日本相撲協会は2月22日、東京都墨田区の両国国技館で臨時理事会を開き、同協会が定める新型コロナウイルス感染対策のガイドラインに違反し、1月の大相撲初場所中に不要不急の外出をした時津風親方(元幕内時津海)を、退職勧告処分とすることを決めた。時津風親方はすでに退職届を提出しており、受理された。
協会によると時津風親方親方は初場所中に5日連続でマージャン店に行ったほか、風俗店を1度、マッサージ店を2度訪れていた。昨年9月にも宮城県に旅行し、居酒屋で友人と飲食したうえ、ゴルフコンペに参加するなど不要不急の外出し、委員から年寄への2階級降格処分を受けていた。