東京の多彩な中小企業が集う総合展示会「中小企業マーケットTOKYO2022 ~アフターコロナの商品・サービス提案~」が1月26~27日の2日間、東京ビッグサイトにて開催され、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けながらも、ニューノーマル時代に向け大きな可能性を持つ多種多様な東京の中小企業が“底力”をアピールした。
同展示会は、東京商工会議所が初めて開催する、中小企業の総合的な大規模展。会場ではフード、ライフスタイル、ものづくり、観光・体験サービスのジャンルでエリアを分け、2日間の開催で293企業・団体が出展した。
東京商工会議所ビジネス交流部・渋谷貴司副部長は、同展開催の背景について「もともと、ここ数年、多くの中小企業から“ファンの開拓”について相談を頂くことが増えておりそういったニーズに応える機会をと考えていたのですが、この度のコロナ禍でフードや雑貨、アパレルなど多様な中小企業が大きな打撃を受けたことで、今回初めて中小企業をメインとした総合的な展示会を企画させていただきました」と話した。
多彩な分野の中小企業が集結したことで、東京の中小企業のバリエーションの豊富さを改めて実感。
「中小企業をメインとしたことで、普段あまりこういうった大型展示会に出展していない企業・団体の方も今回は多く参加いただいています。幅広い分野からご出展いただいたこともあり、東京にはこんなに魅力ある中小企業がたくさんあるんだと、改めて気づいてもらえる機会となったのではないかと思います」と渋谷氏。