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有村架純が8年ぶりの月9! 目黒蓮主演の『海のはじまり』

2024.05.20 Vol.Web Original


 俳優の有村架純が7月スタートの月9ドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系)に出演することが決まった。ドラマは親子の愛をテーマにした完全オリジナル作品で、目黒蓮(Snow Man)が主演。

 人がいつどのように“父”になり、いつどのように“母”となるのか。“親子の愛”を通して描かれる“家族”の物語。主人公の月岡夏(目黒蓮)が、大学時代の友人からの連絡で、大学時代に付き合っていた水季が亡くなったことを知る。彼女の葬式で水季の娘だという海と出会い、自分が海の父親だと聞かされたことで、描き始めた未来が変わっていく。

 有村は「約一年前にこの物語に出会った時、人は円滑に生きていくために痛みに蓋(ふた)をするのかな、と感じました。誰かを思うことは決して楽ではない。私はこの作品が教えてくれることを知りたくなりました」とコメント。

 有村が演じるのは、主人公の夏と交際中の恋人・百瀬弥生役。夏とは付き合って3年になり、そろそろ結婚も、なんとなくではあるが考え始めているが、ある日、夏の部屋で一緒にご飯を食べていると、夏のもとに一本の電話が入ったことで人生が変化していく。

 有村は「一つ一つを見落とさないように弥生を考え続けたい」としたうえで、「キャストスタッフの皆さんと良い作品作りができるよう丁寧に向き合いたい」と意気込んでいる。

 月9への出演は『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』以来で8年ぶり。また同作で組んだ村瀬健プロデューサーと再びタッグを組む。 

「今回の弥生は、とてつもなく難しい役」と、村瀬プロデューサー。「愛しているからこそ抱える感情、そして自分自身の人生と向き合いながら抱える誰にも言えない思い。このドラマのもう一人の主人公ともいうべき弥生を、有村さんがどのように演じてくださるのか。誰よりも信頼している彼女だからこそ、目一杯ハードルを上げてお迎えしています」と期待を寄せている。

 脚本は生方美久、演出を風間太樹。 

有村架純の「引き出し」に目黒蓮が感謝 日本アカデミー賞司会と優秀助演女優賞受賞

2023.03.11 Vol.web original

 第46回日本アカデミー賞授賞式が10日、都内にて行われ、昨年『花束みたいな恋をした』で最優秀主演女優賞に輝き、今年の司会を務める有村架純が、優秀助演女優賞受賞者と司会の2役に照れていた。

 昨年の第45回日本アカデミー賞では、社会現象的大ヒットを記録した『花束みたいな恋をした』で最優秀主演女優賞を初受賞した有村。日本アカデミー賞での初司会に緊張を明かしながらも、登壇した受賞者たちをたたえつつ、撮影裏話や作品への思いを引き出していった。

 有村は『月の満ち欠け』で優秀助演女優賞受賞者としても登壇。目黒蓮が演じる青年が思いを寄せる年上の女性・瑠璃を演じた有村は「あこがれの年上の女性像に見えないといけなかったので、その課題を抱えながら撮影に入りました」と役作りを振り返った。

 撮影エピソードを聞かれると「目黒さんと身長と足の長さが違うんですけど…走るシーンがあって、目黒さんはまっすぐ役と向き合う方なので、気持ちを込めて走られていたんですけど、私がどうしても追いつけなくて。たぶん私より2倍、足が回転していたと思う(笑)」と明かし、そのシーンが後日、再撮影になったと苦笑。

 会場で聞いていた目黒は「その瞬間は瑠璃さんを連れて行くんだという一心だったので全然気づかず…後々それを聞いて、大変申し訳ないなと(笑)」と謝罪し、会場の笑いをさそった。
 
 そんな目黒は同作で新人俳優賞と優秀助演男優賞を受賞。「有村さんは引き出しが多すぎて、自分は引き出しの多い有村さんに新しい引き出しをたくさん見つけていただいた気がして感謝しています」と有村との共演を振り返った。

 優秀助演女優賞のトークでは受賞者と司会の2役を切り替えながら登壇者たちの話を引き出していた有村。すべての発表が終わり、司会の大役を無事務めあげると「皆さん、本当にかっこよかったです」と受賞者たちをたたえ「作品を思うからこそ言葉にできない思いがあるんだなということも感じました。皆さん、涙ぐまれていたりするのはそういうことなんだな、と」と感無量の様子で語り「私も皆さんの背中を見ながら頑張っていきたいです」と晴れやかな笑顔を見せていた。

 最優秀助演男優賞と最優秀助演女優賞は『ある男』の窪田正孝、安藤サクラが授賞。『ある男』は最優秀作品賞をはじめ最優秀監督賞、最優秀脚本賞、最優秀主演男優賞など最多8冠に輝いた。

写真提供: 東京写真記者協会

有村架純 主演作『ちひろさん』反省会?「もっと他にいたんじゃ…(笑)」

2023.02.23 Vol.web original

 

 映画『ちひろさん』の初日舞台挨拶が23日、都内にて行われ、主演・有村架純、今泉力哉監督が登壇。有村が、これまでにないほど難しかったという役どころを振り返った。

 元風俗嬢の主人公・ちひろが、とある海辺の町の小さなお弁当屋さんで働きながら、心に痛みを抱える人々と交流しながら影響を与えていく姿を描く人間ドラマ。

「ここまで役に近づけない、近づかせてもらえない役どころは初めてでした。自分が近づくと離れる、磁石の(反発力の)ようにくっつけない感覚が最後まであって」と、主人公・ちひろ役を振り返った有村。

 司会から「有村さん以外の“ちひろさん”は考えられない」と言われると「もっと他にいたんじゃないかな(笑)」ともらし、今泉監督も思わず大笑い。

 そんな有村に、今泉監督は「他の作品のときとそんなに差があったんだ、というくらい現場では“ちひろさん”としていた」と振り返り「たぶん役をつかんじゃうとちひろさんが説教臭くなったりセリフも偉そうになったりしてしまいそう。他の人が演じていたら、もっと堂々としたキャラクターになっちゃっていた可能性があったのかなと思う」と有村が演じた“ちひろさん”に太鼓判。

 さらに今泉監督は、撮影現場が海辺で風が強かったと言い、髪が風になびかないよう、有村に首と肩で髪をはさんだ状態で芝居してほしいと頼んだと明かし「有村さんは“はい、分かりました”と。“何を言ってるの”と言う俳優さんもいると思うんだけど(笑)。その辺の肝が据わっているというか臨機応変さは心強かった」と振り返っていた。

 そんな今泉監督も最後は「劇場用だけの特典映像がエンドロールの後にあるんですが、自分でも予想以上にいい映画になっていて、エンドロール後の映像が余計だった説が…。自分で見ていて、要るのかなと思った(笑)」とこちらも“反省会”状態。有村は笑顔で「今泉さんぽいシーンでした」とフォローしていた。

『ちひろさん』はNetflixにて配信および劇場公開中。

土屋太鳳監督・脚本、有村架純とともに主演務めるショートフィルム場面写真解禁

2023.01.06 Vol.web original

 人気俳優がショートフィルムの監督に挑戦するプロジェクト『アクターズ・ショート・フィルム3』から、土屋太鳳監督作品「Prelude~プレリュード~」のポスタービジュアルと場面写真が公開された。

『アクターズ・ショート・フィルム』とは、予算・撮影日数など同条件で5人の俳優たちが25分以内のショートフィルムを制作し、米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF & ASIA)のグランプリ:ジョージ・ルーカス アワードを目指すプロジェクト。第3弾は高良健吾、玉木宏、土屋太鳳、中川大志、野村萬斎がショートフィルムの監督に挑む。

 土屋が監督・脚本、有村架純とともに主演を務める「Prelude~プレリュード~」は戦争の苦い記憶を抱えた祖父(S-KEN)、バレリーナの道を志したものの挫折感を抱えた歩架(土屋太鳳)、悲しみのなかに沈む母(岩瀬顕子)、家族を優しく見つめる親友の桃子(有村架純)それぞれの思いとともに、平穏な日常生活のなかで大切な記憶を引き継いでいく家族と仲間を描く物語。

 今回解禁されたのは、歩架(土屋)と桃子(有村)のスナップ写真のようなビジュアルと、2人の大学でのシーンなど物語の重要場面をとらえた場面写真。親友とともに家族の問題や自身の悩みに向き合おうとする歩架を、土屋が監督・脚本に挑みつついかに演じるのか楽しみだ。

『アクターズ・ショート・フィルム3』は2月11日からWOWOWプライムにて放送、WOWOWオンデマンドにて配信開始。

松本潤、自分の金ピカの甲冑姿「格好いいですよ(笑)」新大河ドラマ『どうする家康』初回試写

2022.12.12 Vol.Web Original


 2023年の大河ドラマ『どうする家康』の初回試写会が12日、渋谷のNHKで行われ、主演の松本潤、有村架純、野村萬斎が記者会見した。

  注目の脚本家の古沢良太が新たな視点で描く大河ドラマ。今川家の人質としてひっそり生涯を終えると思っていた竹千代(松平元康、のちの家康)が、三河武士の熱意に動かされ、弱小国の主として生きる運命を受け入れ、群雄割拠の乱世へと飛び込み、さまざまな困難を乗り越えていくさまを描く。

 主人公の徳川家康を演じる松本。試写会を迎えた今の気持ちを聞かれると、「出来上がった作品の初回を見ていただいたことをとてもうれしく思っていますし、非常に安心しております。ようやくここまで来たなというふうに思います。放送まではまだ約1月ありますが、これからたくさんの方に見ていただけるように宣伝していきたい」

“秘密”は女優を美しくする!前世の記憶をテーマに彩られる純愛ストーリー『月の満ち欠け』【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2022.12.07 Vol.web Original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 先週も告知させていただいていた、来年2月に上演する、三栄町LIVE×黒田勇樹プロデュースvol.13 『シン・デレラ』の出演者オーディションを先週、開催させていただきました。

 多くの方に来ていただきまして、貴重な出会いがたくさんありました。この場を借りて、お礼申し上げます。

 こういうのって「縁」という要素も大きいので、今回出会えた方はもちろんなんですが、今回ご一緒できなかった方も、別の機会で縁が生まれることもあると思いますので、その時はぜひ!

 では今週も始めましょう。

有村架純“恋愛を必要としない元・風俗嬢”役でNetflix作品初出演

2022.08.10 Vol.web original

 有村架純の主演映画『ちひろさん』が2023年2月にNetflixにて全世界配信および劇場公開されることが決定した。有村がNetflix作品に出演するのはこれが初となる。

 原作は『Eleganceイブ』(秋田書店刊)にて2013年から2018年にわたって第一部が連載された安田弘之による人気漫画。元風俗嬢のお弁当屋さん・ちひろの常識にとらわれない言動が女性を中心に共感を呼びWEBやSNSでも話題となった。監督は『愛がなんだ』『アイネクライネナハトムジーク』の今泉力哉。
 
 主人公「ちひろ」を演じるのは『花束みたいな恋をした』『前科者』など、数々の話題作で主演を務める有村架純。今回は、Netflix作品初出演で、元・風俗嬢というこれまでのイメージを覆す役柄に挑む。

 有村は「息詰まった何かを優しくすくい取ってくれる、じんわりじんわり染み渡るお話で、まるで”ちひろさん”のドキュメンタリーを見ているかのような感覚になり、新しい視点で物語に参加することができました」と振り返りつつ、『有村架純の撮休』以来のタッグとなる今泉監督についてストイックな姿勢を振り返りつつ「今泉監督の戦い方が、この作品にとても合っているように思いました」とコメント。

 さらに“恋愛を必要としない主人公”について「一人の時間を大切にする日常の根底には人の温もりがあるということに、改めて気づける作品でもあるのではないかと思います。各々呼吸のしやすい場所で好きに生きていいじゃないの、と認め合える世界がたくさんありますように。”ちひろさん”という新しい物語を是非、楽しんで頂けたら」と作品に込めた思いをつづっている。

 そんな有村について、今泉監督も「有村さん演じるちひろの寂しさはとても美しいです」とコメントを寄せている。

 Netflix映画『ちひろさん』は2023年2月23日よりNetflix全世界配信および新宿武蔵野館にて劇場公開。

【解禁映像】

https://www.youtube.com/watch?v=xP0o2wFBXBs

 

 

有村架純が『はな恋』で最優秀主演女優賞を初受賞「世界中が一刻も早く穏やかに過ごせるよう」

2022.03.11 Vol.web original

 第45回日本アカデミー賞授賞式が11日、都内にて行われ、最優秀主演女優賞を『花束みたいな恋をした』の有村架純が受賞した。

 有村が日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞を受賞するのは今回が初。

 有村は「びっくりしています」とぼうぜんとしつつ「受賞は(共演の)菅田将暉さんはじめキャスト、スタッフの皆さんのおかげだと思っています」と感謝。さらに「私が作品に対してできることは少ないですし限られていて、自分がこの作品に対して一体何ができるのかと、常々不安に思うことがあるんですけど、幾度となく背中を押してくれたのは、これまで出会った方々がくれた言葉でした」と感慨を込めて振り返り「これからも独りよがりな芝居をするのではなく、思いやりを持って、人や現場に向き合い続けたい」と前を見つめ「世界中が一刻も早く、穏やかに過ごせるよう祈っております」と晴れやかな笑顔を見せた。

 有村から「20歳のころからすごく良くしていただいてる」と感謝されていた司会・長澤まさみも「感動しちゃいました」と感激の表情を浮かべていた。

 また、優秀助演女優賞のトークでは、第一子出産を控えた石原さとみが別室から参加し『そして、バトンは渡された』で娘役を演じた子役・稲垣来泉と主演・永野芽郁に感謝しつつ「普段思わないんですけど、この作品は唯一、生まれてくれる子どもに見せたいと思いました。来泉ちゃんと芽郁ちゃんの笑顔が本当に大好きで、お2人のようになってほしいなという思いを込めて、見せたいと思います」と、感無量の面持ちで語っていた。

 最優秀助演女優賞に輝いたのは『護られなかった者たちへ』で、生活保護受給者を支えるケースワーカーを演じた清原果耶。「自分が受賞すると思ってなかったのでびっくり」と驚きながら「皆が報われるような世の中になればいいなと思いながら演じていました」と振り返っていた。

有村架純は何者?「すぐ手汗をかく“緊張しやすい者”」

2022.01.29 Vol.web original

 

 映画『前科者』初日舞台挨拶が29日、都内にて行われ、主演・有村架純、共演の森田剛、磯村勇斗、若葉竜也と、岸善幸監督が登壇。タイトルにちなみ“自分は何者?”という質問に有村が意外な素顔を明かした一方、森田が珍回答で場を沸かせた。

 原作・香川まさひと、作画・月島冬二による同名コミックをドラマと、その3年後を描く映画として実写化する話題作。

“前科者”たちの更生・社会復帰を支援する新米保護司・阿川佳代を演じた有村は「保護司といっても保護観察対象の方との距離感はそれぞれのようで、一応ルールとしてはあまり深入りせずというのが正当なんですが、やはり人と人なので。佳代の場合は、何かに突き動かされるように、衝動的に感情を表すことがあるんですが、佳代のように見返りを求めることなく人に手を差し伸べたり寄り添ったりできたら、と思いました」と役どころへの思いを語った。

 その保護観察対象となる工藤を演じた森田剛は「土曜の朝から映画を見る人たちってどんな人なのかなと思って来ました」とトボけつつ「今も自分の中に役が残っている感じがしている。劇中でいいセリフ、いい言葉がたくさんあるので多くの人に届けばうれしい」と映画公開に感激。

磯村勇斗「有村架純ちゃんの存在は大きい」4年ぶり『ひよっこ』以来の共演に喜び

2022.01.20 Vol.web original

 

 映画『前科者』公開直前舞台挨拶が20日、都内にて行われ、主演・有村架純、共演の森田剛、磯村勇斗、石橋静河と、岸善幸監督が登壇。有村とは、NHK朝ドラの『ひよっこ』で夫婦役を演じて以来4年ぶりの共演となった磯村が、いつも勇気づけられるという有村の「ひと言」を明かした。

 原作・香川まさひと、作画・月島冬二による同名コミックをドラマと、その3年後を描く映画として実写化する話題作。

 有村が演じる主人公・阿川佳代は“前科者”たちの更生・社会復帰を目指す新米保護司、磯村が演じる滝本真司は、佳代が担当する“前科者”を追う刑事と、今回は相対する役どころ。

 4年ぶりの共演に、有村が「とても充実した目をされていて、お互い、そういう姿で再会できたことは喜ばしいこと」と言うと、磯村も「この撮影を本当に楽しみにしていました。1年間、夫婦役をやっていたということで照れ臭いところもありましたが(笑)」と笑いつつ「人としても女優さんとしても大きく羽ばたいているなと感じました」と、有村と再会した印象を語った。

 この日は、作品にちなみ、自分が勇気づけられた思い出は?という質問。磯村は「架純ちゃんの存在は大きいですね。朝ドラで一緒にやっていたときも、最後に“お互いに頑張ろうね”とメッセージをくれて。頑張っている同世代にお互いに頑張ろうと言われたら、そりゃ頑張らなきゃいけないだろう、と。ムチをもらっているというか(笑)、勇気をもらっています」と、有村の存在を上げた。

 有村も「キャストスタッフが1つに向かっていくなかにいると、すごく勇気づけられます。自分の周りにいる人たちの温もりを感じることで、さらに頑張ろうと思います」と語った。

 同じ質問に、石橋は「10代で留学先に向かう飛行機の中でホームシックになり泣いてしまい隣の人からそっとティッシュを渡された」、森田は「僕も磯村さんと同じで頑張ろうねという言葉なんですが、僕の場合は歯医者さんです。年も同じくらいなんですけど…歯医者さんに頑張ろうねと言われたら頑張るしかないかな、と」と答え会場を笑いに包んでいた。

 映画『前科者』は1月28日より公開。

有村架純“前科者”役・森田剛の「瞳の美しさに救われた」

2022.01.20 Vol.web original

 

 映画『前科者』公開直前舞台挨拶が20日、都内にて行われ、主演・有村架純、共演の森田剛、磯村勇斗、石橋静河と、岸善幸監督が登壇した。

 原作・香川まさひと、作画・月島冬二による同名コミックをドラマと、その3年後を描く映画として実写化する話題作。

 主人公の保護司・阿川佳代を演じた有村は「撮影は1年前だったのですが気持ちはホットなまま今日を迎えました」と本作にかける思いをにじませた。
 
 佳代が担当する対象者・工藤を演じた森田も、完成した作品に「涙が出て浄化されるというか、見終わった後スッキリしました。人の温かみのある映画だなと思いました」と話し、どの部分で泣いたかと聞かれると「自分に、ですかね(笑)」と自分のシーンで泣いたと明かし照れ笑い。

 そんな森田との初共演に、有村は「役柄(の関係性)もあって、現場で多くお話することはなく、山場を越えて残り2日というくらいでようやく“趣味は何ですか?”というところから始めたんですが…」と振り返りつつ「お話するようになって初めて目をちゃんと見て、瞳の美しさにハッとさせられてしまって。そこから感じ取れる心根の美しさとか…。緊張感のある現場でしたが、その瞳にすごく救われた気がしました」と森田の“瞳”の印象を語った。

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