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「平成最後」の春の選抜で平成元年優勝の東邦が優勝

2019.04.04 Vol.717

「第91回選抜高校野球大会」の決勝が4月3日、兵庫県の甲子園球場で行われ、東邦(愛知)が6−0で習志野(千葉)を破り30年ぶり5度目の優勝を果たした。

 30年前というのは平成元年で、東邦は平成の最初と最後で王者となった。

 決勝は東邦のエースで3番を打つ石川の独壇場。初回に2点本塁打を放つと5回にも追撃の2点本塁打。投げては二塁を踏ませず97球で習志野打線を完封した。

 習志野は2回戦で勝利を収めた星稜との試合で「サイン盗み」疑惑をかけられ、意に反したところで注目を浴びることとなってしまった。しかしその後も粘り強い野球を見せ3試合連続で逆転勝ちと大会を盛り上げたが決勝では力尽き、石川の前に3安打に終わった。

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