2021年のバレンタイン商戦がスタートした。中央区の「松屋銀座」では、2月3日から8階イベントスクエアにて「ギンザ バレンタインワールド」を開催、会場オープンに先駆けて現在「松屋オンラインストア」にてバレンタインECを展開中だ。今年は『旅するバレンタイン』をテーマに、日本各地の素材を使ったオリジナルチョコや自宅で楽しむ「DIYチョコ」、一流ホテルやハイブランドのチョコレートが勢揃い。先行して行われたメディア向けお披露目会から、今年のバレンタインの動向を探る。
「松屋銀座」バイヤーの牧野賢太郎さんによると「昨年のバレンタインフェアでは会場にお越しいただき、お客様自身に会場で楽しんでいただくというコンセプトでやっておりました。今回、このコロナ禍においてはおうちで楽しんでいただくことにシフトして、そういった内容のチョコレートをご用意させていただきました」という。
「特長としては今回インターネット販売を強化し、1月4日からバレンタインECを実施しております。昨年までインターネット販売は行なっていなかったのですが、その需要を取り込むためにインターネットでしか買えない商品のご用意のほか、販売の分散化にも力を入れています。
2つ目のポイントは、日本のショコラティエの方に、日本各地の食材を使ったチョコレートを作っていただきました。それから、『おうちで楽しむバレンタイン』ということでラグジュアリーなチョコレート、ハイブランドや一流ホテルの贅沢なチョコレートを導入しました。3つ目は、おうちでチョコレートを作りましょうという提案で、『DIYチョコ』と題してチョコレートキットを販売させていただきます」