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佐々木洵樹が初防衛戦でK-1トーナメント3位の強豪ババヤンと対戦【3・28 Krush.112】

2020.01.31 Vol.Web Original

昨年11月にプロ3戦目で王座獲得

「Krush.112」(3月28日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が1月31日、都内で開催された。

 昨年11月に晃貴を破り第5代バンタム級王者となった佐々木洵樹がサンベル・ババヤンを相手に初防衛戦に臨むこととなった。

 ババヤンは昨年6月に行われた「K-1スーパー・バンタム級世界トーナメント」で3位となった強豪。適正体重がバンタム級であることから、今回、階級を下げての王座挑戦となった。

 佐々木は昨年、プロボクシングから転向し、プロ3戦目にして武居由樹、江川優生に続きPOWER OF DREAM3人目の王者となった。

 タイトル戦に向けババヤンは「Krushのタイトルマッチという最高の機会をもらえてうれしい。佐々木は身長も高く、ボクシングの実績もある強い選手だが、すでに研究も対策も進んでいる。自分の怖さをリングで教えたい」と Krushを通じてコメントした。

佐々木洵樹が晃貴破りバンタム級王座獲得【11・8 K-1 KRUSH】

2019.11.09 Vol.Web Original

POWER OF DREAMに3本目のベルト

「K-1 KRUSH FIGHT.107」(11月8日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「K-1 KRUSH FIGHTバンタム級タイトルマッチ」で挑戦者の佐々木洵樹(POWER OF DREAM)が3-0の判定で王者・晃貴を破り、第5代王者に輝いた。

 POWER OF DREAMはK-1 WORLD GPスーパー・バンタム級の武居由樹、K-1 KRUSH FIGHTフェザー級の江川優生に続き、3人目の王者が誕生した。

 佐々木はプロボクシングからキックに転向。今年2月のデビュー戦で林勇汰を判定で破ると、2戦目で萩原秀斗にKO勝ち。林は11月のKRUSH大阪大会でスーパー・バンタム級王者・玖村将史に挑戦、萩原は晃貴と王座決定戦で戦った経験もあるなど実績のある選手相手の連勝が認められ、プロ3戦目にしてタイトル挑戦にこぎつけた。

 佐々木は1R序盤に伸びのある左ストレートで晃貴を大きく下がらせるなど得意のボクシングテクニックでペースを握る。ガードをがっちり固める晃貴だったが、佐々木は足を使って距離を制してはガードの隙間から強いパンチを何発も打ち込んでいく。

バンタム級王者・晃貴が2度目の防衛戦。「勝ったらババヤン戦」とアピール【11・8 K-1 KRUSH】

2019.09.18 Vol.Web Original

挑戦者は林、萩原を破った佐々木洵樹
「K-1 KRUSH FIGHT.107」(11月8日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が9月18日、都内で開催された。

 バンタム級王者・晃貴が佐々木洵樹を相手に2度目の防衛戦に臨む。

 晃貴は今年1月に行われた「第4代Krushバンタム級王座決定戦」で萩原秀斗を破り王座を獲得。4月にはかつて敗れている隼也ウィラサクレックを相手に初防衛戦に臨み、リベンジに成功し初防衛を果たした。

 この勝利で6月に行われた「K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント」でK-1初出場を果たしたのだが、1回戦でサンベル・ババヤンに判定負けを喫し、今回はそれ以来の復帰戦となる。

 対する佐々木洵樹はプロボクシングで23戦19勝(7KO)4敗のキャリアを誇る。KRUSHでは2戦2勝(1KO)だが、K-1にも出場経験のある林勇汰に判定勝ち、今回のベルトの王座決定戦に出場した萩原秀斗にKO勝ちという実績が認められ今回の王座挑戦となった。

 晃貴は「このベルトは誰にも渡さない。必ず勝つ。前回はK-1という大舞台で戦うチャンスもらったのに負けてしまった。またK-1のリングに戻るまでは負けられない。この試合は必ず勝つ。(佐々木は)POWER OF DREAMの独特のリズムや長身からくる左ストレートに気を付けたい」

晃貴がリベンジ&初防衛。そして6・30K-1参戦勝ち取る【4・19 KRUSH】

2019.04.20 Vol.Web Original

名称変更の記念大会のメーンを締める
 Krushの100回目の大会にして、名称を「K-1 KRUSH FIGHT」と変更しての1回目の大会となる「K-1 KRUSH FIGHT.100」(以下KRUSH)が4月19日、東京・後楽園ホールで開催された。

 メーンでは「K-1 KRUSH FIGHTバンタム級タイトルマッチ」が行われ、王者・晃貴が隼也ウィラサクレックを破り初武衛に成功した。

 2人はほぼ1年前に対戦。そのときは隼也が判定勝ちを収めていた。

 晃貴は今年1月、萩原秀斗との王座決定戦を制し第4代王者となったのだが、これはもともとは挑戦者決定戦が、第3代王者の金子晃大の王座返上に伴い“格上げ”されたもの。これには実際に晃貴を破っている隼也はやや不満気味。晃貴にとってはリベンジと真の王者として世間に認めさせるという2つのミッションを含んだ戦いであった。

Sバンタム級でトーナメント開催。武居「3試合やる」と主役獲りを宣言【6・30 K-1】

2019.04.12 Vol.Web Original

「日本人が決勝に上がれるか分からないメンバーなので、みんな頑張りましょう」
 現体制になってからのK-1初の両国大会となる「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN」(6月30日、東京・両国国技館)の第1弾カード発表会見が4月12日、東京都内で行われた。

 現在、武居由樹が王座に君臨するスーパー・バンタム級で「世界最強決定トーナメント」が開催されることが発表された。

 トーナメントの1回戦は(1)玖村将史vsペッパンガン・モー.ラタナバンディット、(2)晃貴or隼也ウィラサクレックvsサンベル・ババヤン、(3)武居由樹vsアレックス・リーバス、(4)玖村修平vsサデック・ハシミ。1と2、3と4の勝者で準決勝を戦い、その勝者で決勝を戦う。

 晃貴と隼也は「K-1 KRUSH FIGHT.100」(4月19日)で晃貴の持つK-1 KRUSH FIGHTバンタム級王座に隼也が挑戦。ここで勝ったほうがトーナメントに出場する。

 第3代Krushバンタム級王者で「K’FESTA.2」で玖村修平と死闘を繰り広げた末、判定勝ちを収めた金子晃大はその試合で右手を骨折。完治まで全治5カ月の診断が下りたことから出場が見送りとなった。

 武居の相手のリーバスはもともと3月の「K’FESTA.2」で対戦予定だったが、リーバスの欠場で流れており仕切り直しの一戦となる。

 武居は冒頭「1回戦目からリーバス選手。他にも強い選手が揃っていて、ここ最近では一番モチベーションが上がっている。自分はまだK-1を背負うような選手にはなれていないが、6月の両国は僕が背負う気持ちで優勝を目指して頑張る」と挨拶した。

 かつて「自分一人と海外の強豪7人でトーナメントをやりたい」といった趣旨の発言をしたことがあるのだが、今回日本人選手が4人出場することについては「その時は日本人選手がまだ揃っていないと思っていたが、今は若い選手たちがスーパー・バンタム級を盛り上げてきてくれている。みんな強そう」と話した。また兄弟揃っての参戦となる玖村兄弟の弟の将史の「兄が決勝に上がって来てくれると思う」というコメントについては「自分が頑張ります。でも海外の選手もみんな強くて日本人が決勝に上がれるか分からないメンバーなので、みんな頑張りましょう」と呼びかける場面も。

 今大会に出場が予定されていた武尊がケガのため欠場となったのだが「自分は3試合に出るつもり。その3試合で武尊選手の1試合を超えるつもりでやります」と改めて武尊不在の大会での“主役獲り”を宣言した。

「K-1に出て武尊君と同じ舞台で戦いたいです」晃貴

2019.02.20 Vol.715

 どことなく武尊を思わせる印象の晃貴。それを言うと「たまに言われます。ヒロさん(卜部弘嵩)にも“昔の武尊に似ている”って言ってもらえたり、ファンの方にも武尊君の弟分って言われたり」とうれしそうに笑顔を見せる。それもそのはず、同郷の武尊にあこがれてその後を追うように上京、同じベルトを巻きたいという一心で、チャンピオンに上りつめたのだ。そんな武尊との出会いは小学校低学年の頃。

「もともと実家がキックボクシングのジムをやっているんです。そこに小さなころから遊び感覚で行っていた時に、高校生の武尊君が入ってきました。最初の印象? チャラかった(笑)。だって、金髪だったんですよ。僕は小さかったので“すごい人が来たな”って(笑)」

 最初の印象は“チャラいお兄ちゃん”。それがいつからあこがれに?

「遊びでサンドバッグをポンポン叩いていた時期を経て、中学生の時には本気でプロを目指していました。そのころは武尊君はもう東京に行っていたんですけど、しばらくしてKrushに出るようになり、ついにチャンピオンになってベルトを取った。それを見て、自分もあんなふうになりたいなって思ったんです。地元にベルトを持って帰って来た武尊君はとってもカッコよかったし、地方からでもチャンピオンになれるんだって。それで武尊君を追って上京し、同じジムに入りました。でもプロの練習はきつく、最初は全然ついていけなくて。東京ってすごいところだなって(笑)。ただ、練習はきつかったですが、絶対にチャンピオンになるという気持ちだけは持ち続けていた。その思いだけで、必死についていっていたという感じです」

晃貴vs隼也のバンタム級タイトル戦開催【4・19 K-1 KRUSH FIGHT】

2019.02.19 Vol.Web Original

「K-1 KRUSH FIGHT.100」(4月19日、東京・後楽園ホール)の第一弾カード発表会見が2月19日、東京都内で行われた。

 今回から大会名称が「krush」から「K-1 KRUSH FIGHT」に変更となり、いわば節目の大会。ここで1月大会でバンタム級王座を獲得した晃貴が隼也ウィラサクレックを相手に早くも防衛戦に臨む。

江川優生が西京春馬を破り涙の初戴冠【1・26 Krush】

2019.01.27 Vol.Web Original

 Krushの2019年第一弾大会となる「Krush.97」(1月26日、東京・後楽園ホール)で3大タイトルマッチがトリプルメインイベントで行われた。

金子、篠原がベルト返上で、1.26「Krush.97」で3大タイトルマッチが開催

2018.12.18 Vol.web original

 2019年1月26日(土)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.97」の追加カード発表が18日、都内の会場で行われた。

「Krush.97」では「Krushフェザー級タイトルマッチ」として、西京春馬と江川優生の対戦がすでに発表されているが、この日、新たに「第4代Krushバンタム級王座決定戦」と「第7代Krushスーパー・ライト級王座決定戦」の2つのタイトルマッチが行われる事が発表された。
 これはKrushバンタム級王者・金子晃大と、同スーパー・ライト級王者・篠原悠人がともにベルトを返上した事によるもの。
 会見に出席した金子は「体重の増加。そして53㎏では戦いたい相手がいない。強い選手が多い55㎏で戦えたらと思って決めた」と理由を語り、運営もそれを了承。それにともない、挑戦者決定戦の萩原秀斗と晃貴がベルトをかけて対戦することになった。
 萩原は「Krush参戦2戦目でこんなビッグチャンスをいただいて感謝しています。プロになって初めてかっこいいなと思ったベルト。それがもう少しで手に入るかと思うとワクワクします」とコメント。晃貴は「デビューした時からずっと欲しかったもの。やっと目の前にきたのでうれしい。2戦目でタイトルが取れるほどKrushは甘くない事を見せたい」と意地を見せた。

2019年は西京vs江川のフェザー級タイトル戦で開幕【1・26 Krush.97】

2018.11.27 Vol.Web Original

西京は6月のK-1以来、7カ月ぶりの復帰戦
 Krushの2019年開幕戦となる「Krush.97」(2019年1月26日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が11月27日、東京都内で開催された。

 フェザー級王者の西京春馬が今年6月のK-1大会以来の復帰戦で江川優生相手に2度目の防衛戦に臨む。

 西京は6月の「第2代フェザー級王座決定トーナメント」で決勝まで進んだものの、決勝の村越優汰戦で試合開始早々に右足に異常が発生し、ほとんどなにもできないままドクターストップで敗れている。1日3試合の激闘により西京曰く「右足はなにもなかったが、ちょっと骨が折れていたり細かいケガがあった」と治療に専念せざるを得なくなり、試合期間が7カ月空くこととなった。

 江川はそのトーナメントにはリザーブファイトで出場。大滝裕太を1RKOで下し出番を待ったがお呼びはかからず。K-1の11月大会で覇家斗との延長にもつれ込む熱戦を制して、今回、初のタイトル挑戦にこぎつけた。

 2人はともに1998年生まれ。20歳同士のフレッシュなタイトル戦になる。

 江川は「今回は初のタイトルマッチということで気合も十分なので、全身全霊でベルトを獲りにいきたい。前回のトーナメントはアクシデントがなかったら西京選手が優勝していたと思う。そういう選手とできるということはうれしいし楽しみ。年明け1発目なので正月休みを返上してしっかり練習して、覚悟を持ってベルトを獲りに行きたい」などと話した。

 西京は「前回の試合から細かいケガが多かった。やっとケガも治り、試合ができる心と体が整ったので1月はしっかりレベルアップした姿を見せたい。江川選手はいつか試合をしなければいけない相手だと思っていたので、このタイミングでもいいかなと思う。KOも多いし、危ない怖い相手。しっかり気を抜かないでいきたい」などと話した。

 また西京が休養している間にK-1とKrushのフェザー級は大きな盛り上がりを見せたのだが、それについては「芦澤選手と小澤選手(の対戦)が盛り上がっていたり、先輩の卜部選手が来たり、abemaTVで見ていたんですが悔しかった」と語った。会場で観戦することはなかったようなのだが、その理由については「気持ち的にもなんですが、埼玉は遠いなと思って(笑)」と煙に巻いた。

「KHAOS.2」一夜明け会見

2017.05.15 Vol.690

 5月13日に新宿FACEで開催された立ち格闘技イベント「KHAOS.2」の一夜明け会見が14日、都内の会場で行われた。今大会は10代ファイター限定の「KHAOS TEENS」ということで行われ、16歳から19歳までのフレッシュな選手が出場した。

 最初に会見に登場したのは、今イケイケの若手ファイター軍司泰斗に勝利した龍矢。まず「今朝起きた時に思ったのは、空手を教えてくれた師範、一緒に練習をしてきた仲間、そして試合を組んでくれた宮田プロデューサーへの感謝です」と挨拶。続けて「KOで倒すつもりが倒せなかったので、60点ぐらいです。でもK-1甲子園の時は、プレッシャーをかけられて下がる場面が多かったけど、今回は前に出られたので良かった」と前日の試合を振り返った。プロとしての実績があるが、龍矢の目標はK-1甲子園のベルト。2015年、2016年はともに準優勝に終わり、高校3年生となる今年が優勝しベルトを巻く最後のチャンスとなる。「K-1甲子園に出るために高校に入ったのに、卒業で来ちゃいそうなんです」と会場を笑わせると「今年がラストチャンス。この3年間めっちゃ練習してきたので、しっかりベルトを取ろうと思います」とラストチャンスへかける思いを語った。

 会場を一番盛り上げた試合に送られる「ベストバウト賞」に選ばれたのは佐野天馬VS里見柚己の一戦。そんな熱い試合に勝利した佐野は「自分もダウンしたので反省点もある。でも勝って反省できたので良かったです。いつもの試合より落ち着いて、冷静に相手の事を見て試合ができた。2Rに2つダウンをとって、大分焦ってしまい逆にパンチをもらってしまったので、3R目は落ち着いていこうと思ってやりました」と勝因を分析。「試合中に強くなっていると感じたので、まだまだ強くなると思う。もっとトップの人と戦って、どんどん倒していきます」と成長の手ごたえと、今後の飛躍を誓った。また、敗れた里見は「ベストバウト賞をもらってうれしく思う。久しぶりに負けたので悔しくてしょうがない。これからは絶対に負けないように、もっと練習して強くなります」とリベンジを誓った。「佐野選手はとても強くて、そんな選手とやれてうれしかったです。でも、自分はダウンを取らなかった試合は1つしかないし、佐野選手もプロ初のダウンだと思う。自分は倒せるものを持っていると思うので、それをしっかり磨いていきたい」と自信ものぞかせた。ベストバウト賞の賞金5万円の使い道については「一人暮らしをしたいので、そのための貯金」(佐野)、「佐野選手と同い年なので、ごはんにでも行って仲良くなりたいと思います」(里見)と対照的な回答でキャラクターを印象付けた。

 そして今大会でMVPを獲得したのは、笠見玲慈を1RKOした晃貴。K-1フェザー級王者・武尊の鳥取時代の後輩で、前日の試合も武尊がセコンドとして見守っていた。試合について「特に1RKOは狙っていませんでした。でも結果できて良かった。1Rは様子を見て、2RでKOを狙おうと思っていた。でも1回目のダウンでいけると思ったので、一気に詰めました。地元から応援に来てくれた人に勝った姿を見せられて良かったです」とほっとした様子。武尊からは試合前に「いつもKRESTの強い人たちと練習しているから勝てる」と言われたと明かし、勝った時は「本当に良かったね」とねぎらいの言葉をかけられたという。MVPに選ばれたことについては「正直選ばれると思っていた(笑)。いい勝ち方ができたので」と顔をほころばせていた。賞金10万円は「母の日なので、ケーキを買ってあげます」と照れ笑い。今後は「-53㎏の1番上を目指して頑張ります!」と語った。

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