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上野で新鮮な音楽体験 夜の博物館でクラシック

2018.03.20 Vol.Web Original

 国内最大級のクラシック音楽の祭典「東京・春・音楽祭 ―東京のオペラの森 2018―」が開催中だ。東京文化会館や国立科学博物館、東京都美術館といった上野周辺のさまざまな施設や街角を舞台に、さまざまなコンサートが同時多発的に開催されるもので、多くのクラシック音楽ファンや観光客、買い物客や散歩客などを楽しませている。

 毎年メイン公演のひとつとして行われるワーグナーのオペラ公演のように重厚かつ荘厳な公演、オーケストラ公演、国内外のトップ演奏者の演奏や技などを、約1カ月にわたって楽しめるのが魅力。耳の肥えた音楽ファンはお好みの演奏者や演目を探して足を運び、期間中、いくつものコンサートを訪れる人も少なくない。

 その一方で、身近なのになぜか距離が遠く感じがちなクラシック音楽にぐっと近づけるのもまた、この音楽祭のいいところだ。博物館、美術館、さらには街角など、さまざまな場所で、いろいろな規模のコンサートが行われていて、時間が短かかったり、料金もリーズナブルだ。なかには無料なものもあって、誰でも気軽に参加することができる。

いつどこで何を聴く……?「東京・春・音楽祭 ―東京のオペラの森 2018―」

2018.03.15 Vol.704

 東京に春の訪れを告げる、国内最大級のクラシック音楽の祭典がまもなく開幕する。

 期間中は、数えきれないほどの数のコンサートが行われる。街角や観光スポットでの無料コンサート、美術館や夜の博物館をステージに展開するもの、オーケストラによる壮大なクラシックコンサートなど、規模もスタイルも異なるステージが用意されている。普段はクラシック音楽に親しみがない人でも気軽にクラシックコンサートの“お試し”ができるのもうれしい。

 また、親子で楽しめる企画もある。コンサートはもちろん、ワークショップ、さらには公開リハーサルなど通常は体験しにくい企画も満載だ。

 メイン公演のひとつ、ワーグナーのオペラ作品の今年の演目は『ローエングリン』。没後150周年となるロッシーニに寄せたプログラムまで多彩かつ豊富だ。まずはオフィシャルサイトにアクセス。興味をそそる公演を探してみて!

東京・春・音楽祭 ―東京のオペラの森 2018―
【日時】3月16日(金)〜4月15日(日)
【会場】東京文化会館、東京藝術大学奏楽堂(大学構内)、上野学園石橋メモリアルホール、国立科学博物館、東京国立博物館、東京都美術館、国立西洋美術館、上野の森美術館、東京キネマ倶楽部 他 
【料金】無料〜※公演によって異なる
【公演に関する問い合わせ】東京・春・音楽祭実行委員会(TEL:03-5205-6497)
【URL】http://www.tokyo-harusai.com/

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