお客様の多くが、作品の出演者(ラブメンやAV男優)のファンである。
一対多数のイベントの場合、直接話したり触れ合う時間はごくわずかだが、すごろくイベントの場合、30分間一緒にゲームができる。ご案内するお客様も少人数なので、自分の番がまわってこないということはない。
しかも、マスに書かれた指示はお客様と出演者が一対一で実行するので、普段のイベントよりも簡単に親密になれるのだ。
私はこれらのイベントを通して、お客様の喜ぶ顔を見て、好きな人に「会う」ということが、お客様にとっていかに特別な時間であるかということを、毎回実感させられた。
だからこそ、最後のイベントは、諦めたくなかった、できれば開催したかったのだ。
結局は、そのイベントで販売する予定だった衣装や小道具はサイト上で通販し、トークショーはツイキャスとインスタライブでの生配信とすることにした。
イベントが中止になったのは、誰のせいでもない。
誰かの判断が間違っていたとか、会社の方針が間違っているとか、そんなことは全くないと思う。しいて言えば、コロナウィルスのせいだが、ウィルスに文句を言っても仕方がない。
我々も、なんとかしてお客様にイベントをお届けしたかった。
ライブ配信をしたり、出演作品をセールして手に取りやすくしたり、手を打ってみるものの、結局は「会えない」という事実は変わらない。
オンラインで新しい企画がたくさん生み出され、新しい楽しみになっている。
しかし、直接「会う」ということは、他の何にも代替がきかないことだということを痛感した。
会ってしかわからないことはたくさんある。
例えば背の高さとか、使っている香水とか。
画面越しでは、相手の目を見て話すことができない。
相手の体温を感じることができない。
会わなければわからないことはたくさんある。
なくなってようやく気付いた。
イベントで「会う」ということがこれほどまで重要だったとは。
会いたい人に自由に会えない今だからこそ、「会う」ということが、何よりも最強のコンテンツだということを再認識した。
もちろん、イベントにいらっしゃるお客様は、ほんの一部だ。
遠方でなかなかイベントには参加しづらいという方もいれば、イベントに参加する勇気が出ないという方もいらっしゃったと思う。
また、動画は見るがわざわざイベントに行くほどにはファンではない、という方もたくさんいらっしゃると思う。
それらすべてをひっくるめて、大勢の人たちに支えられて、サイトは成り立っているということも承知している。
イベントがなくなったことで、GIRL’S CHのサイトまでなくなるということではない。
オンラインでいくらでもつながることはできる。
それでも、と思う。
今までイベントにお越しくださった皆様、本当にありがとうございました。
皆様から、好きな人に「会う」ための力の強さ、尊さを感じました。
またいつか、別の機会にイベントがあった際に、再会できることを祈っています。
また、そのときは、はじめましての方にもお会いできますように。
GENERATIONS佐野玲於のダンス動画に20万のいいね「こんな時だからこそこういった方法でも楽しんで」
GENERATIONS from EXILE TRIBEの佐野玲於が8日、Instagramで公開したダンス動画が注目を集めている。GENERATIONSの楽曲「空」で踊っているもので、公開からわずか数時間で20万件以上の「いいね!」を集め、再生回数も26万回を超えている。
安倍総理、緊急事態宣言を発令。「人との接触、最低でも7割控えて」
安倍総理大臣は7日、東京、埼玉、千葉、神奈川、大阪、兵庫、福岡の7つの都府県に対し、「緊急事態宣言」を発令。感染症による国内初の宣言に踏み切った。
政府は7日、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく初の「緊急事態宣言」を発令。期間は大型連休が開ける5月6日までで、8日午前0時より効力が発生する。宣言により、対象地域の知事は、外出自粛要請や、学校の休校、施設や店舗、イベントなどに対し、営業や実施の制限などを要請・指示できるようになる。
発令後行われた記者会見で、安倍総理大臣は「都市部を中心に感染者が拡大しており、医療現場は危機的な状況。医療提供体制が逼迫している地域では、この時点で、もはや時間の猶予がないとの結論に至りました」と、国民に説明。このまま感染拡大が続けば、2週間後には1万人、1ヶ月後には8万人超の感染者が発生するとし、感染拡大防止のため、人との接触を最低でも7−8割削減するよう、外出自粛や、在宅勤務、時差出勤を呼びかけたほか、地方への移動は厳に控えるよう呼びかけた。
対象となった東京都では、6日、小池百合子知事が、緊急事態宣言後に都が実施する「緊急事態措置」について、都民や事業者への要請内容を事前に公表。都民に対して、徹底した外出自粛を呼びかけたほか、事業者に対しては、施設の特性に応じて、営業や施設使用・イベント制限を要請するとした。
東京都、休業要請する施設名を公表へ。緊急事態宣言を明日に控え
東京都の小池百合子知事は6日、都庁で臨時の記者会見を開き、安倍総理大臣が明日にも緊急事態宣言を発令するとの表明を受け、都民や事業者への要請内容を説明した。
安倍総理大臣は6日、明日にも東京、埼玉、千葉、神奈川、大阪、兵庫、福岡の7つの都府県に対し、1カ月程度の期間で緊急事態宣言を発令すると表明。対象になった東京都では、6日、対策本部会議を開き、緊急事態措置を協議。その後、小池都知事が臨時の記者会見で都民や事業者への要請内容を説明した。
会見では、都民に向けて、徹底した外出自粛を要請。止むを得ず外出する際には、人と人との間隔を約2m以上とるよう呼びかけた。ただし、海外で行われているロックダウン(都市封鎖)ではないと改めて強調。医療機関への通院や食料の買い出し、職場への出勤などの制限はないとし、交通機関の運休もないとした。
施設・イベントの主催者に対しては、施設使用・イベント制限を要請する。使用制限・休業対象となる施設は、娯楽施設や商業施設等の「基本的に休業を要請する施設」、学校や社会福祉施設等の「施設の種別によって要請する施設」、医療施設や金融機関等の「社会生活を維持するために必要な施設」の3類型に分け、特性に応じて要請するという。具体的な対象施設名・種類は、現在国と調整中で、緊急事態宣言の発令に合わせ公開する見通し。懲罰等はないとした。また、休業・営業時間短縮等に協力の事業者・店舗に対しては、「感染拡大防止協力金」を検討中だという。
新型コロナで「医療的緊急事態宣言」東京都医師会、国に先駆け
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府が7日に「緊急事態宣言」を発出することを表明した。これに先立って公益社団法人東京都医師会は6日、千代田区の東京都医師会館にて緊急記者会見を行い、「医療的緊急事態宣言」を発出した。
東京“週末ロックダウン”。拡大する感染に対し東京都の権限は? 都の担当者に聞く
小池百合子東京都知事が先月25日の会見で行った、新型コロナウイルス感染症対策における自粛要請を受けて都内では、さまざまな活動が自粛。とくに土日は、多くの映画館や商業施設も休業するなど、いま東京は“週末ロックダウン”とでもいった状況にある。
とはいえ、あくまで「要請」であって「禁止」令ではない。なぜ海外のような明確なロックダウンではないのか。今後、食料品店やコンビニなども休業する可能性があるのかなど、東京都の担当者に話を聞いた。
― 都は、週末も不要不急の外出をしないよう要請を出しました。これを「週末だけのロックダウン」ととらえた人もいるようですが…。
「知事は、平日はお仕事などをされている方も出来る限り自宅で行い、夜間や週末における不要不急の外出を控えていただくことを都民の皆さんに繰り返し要請しています。4月2日には、これまでで最多となる97名の感染者が都内で新たに確認されました。都内の感染拡大は歯止めがかかっていません。知事は、この状況を“感染爆発重大局面”と表現していますが、現在の都内の状況は、まさに“感染爆発”を抑止する瀬戸際にあると言えます」
― 余暇など不要不急の外出が多い休日や夜間に向け、とくに注意喚起をしているわけですね。実際に、夜間営業の飲食店で感染したケースも報告されています。
「外出時は、他人との接触や交流が避けることが難しく、感染リスクを確実に高めます。特に、喚起の悪い密閉空間、多くの人が密集する場所、近距離での密接した会話のいわゆる“3つの密”を避けていただくことが重要です。都民の皆さん一人ひとりが、不要不急の外出を控えていただくことが、感染症拡大を抑止する上で、きわめて重要な対策の一つとなりますので、是非ご協力いただきたいと考えています」
― 海外では外出禁止令を出しているところもあります。都では、都知事が外出自粛等の要請を行っていますが、「外出禁止」ではなく、「自粛要請」にとどまる理由は。
「新型コロナウイルス感染症に関して、都道府県知事が講じることができる措置は、主に新型インフルエンザ等対策特別措置法(特措法)で定められています。現在の特措法では、都民の皆さん個人に対しては、みだりに外出をしないことなどの必要な協力を要請することまでしかできず、海外の事例のように、外出禁止令を出すなど、強制的に都民の行動を制限することはできません」
― 最初に外出自粛要請が伝えられた日、都内では多くのスーパーで買いだめによる品薄が起きました。都では都内のイベント自粛やライブなどの休みを要請していますが、一方で、食料品店やコンビニなどに対して、何か都から要請はしているのでしょうか。
「緊急事態が宣言された場合への不安などから、一部で過剰な購買行動が見られ、地域によっては、スーパーの店頭などで品薄状態が発生しました。マスクや消毒液など一部の衛生用品は、いまだに品不足状態が続いていますが、食料品などの生活必需品の供給は、通常通り行われていると聞いています。過剰な買いだめにより生活必需品の品不足が発生すると、今すぐにそれを必要とする方々に行き渡らないことになりますので、必要以上の買いだめは控えていただくようお願いします。
なお、食料品店やコンビニ、物流などは、都民生活を維持する上で必要不可欠なサービスですので、感染防止のための衛生管理等を実施していただいた上で、営業を継続していただきたいと考えています」
STOP新型コロナ!東京都医師会「ここから2週間が本当に勝負」
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。東京都では3日、新たな感染者数を89人と発表、感染経路が分かっていない人は55人、都内で感染が確認されたのは3日現在であわせて773人となった。今週末も不要不急の外出自粛が呼びかけられる中、改めて新型コロナウイルス対策について、公益社団法人東京都医師会副会長の角田徹さんに話を聞いた。