渋谷マークシティにグランドオープンを果たした渋谷駅周辺最大規模のフードエリア「渋谷 東急フードショー」。3ステップに分けた全面改装の最終ステップとして渋谷地下街(しぶちか)にオープンした「デリゾーン」の中で、最も注目したいショップが商業施設初出店となる4店舗だ。六本木で話題のブーランジェリーからSNSで人気の料理家まで、「渋谷 東急フードショー」バイヤーが自信を持っておすすめする4ショップに迫る。
渋谷マークシティにグランドオープンを果たした渋谷駅周辺最大規模のフードエリア「渋谷 東急フードショー」。3ステップに分けた全面改装の最終ステップとして渋谷地下街(しぶちか)にオープンした「デリゾーン」の中で、最も注目したいショップが商業施設初出店となる4店舗だ。六本木で話題のブーランジェリーからSNSで人気の料理家まで、「渋谷 東急フードショー」バイヤーが自信を持っておすすめする4ショップに迫る。
渋谷マークシティに、渋谷駅周辺最大規模のフードエリア「渋谷 東急フードショー」がグランドオープンを果たした。東急百貨店では「渋谷 東急フードショー」を3ステップに分けて全面改装しており、昨年9月にオープンした生鮮・グローサリーゾーン、今年6月にオープンしたスイーツゾーンに続く最終ステップとして渋谷地下街(しぶちか)に「デリゾーン」を完成させた。
東横線の全線開通に合わせて1934年に開業した「東横百貨店」をルーツに持つ東急百貨店。1951年に開業した「東横のれん街」、2000年に開業した「東急フードショー」という食の2大ブランドを生み出した東急百貨店が、渋谷マークシティ1階・地下1階、しぶちかに開業した渋谷エリア最大急のフードマーケットが「渋谷 東急フードショー」である。「楽しいから、もっとおいしい。」をコンセプトに、個性あふれるショップを取り揃えて顧客の日常の食生活をより豊かにすることを目指す。
東急百貨店東横店が3月31日、営業を終了、85年の歴史に幕を下した。新型コロナウイルスの影響で、セレモニーこそ行われなかったが、静かにその歴史にピリオドを打った。渋谷駅周辺の再開発事業に伴って営業を終えるが、地下一階の東急フードショーは営業を続け、東横のれん街は渋谷ヒカリエShinQsと一緒になり新たに生まれ変わる。
営業終了時、同店最後の店長となる石原一也氏が館内放送で、「渋谷の街のさらなる発展に向けてともに歩みを進めるために、この営業終了を決断いたしました」と、営業終了の経緯を説明しながらあいさつ。営業終了前には「東横デパートの思い出」を買い物客や利用客から募り、たくさんの温かいメッセージを受け取ったとし、「そのような店を85年の間、営業しつづけられたことは私たちの誇りであります」と感謝した。
東急東横店は、1934年に誕生して以来、日本で初めての名店街「東横のれん街」の開設したり(1951年)、後に東横劇場となる東横ホールを開場(1954年)、デパ地下ブームの先駆けとなった東急フードショーなど、デパートのフラッグシップとして存在感を放ち続けるとともに、渋谷のランドマークのひとつであり続けて来た。