SearchSearch

メインを務める青木真也「世の中からあぶれたり、うまくやれない人間の希望になりたい」【Road to ONE】

2020.09.09 Vol.Web Original

直前会見でピリピリムード

 アジア最大級の格闘技団体「One Championship」の日本国内で開催される独自の大会「Road to ONE 3rd : TOKYO FIGHT NIGHT」(9月10日、東京・渋谷O-EAST)の直前記者会見が9月8日、東京都内で開催された。

 会見にはメインに出場する青木真也(Evolve MMA)、ストロー級のワンマッチで対戦する猿田洋祐(和術慧舟會HEARTS)と内藤のび太(パラエストラ松戸)ら11選手に、大会特別ゲストの松井珠理奈(SKE48)が登壇した。

 メインで青木と対戦する江藤公洋(和術慧舟會HEARTS)は今大会に対する意気込み、心境を聞かれ「青木選手という強い選手とやらせてもらう。いい試合をするためではなく勝つために準備してきた。それを当日見せられれば」と語った。

 これを受け青木は「はい、よろしく! 終わり!」と一言。

 そして松井に今回の試合のテーマを聞かれると「遊びじゃないからさ。これで飯食って15年かな。おまえら、俺に何か言葉を発せられる奴がいるのかと思うわけ。偉そうに青木真也って名前出せる奴いるのか? 誰もいやしねえよ。勘違いするなよって感じかな」とピリピリムード。

 そして質疑応答で格闘技の世間一般への向き合い方を問われると「そもそも格闘技が世間一般に届いているかは首をかしげるところが多い。格闘技をメジャーにしたいと言う奴は全く信用していない。そもそもメジャーにはならない。サブカルチャーだから楽しかったり自分の表現したいことができるという側面が多分にあると思うので、そもそもメジャーにしたいという発想はない。格闘技を外に伝える時に何を伝えたいかというところに尽きると思うが、僕の場合は単純に“生きろ”というメッセージ。雑な言い方だけど“お前はどう生きるんだ? お前はどう、この世の中と組み合って、ケンカしてどう生きていくんだ?”というメッセージを伝えたい。そういう伝えたいものがない格闘技なんて、ただの運動が得意な人が取っ組み合っているだけ。そんなものに何の価値もない。自分がやっていることで、自分の主義主張、思想、信念を伝えたいとは思う」と話し「僕はヒーローになりたいとは思ってない。世の中の人って失敗したり、コミュニティーからあぶれたり、失敗することが多い。僕たちでいえば、ここにいる全員が強くはなくて、ただ強さに憧れて自分の弱さを認められない人間なわけ。そういう中で僕の場合は世の中からあぶれたり、うまくやれない人間の希望になりたいとは思っている。だから順風満帆の人は見なくていい」と続けた。

猿田の準備万端っぷりにのび太「不安になってきました」【Road to ONE】

2020.09.09 Vol.Web Original

ストロー級注目の一戦「猿田vs内藤」がついに実現

 アジア最大級の格闘技団体「One Championship」の日本国内で開催される独自の大会「Road to ONE 3rd : TOKYO FIGHT NIGHT」(9月10日、東京・渋谷O-EAST)の直前記者会見が9月8日、東京都内で開催された。

 会見には所要のため欠席したKING強介以外の出場11選手と大会特別ゲストの松井珠理奈(SKE48)が登壇した。

 今大会ではストロー級の注目カード「猿田洋祐(和術慧舟會HEARTS)vs 内藤のび太(パラエストラ松戸)」の一戦が行われる。

 猿田は前王者(第6代)で現在世界ランク1位、内藤は第2&第4代王者で現在世界ランク2位でONEストロー級の次期挑戦者決定戦といっても過言ではない好カードで、松井も一押し。

 会見で内藤は「自分と戦いたいと言ってくれたみたいなので、うれしいです。頑張ります」と淡々。

 猿田は「自分が長い間望んでいた試合がやっと実現できて、ファンの皆さんにも松井さんも注目してくれてうれしい。どんな試合展開になっても、苦しくて激しい削り合いになると思う。最後に自分が削り勝って、日本人で初めてのび太選手に勝つ選手になろうと思っている。自分たちのことを知らないファンの方もいると思うが、世界で活躍するストロー級の日本人がいることを知ってほしい」と長年望んでいた試合への意気込みを見せた。

大会特別ゲストの松井珠理奈の注目カードは猿田洋祐vs内藤のび太【Road to ONE】

2020.09.08 Vol.Web Original

佐藤将光の父「KOHSHIN SATOH」のドレスで登場

 アジア最大級の格闘技団体「One Championship」の日本国内で開催される独自の大会「Road to ONE 3rd : TOKYO FIGHT NIGHT」(9月10日、東京・渋谷O-EAST)の直前記者会見が9月8日、東京都内で開催された。

 会見にはメインに出場する青木真也(Evolve MMA)、ストロー級のワンマッチで対戦する猿田洋祐(和術慧舟會HEARTS)と内藤のび太(パラエストラ松戸)ら11選手に交じり、大会特別ゲストの松井珠理奈(SKE48)が登壇した。

 松井は黒のカクテルドレスで登場したのだが、これは「ONEでも活躍している佐藤将光選手のお父様がデザインしている服」とのこと。佐藤将光の父は日本のメンズ・デザイナーの第一人者として知られるKOHSHIN SATOH。

 松井は「ピリピリしている感じが伝わってきて自分がここにいていいのかなって思います」と笑顔を見せつつも自らも緊張は隠しきれない様子。

 大会当日は「ABEMA」格闘チャンネルでの生中継にも出演するのだが「全試合楽しみなんですが、中でも猿田選手とのび太選手の試合がすごく楽しみ。2人が修斗の時代から猿田選手がのび太選手のことを追いかけていたと思うので、その2人がやっと交わるというのがすごく楽しみ。それに勝ったほうがチャンピオンのパシオ選手と戦うかもしれないというのがワクワクします」と猿田vs内藤戦を注目カードとして挙げた。

松井珠理奈がサポーター就任。青木真也は八木沼純子に「先輩、話が長いです」【10・13 ONE】

2019.09.17 Vol.Web Original

修斗とパンクラスの対抗戦を4試合開催
 ONEチャンピオンシップの日本における第2弾大会となる「ONE: CENTURY 世紀」(10月13日、東京・両国国技館)に出場する青木真也をはじめとした日本人選手10人が9月17日、都内で開催された会見に出席した。

 同大会は9時からの第1部と17時からの第2部によるダブルヘッダーで、11試合ずつの計22試合が行われる。第2部にはアウンラ・ンサンvsブランドン・ベラのライトヘビー級戦をはじめ世界戦が4試合、「修斗vsパンクラス王者対決」が4試合と豪華なカードがずらりと並ぶ。青木真也とV.V Meiこと山口芽衣もワンマッチで出場する。

 この日の会見は二部制で行われ、第一部に出席した修斗の坂本一弘サステイン代表は対抗戦について「互いに老舗といわれている団体だと思う。修斗のほうが少し古くて、私の師匠の初代タイガーマスクの佐山聡が作ったのが修斗。その後にパンクラスさんが出てきた。これはもう、選手のプライド、団体のというより選手のプライドをかけた戦いだと思う。そこは彼らチャンピオンにすべてを任せて、胸を張って修斗の代表として戦ってきてもらいたいと思っています。そういった機会を与えてくれたこと。そして5万ドルという賞金をかけてくれたこと。そこにチャンピオンに対するリスペクトを感じているので、その期待に応えられるファイトを見せてもらいたいというのが私の思いです」

 パンクラスの酒井正和代表は「パンクラスは26年の歴史がありつつ、ハイブリッドレスリングということで新しいもの、アスリートとしていろいろなチャレンジをやってきた。その中で国際戦もだいぶやっている。今までもパンクラスを経由して世界で戦って成功を収めているアスリートもいる。そういった意味ではパンクラスは世界で通用するアスリートを育成している場でもある。それをいかんなく発揮して証明する。日本の最強を決めるという意味ではいい場になるのではないかと思う」などとそれぞれこの対抗戦への思いを語った。

 この一部ではONEのeスポーツに対する取り組みについてもONE Esports社長のカルロス・アリムラン氏が説明した。ONEでは両国大会に先駆け「ONE Martial Arts Fan Fest」を10月5、6の2日間にわたって開催。ONEアスリートのオープン・ワークアウトやファンミーティングの他に、5日には「ONE TEKKEN トーキョー・インビテーショナル」、6日には「ONE STREET FIGHTER トーキョー・チャレンジ」の2つのeスポーツイベントを開催する。

 またONEチャンピオンシップのチャトリ・シットヨートン会長は来年は日本で4大会を予定していることを明かし、オリンピックが開催されることから東京以外での開催の可能性もあることを示唆した。

Copyrighted Image