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9・25『RIZIN』 MMAデビューの山本美憂がSBの女王RENAと対戦

2016.08.16 Vol.672

 RIZIN FIGHTING FEDERATIONが16日、都内で会見を開き、『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント開幕戦』(9月25日、さいたまスーパーアリーナ)の追加カードを発表した。
 この日発表されたのは「山本美憂vs RENA」「ギャビ・ガルシアvsデスティニー・ヤーブロー」「村田夏南子vsキーラ・バタラ」という女子の3試合。

 なかでも注目を集めるのが、今大会で総合格闘技(MMA)デビューを果たす山本美憂とシュートボクシング(SB)の女王RENAとの対戦。
 RENAが前日にツイッターで「対戦相手は明日発表。死ぬ気でやらんとやばいぞこれ」とつぶやいたことを受け美憂は「誰が相手でもやらなきゃいけないし、戦わないといけない。相手が覚悟を持って上がってくるなら、失礼のないように私も死ぬ気で行きます」と語る。
 またRENAが「レスリング対シュートボクシングという図式になるのは仕方ない。そこにプライドを持って戦うのが私たちだと思う。打撃は半年やそこらでうまくなるものではない。私もレスリングはしたことがないのでお互いに同じ状況。打撃対レスリング、どうなるのか皆さん楽しみにしてほしい」と語れば美憂は「MMAなので打撃にこだわる必要もレスリングにこだわる必要もない。本能で戦います」と返す。
 ともに穏やかな口調ながら、内に秘めた闘志を所々で垣間見せた。

 現在、MMAデビュー以来3連勝の村田は柔術をベースとするバタラと対戦。「自分の試合が一番面白かったといわれるような最高のパフォーマンスを見せたい」と話した。
 ガルシアの相手のヤーブローは現役のアメリカンフットボールの選手。ガルシアがSNSで対戦相手を募集したところ立候補した。先日MMAデビューを果たし、1R33秒でKO勝ちを収め、その翌日にアメフットの試合に出場したという剛の者だ。

9・25 RIZIN 山本アーセンvs才賀紀左衛門 RENAがMMA再出撃

2016.07.16 Vol.670

 RIZIN FIGHTING FEDERATIONがが16日、都内で会見を開き『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント』(9月25日、さいたまスーパーアリーナ)で行われるワンマッチを発表。

 昨年の大晦日で総合格闘技(MMA)デビューを果たした山本アーセンが才賀紀左衛門とMMA2戦目に臨む。

 会見で山本は「ここ座るまで、試合が決まっていると聞かされていなくてびっくりしたんですけど、決まったということで、試合でがっつりかまして、自分が勝って盛り上がってほしいので、練習頑張って、結果をいい感じにします」、才賀は「アーセン君はいい子やし明るいし。俺はアーセン君ほどいい子やない。試合は俺の打撃にはMMAファイターは誰も付き合ってくれないと思うんですが、男にくっつかれるのはいやなので、しっかり突き放してぶっ飛ばしたいと思う」とそれぞれ語った。試合はキャッチウェイトで行われる。会見後の囲み取材で山本は「64キロが希望」としたが、才賀は「64キロは重すぎる。それなら間を取ってバンタムで」と提案した。

 こちらも大晦日にMMAデビューを果たしたアンディ・サワーが4月の『RIZIN.1』で佐々木信治相手にKO勝ちを収めたダロン・クルックシャンクと対戦。
 クルックシャンクは「アメリカ式のフルボッコにしてやるぜ」、サワーは「グラウンドで抱き合うなんてことはするなよな」とそれぞれコメントを出した。

7・7SB『Girls S-cup2016』村田夏南子がマヌーフの愛弟子と対戦

2016.06.30 Vol.669

 シュートボクシング(SB)の女子の祭典『Girls S-cup2016~七夕ジョシカク祭り~』(7月7日、東京・豊洲PIT)で行われるRIZIN女子MMAマッチでプロ3戦目に臨む村田夏南子の対戦相手が、HERO’S、K-1、DREAMなどで活躍し日本でもおなじみのメルヴィン・マヌーフの愛弟子イローナ・ワイマン(WFLライト級トーナメント王者、EWCフェザー級王者)となることが発表された。

 ワイマンはシュートボクシングの常連“レディピットブル”ロレーナ・クラインなどにも勝利を収めているオランダ女子キックボクシングの4冠王。左右から繰り出すパワフルなKOパンチを武器とする。

 打撃にはまだ不慣れな村田がワイマンの打撃をかいくぐって高速タックルを決めることができるのか? ワイマンも来るべきMMAへのチャレンジに向けてかねてより寝技のトレーニングも積んでおり、村田にとっては一筋縄ではいかない相手となった。

SB『Girls S-cup2016』会見にRENAとMIOが浴衣姿で登場

2016.06.11 Vol.667

 シュートボクシング(SB)の女子選手のみによる大会『Girls S-cup2016~七夕ジョシカク祭り~』(7月7日、東京・豊洲PIT)の記者会見が11日、浅草花やしきで開催された。
 会見にはシュートボクシング協会のシーザー武志会長、RENA、MIOが登壇。改めてシーザー会長からRENAの持つSB女子世界フライ級の防衛戦とGirls S-cup -48kg日本トーナメントの開催が発表された。
 RENAの挑戦者は現在調整中、3分×5Rで行われる。トーナメントは4人で争われ、MIO、Union朱里(SB女子ミニマム級3位)、紅絹(元J-GIRLSミニフライ級王者)の出場が決定。もう1名は後日発表される。
 RENAは「シュートボクシングには可愛くて強くて個性的な女子選手が揃っているので、楽しみにしてください。私自身は絶対に負けられない戦いなので、絶対にベルトを防衛して、男子の大会でもメーンを張れるような選手になりたいと思う」と語った。
 大阪の及川道場からシーザージムに移籍したばかりのMIOは「大阪から出て来て、東京のファンへの顔見せもできていないので」(シーザー会長)ということで6月18日に浅草はなやしきで開催される『ヤングシーザー杯 in 花やしき~ act.2』にも参戦し、ユリカGSBと移籍第1戦を行うことが合わせて発表された。
 MIOは「新しい私を見せられたら。18日にワンマッチで試合をさせてもらうんですが、そこで “7月7日が楽しみだな”と思ってもらえるような試合をするので、ぜひ両方の大会を楽しみにしてください」と語った。
 RENAも昨年、及川道場から移籍。RENAを追う形での移籍となったMIOは「自分の夢を叶えることも一番だが、RENA選手の輝いている姿を大阪で見ていて、私も頑張りたいという気持ちが強くなった」と移籍に至った心境を説明。
 久しぶりに一緒に練習をすることとなった2人だが、MIOが「世界王者と一緒に練習できるというありがたい環境にまたなったので、もっと強くなれるなと思っています」と話せば、RENAは「毎日いじめています(笑)。久しぶりに練習したんですが、強くはなっていても私の中ではMIOはMIO。まだまだ私は強いお姉ちゃんでいたいので、毎日どこかしら効かせてます(笑)。私のほうが引退は早いと思うんですが、MIOは私がいなくなった後のSBをどれだけ引っ張っていけるかが問題。私を越える存在にはなってほしいんですが、私はまだ現役なので、まだまだ越えさせる気はない」と話した。
 大会では総合格闘技の試合も1~2試合組まれる予定で、RIZINから村田夏南子の参戦が決定。大晦日のRIZINでRENAと対戦したイリアーナ・ヴァレンティーノの立ち技ルールでの参戦も交渉中という。
 またMIOがワンマッチで参戦する『ヤングシーザー杯 in 花やしき~ act.2』(6月18日、浅草花やしき「花やしき座」)では16歳以下の選手によるワンデイトーナメント「U16ヤングシーザー55kgトーナメント」が開催される。

4・17『RIZIN.1』プロハースカが藤田に圧勝 女子レス村田は悔しい判定勝ち

2016.04.18 Vol.664

 昨年末に開催された『RIZIN』のナンバーシリーズの第1弾となる『RIZIN.1』が4月17日、愛知・日本ガイシホールで開催された。
 メーンではイリー・プロハースカが藤田和之と対戦。1R3分18秒、TKOで勝利を収めた。プロハースカは昨年行われた100kgトーナメントで準優勝し、この日出場したテオドラス・オークストリス、ワジム・ネムコフとともに“RIZIN三銃士”と称されるヘビー級期待の新星。藤田は言わずと知れた日本総合格闘技界のヘビー級を支えてきた存在。23歳vs45歳という世代の威信をかけた戦いでもあった。
 蹴りで牽制するプロハースカに対し、タックルで臨む藤田。足をつかむものの、テイクダウンには至らない。しかしプロハースカの右ハイキックを交わすと藤田はバックを取ってパンチの連打。かつての藤田だったら試合はここで秒殺決着だったかもしれない。
 しかしプロハースカはこのピンチにも動じず冷静に立ち上がる。そしてプレッシャーをかけて藤田をコーナーに追い詰めると左ジャブ、右ストレート。崩れ落ちる藤田に返しの左フックも決めダウンを奪うとレフェリーが試合を止めた。

4・17「RIZIN.1」MMAデビューの村田の相手が決定

2016.03.29 Vol.663

「RIZIN.1」(4月17日、愛知・日本ガイシホール)で総合格闘技デビューを果たす村田夏南子の対戦相手がロシアのナタリア・デニソヴァとなることが28日発表された。

 村田は幼少期から柔道を学ぶも吉田沙保里にあこがれレスリングに転向。2011年の全日本選手権ではその吉田から序盤にポイントを奪うなど後一歩まで追い込み注目を集めた。2012年には吉田欠場の全日本で初優勝。今年のリオ五輪出場こそ逃したが、「JOCネクストアスリート」に選出されるなど、2020年東京五輪への期待も高いレスリング界の至宝だ。
 デニソヴァはボクサーである父の影響で幼少時から格闘技を学び、総合格闘技ではこれまで6戦4勝2敗。男子選手との対戦経験もあるなどファイティングスピリットにあふれた選手で、スタンドの打撃から最後はチョークで一本勝ちという勝ちパターンを持つという。

4・17「RIZIN.1」で桜庭、所組vsシウバ、X組がグラップリングで対戦

2016.03.05 Vol.661

 昨年末に開催された総合格闘技イベント「RIZIN」が5日、会見を開き、「RIZIN.1」(4月17日、愛知・日本ガイシホール)の一部対戦カードと参戦選手を発表した。
 12月29日大会にともに参戦した桜庭和志と所英男がタッグを組みヴァンダレイ・シウバ、X組とRIZINグラップリングダブルバウトで対戦する。桜庭とシウバがリングで対峙するのは約13年ぶり。
「X」については榊原信行RIZIN実行委員長は「田村潔司を考えている。直接口説きに行く」と発言。ルールについても「最も過激なグラップリングルール。掌底ありの可能性も」と型破りなルールになりそうだ。
 シウバはネバダ州アスレチックコミッションの薬物検査を拒否したため、現在は来年5月まではMMAの試合ができない。しかし、榊原氏は「それはネバダ州でのこと。シウバは今年、RIZINで総合格闘技の試合をする」と話した。
 スペシャルワンマッチとして、DEEPウェルター級王者の悠太と、愛知県を拠点にし現在はべラトールに参戦中の加藤久輝が対戦する。

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