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横粂勝仁氏が河井案里氏会見の2つの嘘を指摘【髙田横粂の世相談義】

2020.02.04 Vol.Web Original

「捜査に支障」ではなく「弁護に支障」

 弁護士で元衆議院議員の横粂勝仁氏が2月4日、自民党の河合案里参議院議員の公選法違反問題に関する対応についてコメントした。

 横粂氏はこの日、タレントで元格闘家の髙田延彦とともにMCを務めるインターネット配信番組「髙田横粂の世相談義」に出演。番組では髙田が疑問に思う、政治・社会・スポーツといったさまざまなジャンルのニュースについて語り、そこに横粂氏が弁護士かつ元衆議院議員という立場ならではの解説を加えていく。

 河井氏側がウグイス嬢に公職選挙法の法定上限を超える報酬を支払っていたとされる問題について横粂氏は「本人がやっていたのなら本人に前科がついて、失職。公民権停止となる。選対や出納のトップであれば連座制で議席を失う。一方で、秘書のせいにしてしまうと連座制のハードルが下がり、禁錮刑の時だけ連座制。選対や出納のトップであれば罰金刑でも連座制」と解説し、「連座制にすらならない秘書のせいとするために口裏合わせをしているという報道が出ている。事実は分からないが、全容解明はされないといけない」などと語った。

 髙田の「“捜査中だからこれ以上申し上げられません”というのは本当?」という問いに横粂氏は「それは嘘です。捜査に支障ということは一切ない。捜査している側はいくらでもペラペラ喋ってもらいたい。捜査に支障ではなく“弁護に支障”。弁護士側はペラペラ喋られると後から矛盾を突かれるので“喋らないでください”と言う。でも自分が潔白であるなら話せばいい。話せないということは、自分にやましさがありうるということを露呈している。」と解説。

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