「UFCファイトナイト・ラスベガス80:ドーソン vs. グリーン」(10月8日、アメリカ・ネバダ州ラスベガス/UFC APEX)のプレリミナリー・カードでストロー級の村田夏南子が2019年6月以来のオクタゴンに復帰、待望のUFC3戦目でバネッサ・デモポロスと対戦する。
試合を前にした村田のコメントが今大会をライブ配信するU-NEXTを通じて届いた。
「UFCファイトナイト・ラスベガス80:ドーソン vs. グリーン」(10月8日、アメリカ・ネバダ州ラスベガス/UFC APEX)のプレリミナリー・カードでストロー級の村田夏南子が2019年6月以来のオクタゴンに復帰、待望のUFC3戦目でバネッサ・デモポロスと対戦する。
試合を前にした村田のコメントが今大会をライブ配信するU-NEXTを通じて届いた。
「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN」(11月3日、福岡・福岡国際センター)に出場するK-1 WORLD GP女子フライ級王者のKANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が10月20日、都内の所属ジムで公開練習を行った。
KANAは女子フライ級スーパーファイトで壽美(NEXT LEVEL渋谷)と対戦する。
この日はまずリング上で倒立からブリッジをして首を鍛えるトレーニングを行ってから2分間のパンチのミット打ちを行った。
この首を鍛えるトレーニングについては「必殺技を磨く練習。プロ野球のソフトバンクの選手がやっていた練習を取り入れたもの」とのことで「これをやることで体幹が鍛えられて、体の柔軟性も上がり、ショートでも力強いパンチを打てるようになった。今までは遠い距離だと思い切り振れるが、近い距離ではなかなか思い切り振ることができなかったが、どの距離でも強力な攻撃を打てるようになった」という。
また「自分の中では3月の次は7月か8月くらいに試合をしようと考えていた。3月の試合が終わってすぐにいつも通りの練習を始めて、夏でも試合ができる状態は作っていた。それが11月になったが、試合前のいつも通りの練習を十分時間をかけてできている状況」とコンディションについては万全のよう。
電光石火の肩固めをがっちり
「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)で緊急出場となった村田夏南子がメキシコの サライ・オロスコと対戦した。
村田は1Rからレスリング仕込みのタックルで難なくテイクダウンに成功。フロントチョークの体勢から腕を巻き込み三角締めで極めにかかる。潜ってスタンドに戻すオロスコだが、村田のプレッシャーは強烈で再度のフロントチョークをしのぐのに精いっぱい。オロスコは1R終盤に一瞬反撃を見せたが、村田はすぐにポジションを取り返す。
2Rも早々にタックルでテイクダウンに成功する村田。最後は組み付いた村田が大きくリフトするとオロスコがフロントチョークを取りかける。村田はこれを冷静にさばき、リング中央でテイクダウン。上のポジションを奪うと電光石火の肩固めをがっちりと極めオロスコを絞め落とした。
村田は試合後の会見でフィニッシュの前の展開について「しょうもない試合をしているなと思い、ここで持ち上げててぐるぐる回せば会場が沸くかと思ったらギロチンが入りかけて“やばい”と思って、これで、一気にバンていったら極まってしまうなと思った。うまくさばけて、よかった」などと振り返った。
今後については「INVICTAで6月に試合が決まっていると聞いたので、そこに向けてまず体も心も作り上げていきたい」と話した。
髙田延彦が「ファンの皆さんを代表して“RIZINありがとう”」
「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)の前日計量が20日、都内で開催された。
全選手が規定体重をクリア。全12試合が無事、行われることとなった。
冒頭、昨年までRIZINの統括本部長を務めていた髙田延彦が計量の立会人として登場。
「大晦日から4カ月空いて、結構待たされた。ファンの皆さんもそうじゃないですか? 早くRIZINを見たいなと、枯渇状態だったはず。明日、待ちに待ったイベントに会える。その空気感を感じて幸せに思っています。これだけ素晴らしい、勝負論が濃厚に詰まったカードを12試合そろえたことにまず、ファンの皆さんを代表してお礼を申し上げたい。“RIZINありがとう”」と統括本部長を離れた「髙田延彦」として榊原信行実行委員長をはじめとしたRIZINのスタッフに言葉をかけた。
そして選手たちには「明日は12枚の勝負論が詰まっている。私は勝負論にこだわるので楽しみ。明日は勝つか、あるいは勝てなかったけれど最高のベストパフォーマンスができるかで、その後から評価がガラッと変わる。それがみなさんのこれからの価値、人生を変えていく。大事なつぶしあいになると思う。言われなくても分かっていると思うが、明日は一人ひとりが主役ですから、チーム、家族、おのれ、ファンのために、苦しい思いをして作ってきた自分自身をすべて出してほしい」などと檄を飛ばした。
村田は昨年8月の名古屋大会以来のRIZIN参戦
「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)に出場予定だった真珠・野沢オークレアが練習中に「足首靭帯損傷」のケガを負い、ドクターストップがかかり欠場となったことが4月17日、発表された。
代わりに村田夏南子が出場、サライ・オロスコと対戦する。
村田は現在、米格闘技団体Invicta FCと契約を交わし本拠地とするアメリカでデビューに向けトレーニング中で、RIZINには昨年8月の名古屋大会以来の参戦となる。
村田は主催者を通じ「怪我で欠場となった真珠選手の代わりに急遽ですが、RIZIN.15でサライ・オロスコ選手と対戦することになりました。自分も怪我したり、試合直前で対戦相手が変更になったりした事も経験しているので二人の気持ちがよく分かります。みなさんにいい試合をみせられるよう全力で闘いたいと思いますぜひ横浜アリーナまで観に来てください」とコメントした。
また無念の欠場となった真珠も「自分で何もできないこの状況にとても強い憤りと歯がゆさを感じています。以前に怪我をした状態で試合をした事がありましたが、結果としてその判断が怪我を悪化させてしまい、結果として1年も試合ができない状況になってしまいました。同じ過ちを繰り返さないためにも今回チームのみんなと相談して断腸の思いで試合を棄権する判断に至りました。対戦相手のサライ選手、本当に申し訳ありません。そしてこの試合を楽しみにしていた皆様本当に申し訳ありません。皆様のご理解に感謝いたします」とコメントした。
海外の団体でチャンピオンになりたいという村田の夢を後押し
RIZIN FIGHTING FEDERATIONが9月20日、東京都内で会見を開き、RIZINを主戦場に戦ってきた村田夏南子がInvicta FCに参戦することを改めて発表した。
榊原信之RIZIN実行委員長によるとこれは「Invictaでチャンピオンになって、そのベルトを持ってUFCに挑戦。そしてチャンピオンになる」という村田の夢を後押しするもの。村田はInvictaを主戦場にするが転籍というわけではなく、今後もRIZINへは参戦するという。
村田のInvictaでの最初の試合は12月に予定されている。
村田夏南子がアンジェラ・マガーナに2R一本勝ち
「RIZIN.12」(8月12日、愛知・ドルフィンズアリーナ)で村田夏南子がアンジェラ・マガーナと対戦し、2R3分53秒、肩固めで一本勝ちを収めた。
村田は1R、打撃の探り合いから組みつくとテイクダウンに成功。グラウンドでコントロールして、マガーナにパンチを落としていく。なんとか立ち上がるマガーナだが、村田はすぐにグラウンドに戻してはパンチで削っていく。
腕十字をがっちり決めるもカラジャニスが驚異の粘りを発揮
「RIZIN.10」(5月6日、福岡・マリンメッセ福岡)で昨年、「RIZIN女子スーパーアトム級GP」を制した浅倉カンナが2018年の初戦に臨み、メリッサ・カラジャニスを3R判定で破った。終始カラジャニスを圧倒したものの決めきれず、目標としていた一本勝ちはならなかった。
浅倉は1Rからカラジャニスのパンチをかいくぐり面白いようにタックルを決めるとテイクダウンに成功。じっくりと極めにかかるがカラジャニスは懸命の防御を見せる。しかし2Rにはついに浅倉はマウントから腕十字を極める。完全に腕が伸び切ったかに見えたが、耐えるカラジャニス。なおも浅倉が締め上げたが、関節が柔らかいカラジャニスはタップせず。浅倉はアームロックに移行し、フィニッシュを狙うがラウンド終了のゴングが鳴った。3Rもグラウンドで圧倒する浅倉は残り50秒でもう一度腕十字を狙うが崩れ、一本はならず。最後は打撃で倒しにいくが時すでに遅く、タイムアップとなった。
「ヒジあり」ルールに高田氏が「時代は変わった…」
RIZIN FIGHTING FEDERATIONが2月14日、都内で会見を開き、5月6日にマリンメッセ福岡で開催される「RIZIN.10」の第一弾カードを発表した。
昨年大晦日に「女子スーパーアトム級トーナメント」を制し王座に輝いた浅倉カンナがメリッサ・カラジャニス相手に戴冠後の初戦に挑む。
カラジャニスはアメリカのKOTCを主戦場にするファイターで、同団体の女子アトム級の中心選手。
この日、会見に出席した浅倉は「チャンピオンになっての第1戦が決まった。自分の中ではここからがまた新しいスタートだと思っている。チャンピオンではあるがチャレンジ精神を忘れずに、たくさんの人に成長している姿を見てもらえるように、その中でチャンピオンとしてしっかり一本かKOで勝って会場を盛り上げて勝ちたい。対戦相手は寝技も打撃も両方できて、昨年、アンディ・ウィン選手にも勝っている選手。そこでしっかり勝って実力を見せられればいいなと思っている」と話した。そして今年の目標として「追われる立場になって緊張するが、そのなかで高い目標を持って、今年は勝ち方もこだわって一本かKOで全勝できればいいなと思っている」と話した。
今回は「ヒジあり」のルールとなるが浅倉は「せっかくヒジありのルールなのでヒジを使っていければ。もともと練習はしていたので思い出して試合で出せれば」と話すと高田延彦RIZIN統括本部長は「時代は変わりましたね。こんなかわいい子がチャンピオンになって“ヒジあり、ヒジなし”とか言ってるんだから(笑)。耳を疑ったよ僕は」と感慨深げ。
かつてPRIDEで活躍した元格闘家の小路晃氏と社会保険労務士の平野厚雄氏が理事長を務める「NPO法人・日本総合格闘技OBクラブ」が4月2日(日)の「世界自閉症啓発デー」に開催する自閉症啓発イベント「Fight4u.1」(後援:RIZIN FIGHTING FEDERATION)の概要が発表された。
イベントにはRIZINで活躍するバルト、村田夏南子、そして村田のコーチを務める前DEEPフェザー級王者・横田一則が参加。バルトはちびっこ相撲、村田と横田はミット打ちや公開スパーリングなどで子供たちと交流する予定。
また柔術マットでの練習会も行われる。
RIZIN FIGHTING FEDERATIONが27日、都内で会見を開き、総合格闘技イベント「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2nd ROUND/Final ROUND」(12月29、31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の一部対戦カードと参戦選手を発表した。
9月大会でメーンを務めた所英男と、同大会で総合格闘技(MMA)初勝利を挙げた山本アーセンが62.0kg契約で対戦。またアーセンの母・山本美憂がアメリカのKOTCのムエタイ女王アンディ・ウィンとプロ転向2戦目に臨む。
高田延彦RIZIN統括本部長は所vsアーセン戦について「お互い組み技系だが全く違うタイプ。所選手にアーセン選手が挑むとなれば、普通で考えればアーセンは所にはかなわないだろう、というのは多分一般論。しかしアーセン選手には普通じゃ計り知れない圧倒的なポテンシャルをみなさん感じているはず。そう考えると“普通”というのはあてはまらない。ひょっとしたらあの所英男が、まだデビュー3戦目の若造にもっていかれる、そんなシーンが見られるかもしれない。あるいは、静かに淡々と物事を語る静かな男、所選手がこの勢いを止めるかもしれない。いろんなテーマが詰まった全くタイプの違う選手の激突」と評した。
また美憂vsウィン戦については「アンディ選手は典型的なムエタイスタイルの打撃系ファイター。MMAとは違う腰の高い打撃スタイルなので、美憂選手が鋭いタックルで1度テイクダウンすればグラウンドのコントロールテクニックでいけるんじゃないかと思う。とはいっても向こうもチャンピオン。手ごわい相手だと思います。“山本美憂、ここでコケたらやばいんじゃないの?”という空気は流れていると思うんです。そんなプレッシャーを背負いながら感情移入をして、この背水の陣である山本美憂選手の試合を魂を込めてみたいと思います」と話した。