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大阪・関西万博のパビリオンで展示される「地球のみんなが幸せになる未来のおかし」の審査会を開催

2024.06.07 Vol.Web Original

小山薫堂氏が“空想のマーケット”「EARTH MART」をプロデュース

 放送作家・脚本家で京都芸術大学副学長を務める小山薫堂氏がプロデュースする「EARTH MART」が「地球のみんなが幸せになる未来のおかし」の審査会を5月に開催した。

「EARTH MART」は2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)シグネチャーパビリオンで、食といのちの循環に触れ、未来へのヒントと出会う空想のマーケットがコンセプト。今年1月31日~5月20日に「国連を支える世界こども未来会議」を主宰する一般財団法人ピースコミュニケーション財団の共催で小学校4年生〜6年生の子どもたちから「地球のみんなが幸せになる未来のおかし」をテーマにアイデアスケッチを特設サイトにて募集した。
 審査員を務めたのは服部幸應(学校法人服部学園 服部栄養専門学校理事長・校長)、鎧塚俊彦(ToshiYoroizukaオーナーシェフ)、森本千絵(アートディレクター / クリエイティブ・ディレクター)、佐々木希(女優)、平野雄洋(江崎グリコ株式会社大阪・関西万博プロジェクトリーダー)の5氏。進行役は共催の一般財団法人ピースコミュニケーション財団の一木広治代表理事が務めた。

 事前に審査員に応募作を渡し、それぞれ30作品を選んだうえで、審査会では活発なディスカッションが行われた。

石田ゆり子、BIG売場で服部幸應とアクアパッツア「ぜひ作り方を」

2021.06.10 Vol.Web Original

 

 石田ゆり子がCMキャラクターを務める、スポーツくじ「MAGA BIG」の新テレビCMのオンエアが10日からスタートする。

  新CMは『結果が待ちきれない服部幸應』篇で、料理研究家の服部が鍋を抱えて売場にやってくる。「MAGA BIG」の結果が待ちきれずに飛び出してきたといい、カウンターに置いた鍋からはおいしそうなにおい。中には目がビックな金目鯛が…。

 石田は、服部との共演について「初めての共演だったのですが、とっても素敵な方でした。CMでは、服部先生に作っていただいた金目鯛のアクアパッツアが本当に美味しくて、ぜひ作り方を教えていただきたいと思いました。考えるだけで、とてもワクワクします」

 一方、服部は「素敵な方でね、透明感があって、撮影中は(石田と)目を見ながらしゃべるのが辛くなっちゃって、僕横向きながらしゃべっていた」といい、「目が見られないっていうのは、僕の中で緊張感の中にアドレナリンが出ているんだろうね。(石田に)ニコって笑われちゃうとね、目をそらしちゃうんだよ」。

映画「TSUKIJI WONDERLAND」を見た服部氏「泣かない人は人間じゃない」

2016.09.30 Vol.675

 80年にわたり日本の台所として日本の食文化を支えてきた築地市場。現在、豊洲への移転問題がクローズアップされているのだが、そんななか、築地の本当の姿を描いた映画「TSUKIJI WONDERLAND(築地ワンダーランド)」の完成披露試写会が29日、築地に近い、東京・銀座の東劇で開催された。

 映画は報道規制の厳しい築地市場で初めて1年以上にわたりカメラが入り、長期密着取材を敢行。一般立ち入りが禁止のエリアでも撮影が許された前代未聞の作品。

 上映前には遠藤尚太郎監督と服部料理学校理事長の服部幸應氏、築地の仲卸の島津修氏によるトークショーが行われた。
 まず遠藤監督が「4年ですね…。いろいろなことがあったんですが、4年前は今ほど食のドキュメンタリー映画がなく、ユネスコの和食の無形文化遺産も決まっていなくて、いろんなことが手探りで始まった。なによりも築地の方、出ていただいた方のいろんな気持ちが含まれてこの映画が完成しました」と挨拶。そして「この映画は日本の食文化の豊かさを再確認し、そこに果たしてきた築地の役割というものを描いているんですが、文化は常に先人たちから受け継いで、次に渡していくもの。僕たちがいまどんな文化を培って、そしてどうやって渡していくかということを考えるきっかけになればいい」と続けた。

 服部氏と島津氏は映画にも出演。
 服部氏は「映画を見て20回ほど涙を流した。仲卸の人と買い付けに来る店主さんとの丁々発止を克明に描いている。よくカメラが回っているところで…どうやって撮ったんですか? 分かっていたつもりだったが、日本人って知らないことがたくさんあると気づいた。日本人がみんな見るべき映画。ジーンとくるものがある。泣かない人は人間じゃない(笑)」
 島津氏は「(映画のことを)初めて聞いたのは監督の家で飲んでいる時。僕らにとっては毎日繰り返している普通のこと。それが映画になんてなるんだろうかと思った。僕らはシャイ。絶対に表に出したくないことなんかもありますし。だから全部は見せないし。ただ監督はじめ、プロデューサーの熱意が伝わったんじゃないかと思うんです。だんだん認知が広まって協力してあげようという空気が高まっていった。多分これ以上のものはできないんじゃないかと思います」とそれぞれ話した。
 また服部氏に「移転はどうなるの?」と問われた島津氏は「それは僕も聞きたいです(笑)。ただひとつだけ言えるのは、僕らは誇りを持って仕事をしているプロフェッショナルの集団。多分僕らの代わりはこの世の中に存在しない。僕の代わりはいっぱいいるけど、束になった時の築地の仲卸の代わりはどこにもいないので、僕らのいる所が市場になる。そう信じて、さあどうなるんだろうって今、首をひねっているところです」と話した。

 映画は10月1日より東劇で先行公開。15日から全国ロードショー。
 東劇では舞台挨拶、トークイベントも企画されている。詳細は公式サイト( http://tsukiji-wonderland.jp/ )で。

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