飯田橋の名画座「ギンレイホール」は5日、11月27日をもって閉館することを発表した。銀鈴会館ビルの老朽化にともなって建て替え工事が決まったためで、ギンレイホールは立退移転し、映画興行は継続される予定。
ギンレイホールは1974年(昭和49年)に創業した。
飯田橋の名画座「ギンレイホール」は5日、11月27日をもって閉館することを発表した。銀鈴会館ビルの老朽化にともなって建て替え工事が決まったためで、ギンレイホールは立退移転し、映画興行は継続される予定。
ギンレイホールは1974年(昭和49年)に創業した。
松竹マルチプレックスシアターズは26日、有楽町マリオン9階に「丸の内ピカデリー1、2」をリニューアルオープンする。
エントランスはピカデリーブランドのイメージカラー「ピュアホワイト」とレッドカーペットをイメージした「赤」を基調に、新たなエンターテインメントの楽しみ方を提案する2つのシアターで構成。
「ピカデリー1」は座席数623席、1面300インチの可動式3面スクリーンを関東で初導入し、通常のスクリーンでは再現の難しい音楽ライブやミュージカルなどの舞台演劇、サッカーをはじめとするスポーツなどの会場全体を映し出すことが可能となった。
「ピカデリー2」は434席、スクリーン前に最大40人程度の登壇が可能な奥行約3m×横幅約15mの大型ステージを設置。大人数での舞台挨拶はもちろん、歌やダンスなどのライブパフォーマンスやeスポーツなど、幅広いイベントに対応できる設備を完備している。
マリオン別館5階に2019年にオープンしたDolby Cinema専用のプレミアムシアター「ピカデリー ドルビーシネマ」と合わせ、次世代のエンターテインメントを発信する映画館として生まれ変わる。
オープニングラインアップは26日より『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』、12月3日より『ARIA The BENEDIZIONE』、17日より『マトリックス レザレクションズ』、30日より『99.9ー刑事専門弁護士ーTHE MOVIE』。オープン特別上映として、12月1日より『ハリー・ポッターと賢者の石』劇場公開20周年記念『ハリー・ポッター』シリーズおよび『ファンタスティック・ビースト』シリーズの一挙特別上映を開催する(いずれも通常スクリーンでの上映)。
有楽町マリオン新館内5階の丸の内ピカデリー(旧丸の内ピカデリー3)に、都内初となる「ドルビーシネマ」が導入。日本初のドルビーシネマ専用劇場である丸の内ピカデリーは、劇場に一歩足を踏み入れた瞬間からドルビーシネマの魅力に浸ることができる映画館となっている。
ドルビーシネマとは、最先端の映像技術「ドルビービジョン」と立体音響技術の「ドルビーアトモス」を採用、さらにインテリアカラーから空間デザイン、座席アレンジメントまでがシネマ体験に最適化された、まさに映画のためのシアター様式で、近年、世界各地で続々と導入施設が増えている。
4DX(フォーディーエックス)とは、韓国の会社が開発した体感型の上映システムです。上映中にシートが前後・上下左右に稼働したり、映画のシーンに合わせて風が吹いたり、嵐のシーンでは雨やフラッシュ、感動を盛り上げるシーンでは香りなどを体感することができる技術です。通常の映画では得られない演出を楽しめます。
4DXの映画を上映するためには、劇場に専用の技術装置を設置する必要があるため、4DXを観ることができる映画館は限られています。2018年12月時点で4DXが観られる東京都内の映画館は、5か所の映画館になります。4DXの映画を鑑賞する場合は、事前にインターネット予約しておくことをおすすめします。
4DXは「特殊効果」による演出があります。身長が100センチ未満の方や妊娠中の方、ご高齢の方、車酔いしやすい方、心臓等に障がいがある方などは利用できませんので、詳細については事前に劇場スタッフへ確認されることをおすすめします。また、上映中に水の出る演出は、スイッチでON・OFFの切り替え可能です。
MX4D(エムエックスフォーディー)とは、アメリカの会社が開発した体感型の上映システムです。MX4Dは、TOHOシネマズ独自のプロジェクトによって展開されているため、「TOHOシネマズだけのアトラクション上映システム」です。限定された劇場のみでMX4Dを体感することができます。
2018年12月時点でMX4Dが観られる東京都内の映画館は、4か所の映画館になります。MX4Dの映画を鑑賞する場合は、事前にインターネット予約をする必要があります。MX4Dの演出は、作品の内容や劇場によって特殊効果が異なる場合があります。演出についての詳細は、来場予定の劇場にお問い合わせください。
MX4Dは、身長100センチ未満の方や妊娠中の方、体調が優れない方、車いすをご利用の方、心臓などに障がいのある方、怪我をしている方、特別な疾患のある方、乗り物酔いしやすい方などは鑑賞できません。詳細については事前に劇場スタッフへ確認されることをおすすめします。
4DXとMX4Dの主な違いは、開発した会社の違い、座席移動や環境効果を体感できる種類の違いです。MX4Dは4DXよりもさらに上を行く体感を楽しめます。4DXは韓国の会社が開発し、上映に付随した10種類の演出であることに対し、MX4Dはアメリカの会社が開発し、上映に付随した11種類の演出システムです。
4DXやMX4Dは、映像や音声にあわせて特殊効果が連動し、五感を刺激しながら映画を楽しむアトラクション型の鑑賞スタイルです。
東京で4DXが楽しめる映画館1つ目は、「ユナイテッド・シネマ豊洲」です。東京都江東区豊洲の「アーバンドックららぽーと豊洲 3階」に映画館があります。全12スクリーンで洋画や邦画を楽しむことができます。館内には、海が見えるカフェバー、専用ラウンジが使えるプレミア・ペアシートなどがあります。
プレミア・ペアシートは、4DXのスクリーンを除く11スクリーンのすべてに用意されており、快適な環境で映画を楽しむことができます。4DXが導入されているのは、7番スクリーン(収容人数104人)です。4席連結で1シートになっています。
ユナイテッド・シネマ豊洲への行き方は、東京メトロ有楽町線「豊洲」駅2番出口より徒歩7分、ゆりかもめ線「豊洲」駅北口より徒歩7分です。
東京で4DXが楽しめる映画館2つ目は、「ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場」です。東京都港区台場の「アクアシティお台場」に映画館があります。全13スクリーンで話題の映画を楽しめる他、13番スクリーンには、3面マルチプロジェクション・映画上映システム「ScreenX」が導入されています。
4DXのスクリーンは、8番スクリーン(収容人数108人)に導入されています。アクアシティお台場への行き方は、ゆりかもめ「台場」駅より徒歩1分、りんかい線「東京テレポート」駅より徒歩6分です。
東京で4DXが楽しめる映画館3つ目は、「ユナイテッド・シネマとしまえん」です。東京都練馬区にある映画館は、全9スクリーンで映画を楽しめます。導入されている映画館が数少ないと言われている人気の「IMAXデジタルシアター」が導入されているのが特徴です。8番スクリーンで楽しむことができます。
4DXは、4番スクリーン(収容人数104人)に導入されています。ユナイテッド・シネマとしまえんに電車で行く場合は、西武池袋線・都営大江戸線 「豊島園」駅下車、車で行く場合は、トイザらス内駐車場(861台)を利用できます。駐車場利用の場合は、映画1本鑑賞で駐車サービス券3時間無料となります。
東京で4DXが楽しめる映画館4つ目は、「シネマサンシャイン平和島」です。東京都大田区平和島にあるアミューズメント施設「ビッグファン平和島 4階」に映画館があります。全7スクリーンのうち、4DXシアターは座席数128席です。4DX3D鑑賞のメガネは持ち帰り可能で次回鑑賞時持参で100円引きになります。
シネマサンシャイン平和島への行き方は、京浜急行「平和島」駅、または「大森海岸」駅より徒歩10分です。京浜急行平和島駅からは、ビッグファンへの送迎バスが出ています。
東京で4DXが楽しめる映画館5つ目は、「イオンシネマシアタス調布」です。東京都調布市小島町の「トリエ京王調布C館」に映画館があります。全11スクリーンのうち、6番スクリーンで4DXを楽しめます。座席数は128席です。イオンシネマシアタス調布への行き方は、京王線「調布」駅よりすぐです。
これまでご紹介した5か所の映画館で、4DX鑑賞にかかる料金は、4DX2Dが通常鑑賞料金にプラス1,000円、4DX3Dは、メガネ代金100円を含み通常鑑賞料金にプラス1,400円となります。イオンシネマ3D専用メガネを既にお持ちの場合は、3D専用メガネ代(100円)はかかりません。
次に、東京でMX4Dが楽しめる映画館をご紹介します。1つ目は、「TOHOシネマズ新宿」です。東京都新宿区歌舞伎町の「新宿東宝ビル 3階」に映画館があります。全12スクリーンの映画館は、2番スクリーン(座席数108席)でMX4Dの映画を上映しています。
2018年12月現在、TOHOシネマズの映画館で上映されているMX4Dの作品は「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」になります。
2018年12月14日全国公開予定の「ドラゴンボール超 ブロリー」は13日にTOHOシネマズ新宿で最速上映されます。TOHOシネマズ新宿への行き方は、JR「新宿」駅東口から徒歩5分、西武鉄道新宿線「西武新宿」駅から徒歩3分です。
東京でMX4Dが楽しめる映画館2つ目は、「TOHOシネマズ六本木ヒルズ」です。東京都港区六本木の「六本木ヒルズけやき坂コンプレックス内」に映画館があります。全9スクリーンの映画館は、8番スクリーン(座席数100席)でMX4Dの映画を上映しています。
TOHOシネマズ六本木ヒルズへの行き方は、東京メトロ日比谷線「六本木」駅 出口1C 徒歩3分、都営大江戸線「六本木」駅 出口3 徒歩6分です。
東京でMX4Dが楽しめる映画館3つ目は、「TOHOシネマズ西新井」です。東京都足立区西新井栄町一丁目の「アリオ西新井 4階」に映画館があります。全10スクリーンの映画館は、8番スクリーン(座席数80席)でMX4Dの映画を上映しています。
TOHOシネマズ西新井への行き方は、東武鉄道「西新井」駅より徒歩8分です。西新井駅までの所要時間は、東京メトロ 日比谷線「上野」駅より約17分です。
東京でMX4Dが楽しめる映画館4つ目は、「TOHOシネマズ府中」です。東京都府中市の「くるる 5階」に映画館があります。全9スクリーンの映画館は、6番スクリーン(座席数80席)でMX4Dの映画を上映しています。TOHOシネマズ府中への行き方は、京王線 「府中」駅南口より直結です。
MX4Dを鑑賞する場合の料金は、「TOHOシネマズ新宿」「TOHOシネマズ六本木ヒルズ」が通常鑑賞料金1,800円にプラス1,200円、「TOHOシネマズ西新井」「TOHOシネマズ府中」が通常鑑賞料金1,800円にプラス1,000円かかります。
2018年12月に4DXが楽しめる映画や東京の上映場所をご紹介します。1つ目は、「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」です。この作品は、ハリーポッターと同じ世界観を描いた映画です。ハリーポッターに出てくるハリー達が通うホグワーツ魔法魔術学校の名も映画に登場します。
「ハリポタ」と「ファンタビ」の世界観を4DXのスクリーンで楽しめる東京都内の映画館は、ご紹介した5つの映画館「ユナイテッド・シネマ豊洲」「ユナイテッド・シネマアクアシティお台場」「ユナイテッド・シネマとしまえん」「シネマサンシャイン平和島」「イオンシネマシアタス調布」で鑑賞することができます。
4DXが楽しめる映画や東京での上映場所2つ目は、12月14日公開予定のアニメ「ドラゴンボール 超ブロリー 」です。身長が100センチ未満の方は入場できませんのでご注意ください。
ドラゴンボール 超ブロリーを4DXのスクリーンで楽しめる東京都内の映画館は、ご紹介した5つの映画館「ユナイテッド・シネマ豊洲」「ユナイテッド・シネマアクアシティお台場」「ユナイテッド・シネマとしまえん」「シネマサンシャイン平和島」「イオンシネマシアタス調布」で鑑賞することができます。
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4DXが楽しめる映画や東京での上映場所3つ目は、12月21日公開作品で「ズートピア」の監督が贈るディズニーアニメーション「シュガー・ラッシュ:オンライン」です。日本語吹き替え版では、アナ雪でおなじみの松たか子さんや神田沙也加さんも声の出演をされています。
シュガー・ラッシュ:オンラインを4DXで上映予定の映画館は、「シネマサンシャイン平和島」「イオンシネマシアタス調布」です。
今回は、東京で4DXが観られる映画館や、4DXとMX4Dの違い、東京・新宿などで上映している映画館をご紹介しました。いかがでしたか?4DXとMX4Dの違いは、開発した会社の違いや演出効果の違いであることがわかりましたが、どちらの上映システムも魅力的でしたね。
観る映画から「体感する」映画への変化は技術の進歩を感じられますね。ぜひ、4DXを体感できる映画館で映画を楽しみましょう!
『溝口健二&増村保造映画祭 変貌する女たち』
溝口健二、増村保造という昭和を代表する巨匠の映画を、女優に焦点を当て42本を厳選、一挙上映する大レトロスペクティブ。師弟関係にもあった2人は、ともに徹底した美学を持って女性を描きつづけた巨匠として、国内外で多くの映画人にも影響を与えた存在。京マチ子、香川京子、田中絹代、若尾文子…昭和の映画黄金期を彩った女優たちの美をスクリーンで堪能するまたとない機会。
【期間】開催中?2017年1月26日【場所】角川シネマ新宿【URL】 http://cinemakadokawa.jp/mizoguchi-masumuraeigasai/
世界中のオペラファンを魅了するニューヨークのメトロポリタン歌劇場(MET=メト)で上演された最新オペラを、その上演からわずか数週間後に映画館で上映する『METライブビューイング』が今年もスタート。
人気の理由その①は「オペラ界最高峰の舞台を体感できる」こと。臨場感あふれる5.1chサラウンドの音響と高精細な映像が、まるで歌劇場の最前列でオペラを見ている気分にさせてくれる。
理由その②は「本場の劇場では見ることのできない」シーンが盛り込まれていること。幕間には、歌手のインタビューや、ステージ転換真っ最中の舞台裏の様子なども映し出す。もちろん、多彩なカメラワークにより演者の表情や衣装、舞台装置、オーケストラの面々などを近距離でじっくり見ることができるのも映像ならでは。
理由その③は、このスペシャルな“オペラ体験”を映画館価格で味わえること。何度も通いたい通はもちろん、オペラを見たことが無い人でも気軽にオペラの扉を叩くことができる。本年度も、人生で一度は見るべき名舞台揃いなので、お見逃しなく!
『METライブビューイング2014-15』
松竹配給/東劇・新宿ピカデリー他にて公開中 www.shochiku.co.jp/met/
【今後の上映スケジュール】『カルメン』 12月13~19日/『セヴィリャの理髪師』2015年1月24~30日/『ニュルンベルクのマイスタージンガー』2015年2月7~13日/『メリー・ウィドウ』2月21~27日/『ホフマン物語』3月7~13日/『イオランタ』『青ひげ公の城』2本立て 3月28日~4月3日/『湖上の美人』4月11~17日/『カヴァレリア・ルスティカーナ』『道化師』2本立て 5月23~29日