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石原慎太郎元東京都知事の訃報に2020招致委副理事長の水野正人氏がコメント

2022.02.03 Vol.Web Original

 元東京都知事の石原慎太郎氏の訃報を受け、東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会の副理事長/専務理事を務めた水野正人氏が2月3日、コメントを出した。

 コメントは以下の通り。

「石原慎太郎元都知事で思い出すのは、2009年にコペンハーゲンで2016年五輪招致で負けたとき“松明の火は消さない、灯し続ける”と言われ流石、芥川賞受賞の文筆家だと感心しました。石原慎太郎様のご冥福をお祈りします」

 水野氏は2016年の夏季オリンピック・パラリンピックの招致活動時は側面から招致活動をサポート。2020年大会の招致にあたり、2011年に招致委員会事務総長に就任した(後に副理事長/専務理事に)。2013年の第125次IOC総会での最終プレゼンではスピーチも行っている。

 また2020年大会の招致委員会事業・広報アドバイザーを務めた一木広治氏は「東京マラソン、2016東京オリンピックパラリンピック招致活動、リベンジした2020東京オリンピックパラリンピック招待活動とチャレンジするプロジェクトに石原都知事からのお声掛けで携わり取り組んできました。特にロンドン五輪の際には現地で、東京を紹介するフリーペーパー『TOKYO HEADLINE』を発行したことは、思い出深いこととなりました。2006年招致活動を契機に2007年にスタートした“東京から日本を元気に!するプロジェクト”『TOKYO MOVE UP!』は今も継続しています。ご冥福をお祈りします」とのコメントを出した。

石原慎太郎元東京都知事が死去。2011年には大震災からの復興の一環として2020年夏季五輪の招致を表明

2022.02.01 Vol.Web Original

『太陽の季節』で第34回芥川賞を受賞

 石原慎太郎元東京都知事が死去したことが2月1日分かった。89歳だった。

 石原氏は一橋大学在学中の1956年(昭和31年)に『太陽の季節』で第34回芥川賞を受賞。同作が映画化された際には弟の石原裕次郎が主演を務めた。裕次郎はこの作品がデビュー作。

 1968年に行われた第8回参議院議員選挙では自由民主党公認で全国区で立候補するとその知名度を生かし、史上最高の301万票を獲得しトップ当選を果たした。任期途中の1972年には第33回衆議院議員総選挙に旧東京2区から無所属で立候補し当選。衆議院に鞍替えした。1973年には中川一郎氏、渡辺美智雄氏、浜田幸一氏、森喜朗氏らとともに反共を旗印にした政策集団「青嵐会」を結成。幹事長を務めた。

 衆議院議員の任期中の1975年に東京都知事選挙に立候補。3選目の美濃部亮吉都知事に挑むも、約35万票差で敗れた。

 1976年には第34回衆議院議員総選挙に自民党公認で立候補し、国政復帰。福田赳夫内閣で環境庁長官として初入閣を果たした。1987年には竹下登内閣で運輸大臣に就任した。1989年には自民党総裁選に出馬するが、1位の海部俊樹氏(279票)、2位の林義郎氏(120票)に大きく水を開けられ48票の3位に終わった。

東京五輪を目指していた競泳元日本代表、新海咲がセクシー女優デビューへ。同日に自伝も発表

2022.01.18 Vol.Web Original

 2021年に行われた東京オリンピック出場を目指していた元競泳選手の新海咲がSODより女優デビューすることが1月17日、発表された。

 新海は大阪出身で幼少期から水泳を始め、水泳歴は16年。競泳ジュニア世界大会の200mと400m個人メドレーで金メダルを獲得。400mメドレーリレーの高校記録保持者でもあり、175センチという長身を生かしたダイナミックな泳ぎで将来を嘱望された。日本代表として世界大会にも出場経験があるという本物アスリートだ。

 しかし、その後、競技を引退。昨年夏には週刊誌でグラビアに挑戦し、ヘアヌードを披露。その時は「競泳元日本代表」などと紹介されていた。

 この日、都内で行われた会見に出席した新海は水泳のキャリアについて自らの口で明かした。新海は3歳で母親の“親離れをさせたい”という思いからスイミングスクールとピアノのレッスンに行くようになり、その後、スイミングスクールから「選手コース」に誘われ、本格的な競技の道に進むことに。小学生の中でも上位の成績を残した者が参加できる合宿でオリンピック選手と接したことやその合宿で栄養学など、それまで受けたことのないさまざまな指導を受ける中で「オリンピックを身近に感じたというか、夢から“行ってみたい”と思うものになった」と語る。

【気になるあの人の2021年重大ニュース】丸山裕理「コロナ禍で生きるヒントを教えてくれた、東京パラリンピック」

2021.12.26 Vol.748

 いよいよ年の瀬。振り返ってみれば新型コロナウイルス感染症、東京オリンピック・パラリンピック、岸田新内閣の発足、秋篠宮ご夫妻の長女・眞子さんの結婚、MLB・大谷翔平選手の2021シーズンMVP獲得など、今年もさまざまなニュースがあった。各界の著名人が気になったニュースは?

為末大「社会の長短を浮き彫りにした、 東京五輪・パラリンピック」【2021年重大ニュース】

2021.12.25 Vol.748

 いよいよ年の瀬。振り返ってみれば新型コロナウイルス感染症、東京オリンピック・パラリンピック、岸田新内閣の発足、秋篠宮ご夫妻の長女・眞子さんの結婚、MLB・大谷翔平選手の2021シーズンMVP獲得など、今年もさまざまなニュースがあった。各界の著名人が気になったニュースは? 

五輪メダリストが集結!伊藤美誠「一番練習してきた自負ある」

2021.10.12 Vol.Web original

「第32回オリンピック競技大会 オリンピック特別賞 表彰式」が12日、都内で行われ、卓球の伊藤美誠やソフトボール上野由岐子らメダリストが出席した。

 オリンピック特別賞は、日本オリンピック委員会(JOC)が東京オリンピックのメダリストに対し、その栄誉を讃えるため授与し、表彰するもの。表彰式には14競技、41名のメダリストが出席し、表彰状とともに、金メダルに500万円、銀メダルに200万円、銅メダルに100万円の報奨金が贈られた。

WWEドラフトでロウが“東京五輪レスリング金”ゲイブル・スティーブソンを指名【WWE】

2021.10.05 Vol.Web Original

 WWE2大ブランドの間で2日に渡って実施される「WWEドラフト」2日目が「ロウ」(日本時間10月5日配信、テネシー州ナッシュビル/ブリヂストン・アリーナ)で開催され、今夏に開催された東京オリンピックのレスリング男子フリースタイル125キロ級金メダリストのゲイブル・スティーブソンがロウに指名された。またIC王者・中邑真輔はスマックダウンへの残留が決まった。

 WWEオフィシャルのアダム・ピアース&ソーニャ・デビルが登場すると、WWEドラフト・ラウンド1としてロウがSD女子王者ベッキー・リンチ(移籍)、ボビー・ラシュリー、スマックダウンがウーソズ、サーシャ・バンクスを指名した。

 その後も番組ではラウンド6までドラフト結果が発表され、ロウはセス・ロリンズ(移籍)、US王者ダミアン・プリースト、AJスタイルズ&オモス、ケビン・オーエンズ(移籍)、ストリート・プロフィッツ(移籍)、フィン・ベイラー(移籍)、カリオン・クロス、アレクサ・ブリス、カーメラ、ゲイブル・スティーブソンを指名。さらにスマックダウンは中邑真輔&リック・ブーグス、シェイマス(移籍)、シェイナ・ベイズラー(移籍)、ザイア・リー(昇格)、バイキング・レイダース(移籍)、リコシェ(移籍)、エンジェル・ガルザ&ウンベルト・カリーヨ(移籍)、セザーロ、リッジ・ホランド(昇格)、サミ・ゼインを指名した。

「栄光への架け橋だ」が聞こえない【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2021.09.29 Vol.web Original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

無観客開催で東京オリパラの大幅赤字は確実。負担を巡り国と都が綱引き

2021.09.12 Vol.745

 東京オリンピック・パラリンピックは新型コロナウイルス禍での無観客開催でチケット収入が大幅に減少するなどしたため、決算の赤字は確実な情勢となった。

 その赤字をどこが負担するのか、国、東京都、組織委員会の3者による綱引きが、これから本格化しそうだ。

 大会の経費は新型コロナの感染対策費用などを盛り込んで膨れ上がり、昨年末段階で1兆6440億円となった。これを組織委(7060億円)▽都(7170億円)▽国(2210億円)−の3者で分担する。今後、収支を計算する決算の作業に入るが組織委の武藤敏郎事務総長は6日の記者会見で「赤字の規模は今後精査して出てくるが、3者間で解決策を見いだしたい」と述べた。

 これに先立つ7月には、丸川珠代五輪相は閣議後会見で「組織委でチケットも含めた収入の精査に加え、さらなる経費の精査を行っていくべきだ」と述べ、国の負担に一歩引いた姿勢を見せた。招致段階の立候補ファイルでは、赤字は都が穴埋めし、賄えない場合は国が対処するとしている。

 一方、小池百合子都知事は8月の定例記者会見で「取り決めは取り決めである」としながら、負担について「決算時点の話になるので、関係者がそろって協議をしていく仕組みになっている」と述べた。都の負担という流れに予防線を張り、国や組織委と調整が必要だと強調した。

 武藤氏は6日、決算時期について「確定するのは(来年)4月以降だが、大枠はもっと早く決めたい」と述べている。どこが負担するにしても来年度の予算編成に影響してくることから早期の決着が望まれる。

東京五輪レスリング金メダリストのゲイブル・スティーブンソンと独占契約【WWE】

2021.09.10 Vol.Web Original

 東京オリンピックのレスリング男子フリースタイル125キロ級で金メダルを獲得したゲイブル・スティーブンソンが米プロレス団体のWWEと独占契約を結んだ。WWEが日本時間9月10日に発表した。

 この契約は、WWEとしては史上初めての、NCAA(全米大学体育協会)が学生アスリートに企業と契約をし報酬を得ることを認めるNIL(Name, Image, Likeness)契約に基づくものとなる。

 ミネソタ大学の学生であるスティーブンソンは、WWEのロースターに加わると同時にレスリングのNCAA王者として競技を続ける。

ユニークな多様性の祭典「パラリンピック見どころ総まとめ」【パラリンピックギア&ガイド編】

2021.08.25 Vol.744

 パラリンピックには、さまざまな障がいを持つ選手が参加するため、公平に競い合えるように、義足や車いすなどのアイテム、選手を支えるガイドたちなどが存在する。パラリンピックならではの工夫をのぞいてみよう。

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