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SB2戦目のHIROYUKIが鮮やかバックドロップで王者・佐藤を投げ切り判定勝ちし「もう1回タイトルかけてどうですか?」【SB】

2022.06.27 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の後楽園ホールで開催されるシリーズの第3戦「SHOOT BOXING 2022 act.3」(6月26日、東京・後楽園ホール)で2人のSB日本王者が明暗を分けた。

 SB日本バンタム級王者の佐藤執斗(グラップリングシュートボクサーズ)が元新日本バンタム級&フライ級王者のHIROYUKI(RIKIX)と対戦し延長戦の末、判定負けを喫した。HIROYUKIは試合後に王座挑戦をアピールした。

 佐藤は昨年12月にSB日本バンタム級王座決定戦で伏見和之をKOして王座を獲得。今年2月には1階級上のSB日本スーパーバンタム級王者・植山征紀との王者対決では判定負けを喫したが、持ち前のトリッキーな動きで植山を苦しめる場面も作った。

 HIROYUKIは今年4月にSBに初参戦を果たすと内藤啓人と延長戦にもつれ込む接戦を制し、今回の王者との対決にこぎつけた。

日本のウェルター級の第一人者・渡部太基が2年4か月ぶりの復帰戦でKNOCK OUT初参戦【KNOCK OUT】

2021.10.11 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2021 vol.6」(11月28日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が10月11日、都内で開催された。

 第4代Krushウェルター級、元WPMF日本ウェルター級王者の渡部太基(TEAM TEPPEN)がKNOCK OUTに初参戦を果たすことが発表された。

 渡部はプロキャリア50戦を誇るウェルター級の第一人者。近年はRISEを主戦場に戦い、2019年にはRIZINに参戦。Hidekiに敗れ、引退をにおわす発言をしていたが、今回はそれ以来、約2年4カ月ぶりのリング復帰となった。

 渡部は「やり切っていないというか、辞めようかなと思った時期もあったが、時間が経つにつれて悔しさと“もう一発やってやろう”という思いが強くなったので、今回、久しぶりに試合をしようと思った。復帰戦という形になるが、自分自身が一番楽しみ」と今回の復帰について語った。

 復帰の場がKNOCK OUTになったことについては「正直、どこでやりたいとかはあまり思っていなかった。宮田さんからお話をいただいたというのもあるし、僕が初めてベルトを巻かせてもらったWPMFトーナメントの決勝が、山口代表のREBELSのリング。2回目が宮田さんのKrush。そして3度目が山口さんと宮田さんが組んで始まったKNOCKOUTという意味で、ここでも形を残せればいいなと思って参戦を決めました」と山口元気代表と宮田充プロデューサーとの縁を上げた。渡部については宮田氏が今年2月の「REBELS~The FINAL」へ公開で参戦を呼びかけた5選手のうちの1人だったのだが「たまたま会見の動画を見ていて、まさか自分の名前が呼ばれるとは思わなくて。“俺かよ?”とびっくりしたが、素直にうれしかった。そこから意識しだしたというのもありますし。出られるなら出たかったが準備期間が足りなかったので」と遠因となったことも明かした。

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