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王者・新美「どんな手を使ってでも勝ちにいく」、挑戦者・岡嶋「気持ちは絶対に折れない。自分なら勝てる」【Krush.126】

2021.06.24 Vol.Web Original

新美が2度目の防衛戦&リベンジマッチ

「Krush.126」(6月25日、東京・後楽園ホール)の前日計量が6月24日、東京都内で開催された。メインイベントのKrushフェザー級タイトルマッチで対戦する王者・新美貴士(名古屋JKファクトリー)と挑戦者の岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)はともに1回で規定体重をクリアした。

 2人は昨年7月に対戦し、岡嶋が判定勝ちを収めている。新美はこの敗戦後、ファイトスタイルをチェンジ。ノンストップでパンチとキックを繰り出すそのスタイルで昨年9月からスタートした「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」を制した。今年2月には斗麗を相手に初防衛を果たし、今回が早くも2度目の防衛戦となる。

 岡嶋は新美に勝利後、同じくトーナメントに出場し、1回戦で林京平にKO勝ちを収めプロデビューから5連勝を飾るも、準決勝ではトーナメント決勝で新美と延長にもつれ込む接戦を演じた森坂陸にKO負け。今回は新美戦の勝利が評価され、再起戦にして初のタイトル挑戦となる。

王者・新美貴士がリベンジ&2度目の防衛をかけて岡嶋形徒と激突【Krush.126】

2021.05.13 Vol.Web Original

昨年7月の対戦では岡嶋が勝利

「Krush.126」(6月25日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が5月12日、東京都内で開催された。

 今大会では新美貴士(名古屋JKファクトリー)vs岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)のKrushフェザー級タイトルマッチが実現。王者の新美にとっては2度目の防衛戦。

 新美は昨年開催された第5代Krushフェザー級王座決定トーナメントに出場。見事に勝ち抜きチャンピオンになると、今年の2.27「Krush.122」で以前敗れている斗麗と初防衛戦を行い、これを返り討ちにして勝利。今回の岡嶋にも昨年の7.11「Krush.114」で敗れており、2戦連続でのリベンジマッチでの防衛戦となる。

 会見に出席した新美は「負けた相手にはやり返さないといけないんで、それも含めて凄く試合が楽しみになっています」と、早くも訪れたリベンジの機会にモチベーションが上がっている様子。岡嶋のことを「結構アグレッシブでパワーがある選手だなと思いました」と評したが、初防衛戦の時に比べて試合スパンが空いたことで「ちょっとだけ体作りだったり、そういう期間があったので、前回よりはかなりいい感じに仕上がっていると思っています」と余裕もできたようだ。トーナメントを勝ち抜いてチャンピオンになったことで自信が増しているようで「誰が相手でも圧倒的にボコボコにして勝つだけなんで、6月25日は圧倒的に絶対に勝ちます」と、圧倒的な力による防衛を誓った。

 一方、デビュー以来5連勝を続けていた岡嶋は、新美が王者になった「Krushフェザー級王座決定トーナメント」の準決勝で森坂陸に敗北し、連勝もストップ。今回が再起を懸けた約7カ月ぶりの試合となるが、過去に新美に勝利したという実績が認められてタイトルマッチのチャンスをつかんだ。「もしかしたらワンチャンあるかなと思ってて来たんで“よっしゃー!”という感じです」と、タイトルマッチのオファーが来た時の心境を語った。新美に関しては「前に戦った時は結構接戦でなんとか勝ったっていう感じだったんで。でも、新美選手は今はもっと強くなっていると思うんで、凄い楽しみです」と印象を語るも「ガーッと来てくれるんで、そっちのほうが僕もやりやすい」とその攻略には自信たっぷり。「フェザー級にもたくさん強い人はいますけど、結局俺が一番強いんで応援よろしくお願いします」と、最後まで自信をみなぎらせていた。

 この日は合わせて8つのカードが発表された。

新美貴士が強敵・斗麗からダウンを奪っての判定勝ちで初防衛に成功【Krush.122】

2021.02.28 Vol.Web Original

いきなり最強の挑戦者を迎撃

「Krush.122」(2月27日、東京・後楽園ホール)のメインで行われた「Krushフェザー級タイトルマッチ」で王者・新美貴士(名古屋JKファクトリー)が斗麗(WIZARDキックボクシングジム)を相手に初防衛戦に臨み、2-0の判定で勝利を収めた。

 新美は昨年9月と11月の2大会に渡って行われた「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」で優勝し、王座を獲得した。斗麗は当初、このトーナメントに名を連ねていたが、右手首の病気で欠場。12月の復帰戦で稲津航大を1RKOで破り、一夜明け会見でタイトルへの挑戦をアピールしていた。

 2人は昨年8月のK-1大阪大会で対戦し、その時は斗麗が判定勝ちを収めており、新美にとっては防衛戦ではあるが、同時にリベンジマッチ。斗麗はトーナメントでは優勝候補の一角と目されていたことから、最強の挑戦者ともいえる存在だ。

フェザー級新王者・新美貴士の初防衛戦は斗麗へのリベンジマッチ【Krush.122】

2020.12.22 Vol.Web Original

初防衛戦でいきなり難敵と対戦

「Krush.122」(2021年2月27日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が12月22日、都内で開催された。

 9月と11月の2大会に渡って行われた「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」で優勝し、第5代王者となった新美貴士(名古屋JKファクトリー)が初防衛戦で斗麗(WIZARDキックボクシングジム)と対戦する。

 斗麗は当初、同トーナメントに参戦予定だったが、右手首の病気で欠場。12月大会で復帰戦に臨み、稲津航大を1RKOで破り復活。一夜明け会見でタイトルへの挑戦をアピールしていた。

 2人は昨年8月のK-1大阪大会で対戦し、その時は斗麗が判定勝ちを収めている。

 この日の会見で斗麗は「僕が新美選手に勝ったのは過去の話。過酷なトーナメントを勝ち抜いた新美選手は以前よりも絶対に強くなっていると思う。でも僕も負けないくらい強くなっている。感謝と尊敬の気持ちを持ってぶっ潰しに行く。新美選手は打たれ強くて、スタミナもあって心が強い、すごくいいチャンピオン。だからこそ潰しがいがあると思っている」とトーナメントを勝ち抜いた新美の実力を警戒。

フェザー級新王者・新美貴士「寝るとそのまま帰らぬ人になりそうだった」と激闘を振り返る【Krush.119】

2020.11.28 Vol.Web Original

玖村、森坂を破り第5代王者に

「Krush.119」(11月27日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が11月28日、都内で開催され「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」で優勝し、王座に就いた新美貴士(名古屋JKファクトリー)が登壇した。

 新美は準決勝で玖村修平を、決勝で森坂陸とほとんど手を休めない打ち合いを展開。決勝は延長となったことから計7Rを戦い抜き、王座を獲得。この日はその激闘を物語るように顔のはれがひかないことからサングラスをかけたままでの会見となった。

 新美は「いろいろな人の支えのおかげで、このKrushのベルトを獲ることができた。ありがとうございます。2試合とも相手が強かった。試合前は2人とも1Rで倒してやろうという思いで倒しに行ったが、気持ちも強くてなかなか倒れてくれなかった。それでもこのベルトを絶対に獲りたくてずっとやってきたので、最後は執念でなんとか手数を出し続けることができた」などと試合を振り返った。また「今日は寝ていない。頭が痛くて、寝るとそのまま帰らぬ人になりそうだったので寝ずにいました(笑)」とも語った。

新美貴士が玖村修平、森坂陸を倒しフェザー級王座獲得【Krush.119】

2020.11.28 Vol.Web Original

第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント

「Krush.119」(11月27日、東京・後楽園ホール)で行われた「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」で新美貴士(名古屋JKファクトリー)が決勝で森坂陸(エスジム)を破り、第5代王座に就いた。

 新美は2018年8月のKrush名古屋大会からK-1ジャパングループに参戦。名古屋を拠点としていることもあり、K-1にも大阪と名古屋の大会に出場。そのなかで着実に実績を重ね、今回のトーナメントへの参加を果たした。

 9月に行われた1回戦は対戦相手の知良が脱水症状で計量に不参加となったため不戦勝となっていた。

玖村「3人とのレベルの違い見せる」、森坂「これまでにないチャンピオンになる」【Krush.119】

2020.11.26 Vol.Web Original

第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント

「Krush.119」(11月27日、東京・後楽園ホール)の前日計量と会見が11月26日、都内で開催された。「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」に出場する岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)、森坂陸(エスジム)、玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス)、新美貴士(名古屋JKファクトリー)の4人は1回で規定体重をクリアした。

 その後に行われた会見では新美は「1回戦は不戦勝で試合を見せることはできなかったが、かなりレベルアップしていると思う」、玖村は「明日、2試合倒してチャンピオンになる練習はしてきた。準備は整っているので明日はやるだ、森坂は「今まで以上に練習してきて、最高の体に仕上げることができた。練習でできたことを出せれば絶対に優勝できると思っている。明日は俺がチャンピオンになります」、岡嶋は「明日は2試合しっかり勝ちます。そのためにまず準決勝、勝ちます」とそれぞれ挨拶。

フェザー級王座決定トーナメント出場の玖村修平「2試合ともKOで勝つ」とV宣言【Krush.119】

2020.11.19 Vol.Web Original

準決勝で新美貴士と対戦

「Krush.119」(11月27日、東京・後楽園ホール)に出場する玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス)が11月19日、都内にある所属ジムで公開練習を行った。

 玖村は「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」の準決勝第2試合で新美貴士(名古屋JKファクトリー)と対戦する。ワンデイトーナメントのため、勝てばメインイベントで決勝が行われる。

 玖村はこの日は弟の将史と2分間のマススパーリングを行った後に2分間のミット打ちを披露した。

 追い込みがあと1日あって「今一番きついところだが、それでもしっかり動けている。ベストなコンディションで調整できていると思う」と言いながらも強力なパンチを打ち込んだ。

 そして「ジムで一番レベルが高いのは将史。兄弟というよりはチャンピオンと常に練習をして、レベルを高めているという感じ。将史はスピードがあって、今まで対応できない部分があったが、最近は攻撃をもらわなくなったというか、結構対応できるようになった。これまでは終始、将史のペースだったが今は自分のペースで進められている。そこは成長していると思う」と将史を物差しに自らの実力アップに手ごたえを感じているよう。

網膜剥離乗り越えた玖村修平が1年ぶりの復帰戦でKO勝ち【Krush.117】

2020.09.27 Vol.Web Original

「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」1回戦開催

「Krush.117」(9月26日、東京・後楽園ホール)で「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」の1回戦が行われた。

 このトーナメントは昨年11月に行われた「K-1 WORLD GP第3代フェザー級王座決定トーナメント」で優勝し王座を獲得した江川優生が今年2月に王座を返上したことから行われるもの。

 その江川はトーナメントでは3連続1RKO勝ちと圧倒的な強さを見せ、今年2月の「K-1 AWRADS」でMVPに輝くなどフェザー級で圧倒的な存在となった。しかし今年3月の「K’FESTA.3」はケガで欠場、9月22日のK-1大阪大会で椿原龍矢に判定で敗れるなどK-1グループのフェザー級戦線は混迷の入り口に差し掛かっており、今回のトーナメントは注目度が一気に上がっている。

 1回戦第3試合では網膜剥離から復活した玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス)が秀樹(レンジャージム)にKO勝ち。復活の狼煙を挙げた。

 玖村は昨年6月に行われた「スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント」に出場したものの準決勝で武居由樹に敗戦。昨年11月に網膜剥離を発症し12月のKrushを欠場。長期欠場となり、今回が約1年ぶりの復帰戦でフェザー級に階級を上げての初戦となるのだが、前日会見ではKrushエヴァンジェリストの石川直生氏に優勝候補に挙げられた。

 対する秀樹は34歳でプロデビューを果たし、K-1ジャパングループには昨年6月から参戦する遅咲きのファイター。

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