SearchSearch

野杁正明が圧倒的不利の下馬評覆しタワンチャイにKO勝ちで暫定王座と5万ドルのボーナス獲得【ONE172】

2025.03.23 Vol.Web Original

 K-1 WORLD GPスーパー・ライト級とウェルター級の元王者・野杁正明(team VASILEUS)がONE Championshipの約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われた「フェザー級(−70.3kg)キックボクシング暫定世界王者決定戦」でタワンチャイ・PK・センチャイ(タイ/PK Saenchai Muay Thai Gym)と対戦した。試合は野杁が戦前の下馬評を覆し、3RでKO勝ちを収め暫定王座に就いた。

 野杁は今年6月にONE初参戦を果たすもシッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)に0-3の判定負け、12月の第2戦ではリウ・メンヤンにダウンを奪われたうえでの判定負けを喫し、プロキャリア初の連敗を喫するどん底に。しかし今年1月にすぐに試合が組まれるとシャーキル・タクレティに徹底したカーフキックで両足を破壊し、ONE初勝利を挙げた。

タワンチャイと暫定王座決定戦の野杁正明「日本人選手が海外の選手に通用するということを証明したうえでメインの武尊君につなげたい」【ONE172】

2025.03.11 Vol.Web Original

 ONE Championshipの約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場する野杁正明(team VASILEUS)が3月11日、都内で公開練習を行った。

 野杁はコメイン(第13試合)で行われる「フェザー級(−70.3kg)キックボクシング暫定世界王者決定戦」でタワンチャイ・PK・センチャイ(タイ/PK Saenchai Muay Thai Gym)と対戦する。

 この日はシャドーの後に2分間のミット打ちを行った。

 その後の会見で野杁は「連戦が続いていることもあって正直疲れているが、今回は絶対に勝てないと言われている相手なので、そういったところでも純粋に準備期間を楽しく過ごせているし、ワクワクしかない。疲れているが、この準備期間で作ったものを当日出せることを自分自身楽しみにしている」と現在のコンディションについて語った。

前戦でONE初勝利の野杁正明が「暫定世界王者決定戦」でタワンチャイと対戦。「こんなチャンス食いつかないわけにはいかない」【ONE】

2025.01.31 Vol.Web Original
 ONE Championshipが1月31日、都内で約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カード発表会見を開催した。
 
 1月24日に行われた「ONE170」(タイ・バンコク/インパクトアリーナ)でONE初勝利を挙げたK-1 WORLD GPスーパー・ライト級とウェルター級の元王者・野杁正明(team VASILEUS)の参戦が発表された。野杁は「フェザー級キックボクシング(−70.3kg契約)暫定世界王者決定戦」でタワンチャイ(タイ)と対戦する。
 
 会見で野杁は「日本大会という最高の舞台で過去最強の相手との対戦が決まってうれしく思う。日本大会ということで、ここにいる日本人選手全員で勝たないといけないと思うし、僕は武尊君と2人で勝たないといけないと思っているので、武尊君の前でいい形で勝って、いい流れを作ってバトンを渡して、2人揃って勝ちたいと思っている。(タワンチャイは)この前の試合でもムエタイルールだったがスーパーボン選手をパンチでKOしているし、フェザー級で誰が勝てるんだと言われるくらいすごい強い選手。パンチも蹴りもなんでも強い最高の選手だと思っている」などと語った。
 
 タワンチャイは「日本で試合ができてうれしい。そしてキックボクシングで大変強い野杁選手と試合ができることも光栄。(野杁は)パンチも蹴り、ローキックも強い選手」などと評した。

Copyrighted Image