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根本宗子作『今、出来る、精一杯。』開幕。伊藤万理華「23歳の私だからこそ伝えられること精一杯伝えたい」

2019.12.13 Vol.WEB Original

 劇作家で演出家、そして女優と幅広く活動する根本宗子が主宰を務める月刊「根本宗子」は今年2019年が旗揚げ10周年記念興行として代表作『今、出来る、精一杯。』を音楽劇にリメイク。12月13日から上演がスタートする。舞台公演を前にマスコミ向けゲネプロが都内で行われた。

黒田勇樹初監督作品がついに上演

2015.09.11 Vol.650

 本紙ウェブで『〈新〉黒田勇樹のハイパーメディア人生相談』連載中のハイパーメディアフリーターの黒田勇樹が初めて監督を務めた映画『恐怖!セミ男』『ロング・ロング・ロング・ホリデイ』『黒田勇樹殺人事件』の上映会が9月4〜8日に神宮前のシアターカプセルで行われた。

 映画は、現役俳優や若手映画監督による半年間のワークショップ「フリーアクト」の一環として撮られたもので、撮影開始は2013年7月。公開まで実に約2年の時間がかかったのだが、その理由は黒田曰く「今まで1億円とかかかる映画にしか出たことがなかった。10月に撮影して12月に公開みたいなことは当たり前。でも今回は脚本・演出・編集をほぼ一人でやらなければいけなかったし、編集に至ってはそもそもやったことがなかったので、一から勉強しながらの作業だった」とのこと。

 初日の4日には出演した春名風花、大場はるからが登壇してのトークイベントが行われ、多くのファンが駆けつけた。8日のトークイベントには『黒田勇樹殺人事件』で主役の刑事・力石役を務めた俳優のIKKANが登壇。「力石は上手い人にやってほしかった」という黒田がよく通う飲み屋のツテでIKKANに脚本を渡し、オファーをしたところ、ほぼ即決で出演が決まったこと。この縁がきっかけでIKKANが主宰するツラヌキ怪賊団への黒田の出演が決まり、俳優としての本格始動のきっかけとなったことなど、さまざまな裏話が披露された。

 監督業について黒田は「未定」としながらも「例えば、今日だってうっかりここに入ってきてしまった人でも面白いと思ってもらえるような作品を作っていきたい」と意欲的。

 また活発化している俳優としての活動についても、今年はこれまでに同世代の俳優たちと結成したサーティワンアイスクリーマーズら5本の舞台に出演。9月末からは笹塚ファクトリーで上演されるカプセル兵団『月光条例 〜カグヤ編〜』に出演する。

黒田勇樹の映画監督初挑戦作品がクランクイン

2013.07.11 Vol.595

 元俳優でハイパーメディアフリーターとして幅広く活躍中の黒田勇樹が映画監督に初挑戦している『黒田勇樹殺人事件』と『ロングロングロングホリディ』が10日クランクインした。
 この2本の作品は、黒田が講師を務める「演劇ワークショップ FreeAct」に通う生徒たちとゲストによって作られるもので、年末の公開を目指すという。
『黒田勇樹殺人事件』はダークな要素を含んだサスペンス的な作品で、『ロングロングロングホリディ』はファンタジーと、色の違う2本の作品を監督する黒田。そんな“監督業”はもとより、この日は猛暑日の炎天下の中、ADのごとく走り回り、汗だくになりながら撮影を終えた。
『ロングロングロングホリディ』の主演を務めるのは人気子役のはるかぜちゃんこと春名風花。春名は黒田監督について「今まで会った監督さんの中で一番楽しい人だったかも。監督っぽいところもあるんですが、ふだんの黒田ニーサンとかぶっちゃって、普通に伸び伸びとできました。でも映画のことをずーっと考えていて、映画のこと以外耳に入らないっていう時があって、すごいなと思いました」とこの日の撮影を振り返った。
 黒田×はるかぜちゃんという興味深い組み合わせとあって、今後話題を集めそうな作品だ。
 黒田はこの作品の後は、「演劇ワークショップ FreeAct」での第3弾に加え、別の座組で4本目の作品を監督する予定も立っているという。また役者活動についても「お話があれば」と前向きな姿勢を見せた。

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