読書の秋といえば読書推進活動。ところが全国の書店数は10年間でおよそ半数に減り、無書店自治体も今年8月時点で27.9%に増えている……。そんな現状を変えるべく、「本との新しい出会い、はじまる」をスローガンにした業界横断型キャンペーン「BOOK MEETS NEXT 2024」が、10月26日~11月24日の30日間で開催される。
本 タグーの記事一覧
まるで本物!ふわもち「北海道チーズ蒸しケーキ」特大ぬいぐるみ付きファンブック発売
宝島社は、山崎製パンのロングセラー商品「北海道チーズ蒸しケーキ」とコラボした付録付きムック本『北海道チーズ蒸しケーキFAN BOOK』を12月6日に発売することを発表した。
又吉直樹「今はすごく本を読める時間だと思って!」子どもたちにメッセージ
お笑い芸人で作家の又吉直樹が、先日都内で行われた、第3回「小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」の結果発表会に出席した。
イベント終了後の取材で、子どもたちに向けてメッセージをリクエストされると、「外で遊んだり、友達で遊んだりしたいと思う。(コロナ禍が続く中で)家にいなくちゃいけない時間や一人でいなきゃいけなない時間が多くて寂しいと思うんですけど、すごく本を読める時間なんだと思ってもいいんじゃないかなって」と、呼びかけた。
また、自分自身で子ども向けの作品を書く考えはあるかと聞かれると、「僕が子ども向けにという発想はない」との答え。
「小説やエッセイを書いたりしているなかで、小学生から『火花』を読みましたと手紙をいただくことがあるんです。『火花』は、漢字も多かったり、芸人世界のことを書いているので、もしかして小学生には分かりにくいのかなと思ったりもするんですけど、普通に読んで、感想をくれる人もいます。だから、僕が子ども向けに、という発想はない。子どもたちに読んでほしいと思ったとしても、僕が劇場でやっているコントみたいなことだったり、書いている小説だったりを全力でやるのかなと思います。難しいとか理屈っぽいとかあると思いますけど、たぶんそうすると思います」
さらに「(“こどもの本”総選挙の)ベスト10に入った作品を読む中で、僕自身がすごく面白いと感じるんです。自分で書くものを読んでもらいたいなという思いがあります」と、付け足した。
第3回「小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」の結果は、1位が『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』(作・廣嶋玲子、偕成社)、2位は『おもしろい! 進化のふしぎ ざんねんないきもの事典』(今泉忠明氏監修、高橋書店)、3位は『あるかしら書店』(ヨシタケシンスケ著、ポプラ社)だった。ヨシタケ氏による作品はトップ10に3作がランクイン。また長きにわたって愛され続ける『スイミー ちいさなかしこいさかなのはなし』(レオ=レオニ著/谷川俊太郎訳、好学社)は9位だった。
YouTubeの「こどもの本総選挙TV」では受賞作品の著者や関係者、又吉らも参加して行われた結果発表会の動画も公開された。
小学生が好きな本1位に『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』“こどもの本”総選挙結果発表
第3回「小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」のベスト10が11日、発表された。YouTube チャンネルの「こどもの本総選挙TV」では受賞作品の著者やアンバサダーのお笑い芸人で作家の又吉直樹も参加した結果発表会も配信された。
1位に選ばれたのは『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』(偕成社)。結果発表会には、著者の廣嶋玲子氏と銭天堂の女店主・紅子さんも登壇し、又吉から賞状を受け取った。
同作は、幸運な人だけがたどり着ける不思議な駄菓子屋が舞台となっている物語で、女主人の紅子が勧める駄菓子が客の運命を翻弄する。
同作に投票した小学2年生の男の子は、「銭天堂の第1巻を読みました。僕は自作の小説を書いています。言い回しは銭天堂を参考にしています。読んだ時、自分が銭天堂にいるかのようだったからです」と選んだ理由をビデオコメントで発表。
廣嶋氏は「子どもが選んでくれるということでこんな素敵な賞はないと思います。1人でも選んでもらえたたらうれしいなと思っていたところ、1位に選んでいただけた事がうれしくてうれしくてたまりません。本を書いていて良かったなと心から思っています」と、喜びのコメント。
又吉は「すごい面白かったです。駄菓子屋という設定、運が良くなければたどり着けないこともワクワクします。自分が欲しいお菓子がもたらす作用みたいなものにも手加減がなく、ちゃんと恐かったりするんです。解説書や説明書はちゃんと読まないといけないなと改めて思いました(笑)。(本の中に出てくる)硬貨も昭和何年のって書いてくれていたりして、小銭を使う時とかに入口があるんじゃないかと日常から不思議な世界に入っていけそうなワクワクする仕組みがいっぱいあります。年齢問わず楽しめる作品だと思いました」と、コメントした。
2位は今泉忠明氏監修の『おもしろい! 進化のふしぎ ざんねんないきもの事典』(高橋書店)、3位はヨシタケシンスケ氏の『あるかしら書店』(ポプラ社)。ヨシタケ氏による作品はトップ10に3作がランクイン。また長きにわたって愛され続ける『スイミー ちいさなかしこいさかなのはなし』(好学社)は9位だった。
グカ・ハン『砂漠が街に入りこんだ日』の魅力を語り尽くす
9月26日、原正人×斎藤真理子、韓国からフランスへ 越境して見出した「私(je)」の物語@本屋B&B
ミュージシャンで小説家 WEAVER河邉徹が語る「この時代に僕が物語を届ける意味」
3ピース・ピアノバンド「WEAVER」のドラマーで小説家でもある河邉徹。音楽と小説を行き来しながら表現活動を行う河邉に、最新作『アルヒのシンギュラリティ』(クラーケンラボ)に込めた思いや今後執筆したいテーマについて聞く。
WEAVER河邉徹 長編SF『アルヒのシンギュラリティ』は「心の問題描きたかった」
3ピース・ピアノバンド「WEAVER」のドラマーにして、2018年に『夢工場ラムレス』でデビューした小説家でもある河邉徹。3作目となる小説『アルヒのシンギュラリティ』(クラーケンラボ)は、人間とAIを持つロボットが共生する街・サンクラウドを舞台に、天才科学者の息子・アルヒと幼なじみの少女・サシャを中心に、ロボットと人間それぞれの存在意義を見つめる長編SFだ。さまざまな表現手段を用いながら活動を行う河邉に、小説を書き始めたきっかけや創作の源泉について聞いた。
GENERATIONS 小森隼の【小森の小言】第57弾 18センチメートルの小言
みなさんにとって本ってどんなイメージですか?
1番最初に言わせて頂くと
僕は本が「苦手」です。
言い方の問題でしょ?と思うかも知れませんが
「嫌い」ではないです。
ただ「苦手」です。
今はコラムも書かせて頂いて
ラジオなどでも音楽の紹介や本の紹介をやらせて頂いて
グループの中では司会もやらせて頂いたりと
ぱっと見のイメージとしては「言葉」を扱う人のイメージが少しずつ
ついてきたかなぁ~っと思っています。
ただ僕も最初からコミュニケーション能力が高かったわけではありません。
勿論、人と喋ることに挫折した経験もありますし、褒められる事ではないですが
中学時代は英語の先生とコミュニケーションが取れなくて授業をサボった事もあります。(授業をサボって窓際でずっと空を見上げていた自分がカッコいいとその時は物凄い勘違いをしていて、クラスメイトそして先生にご迷惑をおかけした事を今ではとても反省しております。)
好きな女の子にどうやって話しかければいいのか?
友達と喧嘩してしまった時に自分から話しかけれなかったり。
本当は気付いてほしいのにそれを上手く表現出来なかったり。
僕もみなさんが想像出来る範囲のコミュニケーションにおける挫折を学生時代に経験してきました。
じゃあ今は出来ているのかというと
全くそうではありません。
やっぱり仕事の話で伝え方が分からなくて悩む事もあるし
自分が何かを表現する時に未だに悩んでます。
番組終わりに反省会もします。
お笑い芸人・田中光「これでいいんですか?」絵本『ぱんつさん』で快挙 先輩サンドウィッチマンは「悔しい」
お笑い芸人の田中光が4日、自身初の絵本『ぱんつさん』(ポプラ社)で「第25回日本絵本賞」を受賞したことを受け、都内で行われた贈呈式に出席した。
宇垣美里がコスメ愛をまとめた書籍! 美の秘けつをぎゅっと
フリーアナウンサーの宇垣美里が11月『宇垣美里のコスメ愛(仮)』(小学館)を発売する。
自他共に認める美容マニアで、プロのへア&メイクアップアーティストたちを驚かせる美肌の持ち主である宇垣のコスメ愛を網羅した内容。自身で選んだアイテムを使ってメイクHow toをシェアするほか、美肌の秘密も紹介する宇垣ベストコスメ<スキンケア編>、第一線で活躍するへア&メイクアップアーティストたちによる“宇垣美里”の変身企画などで構成。生い立ちや今まで、そしてこれからについても語る。コスメ好きは垂涎の一冊になりそうだ。
現在、予約受付がスタートしている。
初の著作を発表の戸田真琴「先生はちょっと…。今まで通り“まこりん”で」
昨年12月に初の著作『あなたの孤独は美しい』を発表
昨年12月に初の著作となる『あなたの孤独は美しい』を発表したセクシー女優の戸田真琴が1月17日、東京・新宿の紀伊国屋書店 新宿本店で出版記念イベントを行った。
イベントに先立ち行われた会見で戸田は改めて「それまであまり長い文章を書いたことがなかったので、まとまって一冊の本になるということが全然想像できなかったのでびっくりした(笑)。全部書き下ろし。その中で、今までデビューしてからインタビューで話したことや、日記やブログなどで書いて来たことも改めて振り返りながら書くことができたので、自分の考え方みたいなものが一冊の本になったということは、皆さんに読んでもらえるという意味でもうれしいし、自分の中でもちょっとした達成感があります。書いていく中で、嫌だと思っていた思い出から学んだこともあったんだなということに気づかされ、それが面白くもあり、記憶を掘り起こすという点でちょっと大変でもあった」などと執筆時を振り返った。
同書では戸田の思う「孤独」について書かれているのだが「世に求められている“寂しさの肯定”よりも、もう少し自分の中で伝えたいことがあって、最初に目指していた着地点より遠くに行ってしまった。それでちょっと複雑な本になってしまったという自覚があります。多くの人が読みたいと思うことと、自分が伝えたいこととの違いにジレンマがあって悩みもしましたが、自分が伝えたい事に嘘を付かないで書けたということは良かった」などと話した。