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キンプリ岸優太主演オファーの理由をプロデューサーが明かす! 東映ラインナップ発表会

2022.02.03 Vol.web original

「2022年 東映ラインナップ発表会」が3日、都内にて行われ、福山雅治がボイスキャストに参加する『映画 おしりたんてい シリアーティ』や、king & Princeの岸優太主演作『Gメン』といった今年公開作品の他、池松壮亮が仮面ライダー/本郷猛を演じる庵野秀明監督作『シン・仮面ライダー』(2023年3月公開)など、今年以降公開の話題作も紹介された。

 冒頭、東映の手塚治代表取締役社長は、大々的な発表会見に「今年は自信があるからです。粒より、しかも大粒なんです」と創業以来最高の興行成績を目指すと意欲満々。その言葉通り、今週末公開の『大怪獣のあとしまつ』(2月4日公開)を皮切りに大粒作品が目白押し。

 アニメーションでは『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』(4月22日公開)、『ONE PIECE FILM RED』(8月6日公開)といった人気の劇場版シリーズ最新作の他、井上雄彦監督・脚本による『SLAM DUNK(タイトル未定)』(秋公開)などが紹介。また、福山雅治が悪役を務めるアニメーション『映画 おしりたんてい シリアーティ』(3月18日公開)では、福山とともにラジオ番組に出演している司会・荘口彰久が「本人もノリに乗っている」と明かした。

「罪を犯した1人の出演者のために公開中止はしない」ピエール瀧出演作ノーカットで公開

2019.03.20 Vol.Web Original


東映・多田社長「映画はテレビ放映やCMとは違う」
 映画『麻雀放浪記2020』公開に関する記者会見が20日、配給の東映本社にて行われ、同社の多田憲之代表取締役社長と白石和彌監督が登壇。当初の予定通りノーカットで4月5日に劇場公開すると発表した。

 同作は阿佐田哲也の傑作小説「麻雀放浪記」を『孤狼の血』の白石和彌監督が斎藤工やベッキーなど注目のキャストをそろえ映画化。出演者の1人、ピエール瀧容疑者の逮捕を受け、予定通り公開をするか協議をしていた。

 登壇した多田社長は「『麻雀放浪記2020』の劇場公開を正式に決定したことをご報告させていただきます」と発表。
「出演者の1人、ピエール瀧容疑者が逮捕されたことに関しては容疑が事実であれば決して許されることではなく、大変な憤りを感じております」としながらも、公開中止や再編集などどんな対応をとるか関係者との話し合いを重ねたものの完全合意には至らず、配給会社としてノーカットのままでの公開を決定したことを明らかにした。

 その理由として多田社長は「あってはならない罪を犯した1人の出演者のために、作品を待ちわびているお客様に、すでに完成した作品を公開しないという選択肢は取らないという結論に至ったということでございます。現状、ほとんどの映画は劇場公開からスタートします。劇場での上映は有料であり、かつ鑑賞の意志を持ったお客様が来場し鑑賞するというクローズドなメディアでありますので、テレビ放映またはCMなどとは性質が異なります。いろいろな方面から賛否両論のご意見があると存じますが、本作はノーカットで公開をいたします」と語り「公開をする上で、お客様に対しては劇場公開時にポスター、および上映前にテロップで、逮捕されたピエール瀧容疑者が出演していることを明示します」とした。

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