必殺のスコーピオライジングが炸裂
世界12カ国から集められた32名が競い合うWWE女子トーナメント「メイ・ヤング・クラシック 2018」のトーナメント2回戦で日本が誇る“レジェンド”里村明衣子がアメリカ出身のメルセデス・マルチネスと対戦。勝利を収め準々決勝進出を決めた。
試合前「技術で上回りたい」と語った里村はその言葉通りメルセデスの腕をひねり上げると、キック3発からの足払い、続けざまにダブルニーも食らわせて試合のペースを握る。
途中、メルセデスの激しい打撃やネックブリーカーを食らって苦しんだ里村だったが、アームバーでメルセデスの勢いを止めるとコーナートップからのフロッグスプラッシュや側転からのダブルレッグを炸裂。終盤、メルセデスが渾身のフィッシャーマン・バスターを決めるも、カウント2で返した里村はスピニングキックを叩き込むと、メルセデスの膝に飛び乗ってスコーピオライジングを叩きつけて3カウントを奪った。
里村は次戦の準々決勝ではタイナラ・コンティを破ったレイシー・レーンと対戦する。