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【明日何を観る?】『弥生、三月 -君を愛した30年- 』『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』

2020.03.20 Vol.728

『弥生、三月 -君を愛した30年- 』

 1986年3月1日。運命的に出会った弥生と太郎は互いに引かれ合いながらも親友・サクラを病気で亡くした事で思いを伝えられずに、別々の人生を選む。しかし人生は順風満帆ではなく、それぞれ人生のどん底に突き落とされていたとき、30年の年月を超えて亡き友・サクラからのメッセージが届く。

監督:遊川和彦 出演:波瑠、成田凌他/1時間50分/東宝配給/3月20日(金・祝)より全国東宝系にて公開 
https://yayoi-movie.jp/

東出昌大「日本人に生まれてよかった」愛する三島由紀夫のドキュメンタリー映画を語る

2020.03.17 Vol.Web Original



 映画『三島由紀夫 VS 東大全共闘 50年目の真実』のトークイベントが17日、都内にて行われ、本作ナレーターの東出昌大と豊島圭介監督が登壇。東出は以前から愛読する三島由紀夫の魅力などについて、豊島監督とにこやかに語り合った。

 1968年、稀代の天才作家・三島由紀夫と、東大全共闘の討論会の全貌を記録した初公開映像を、元関係者や三島の知人、三島文学を愛する文学者らのインタビューを交えて伝える衝撃のドキュメンタリー。東出がナレーターを務めている。

 10代の終わりごろに三島作品と出会い魅了されたという東出。豊島監督が「これまでドキュメンタリーを撮ったこともない僕になぜ監督を、と思ったのですが、三島の関係者や思い入れがある人ではなく何もバイアスがかかっていない視点で作りたいという話だったので」と話すと東出が「豊島監督が、元・東大全共闘の方と知り合いだったり、実際に(討論会が行われた東京大学・駒場キャンパスの)900番教室に通われていたこともありますよね」と水を向け、豊島監督が「当時はそのことを知らなくて、駒場キャンパスの有名人といったら(付近を散歩していた)ジャイアント猪木さんくらいだった(笑)」と会場を笑わせるなど、にこやかな雰囲気で三島トークが繰り広げられた。

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