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木村拓哉の「バラエティーで見せる顔」に巨匠・山田洋次監督がオファー 19年ぶりタッグ

2025.01.23 Vol.web original

 松竹の2025-26年ラインナップ発表会が23日、都内にて行われ、山田洋次監督の最新作『TOKYOタクシー』の製作が発表。出演する倍賞千恵子、木村拓哉が実写初共演に期待を寄せた。

 松竹創業130周年記念として製作される『TOKYOタクシー』は、2022年に日本でも公開され話題を呼んだフランス映画『パリタクシー』を原作に、山田監督が舞台を東京に移し替え人生の喜びを描くヒューマンドラマ。

 山田監督が「内容は重いのに何故ここまで軽快かつユーモラスに観られるのか。どんなところにその秘密があるのだろうかと考えさせられた」と『パリタクシー』に引かれた理由を語ると、人生の終活に向かうマダム高野すみれを演じる倍賞も「これを山田さんがお書きになって、舞台を日本に置き換えたらどうなるのかとても楽しみ」。

 すみれを乗せ施設まで送ることになるタクシー運転手・宇佐美浩二役を演じるのは木村拓哉。倍賞と木村はアニメーション映画『ハウルの動く城』以来、実写では初の共演。

 倍賞が『ハウル』当時の木村の印象を「Gパンに白シャツ姿で階段をパタパタと上がって来て。カッコいいなあと思った」と振り返りつつ「そこから少し歳を重ねたかとは思うけれど、待ち時間にふっと木村さんを見たら眼鏡をかけて佇んでいる姿がとても印象的。静かにしている木村さんってこんなに素敵なんだ!と感動しました」とうっとり。

 一方の木村も倍賞について「長きにわたって山田組に咲き続けているお花」と表現しつつ「今回の現場ではどう咲き続けてくださるのか。傍で拝見させていただこうと思います…あと、現場では静かにします!」とニヤリ。

 そんな木村は『武士の一分』以来19年ぶりの山田組参加。実は、バラエティー番組出演時の木村の素顔に魅力を感じ、今回の起用につながったと言う山田監督。

「タクシー運転手という平凡な一人の男になった時に、彼が普段人に見せないような姿がふっと見られたら素敵だと思う。今までの木村拓哉さんの作品にはない魅力をこの映画で奪い取りたい」。

 木村も「僕が年末年始に出た番組を山田監督は何本も見てくださったらしくて。“素晴らしかったよ。あのような木村君が良いんだよ”と言ってくださいました」と照れながら、巨匠の期待に「山田監督が魅力的だと言ってくれた自分の素の部分を良い形で投影できたらと思います」と意気込んだ。

『TOKYOタクシー』は11月21日公開。

 この日は、歌舞伎やアニメ作品のラインアップも紹介され、尾上菊之助、尾上丑之助、原菜乃華、マイカ ピュらも登壇した。

日本橋で弥次喜多コンビと江戸前寿司!『日本橋シアトリカルツアー』体験イベント

2020.01.24 Vol.Web Original

 2020年3月からスタートする新感覚の“没入型”街歩きツアー『日本橋シアトリカルツアー』先行体験イベントが24日、日本橋周辺にて行われた。「シアトリカルツアー」とは、松竹が企画・製作する街や建物を舞台に演劇と街歩きが融合した体験型エンターテインメント。十返舎一九の旅行記『東海道中膝栗毛(とうかいどうちゅうひざくりげ)』の弥次喜多コンビが現代にタイムスリップしたという設定で、ツアー客と一体となって日本橋の街中で演劇を繰り広げる。

 体験イベントに先立って、本ツアーを担当する松竹・企画開発部の京井勇樹さんは第1弾に日本橋を選んだ理由について「日本橋は昔から日本全国よりひと・もの・ことが集まり、それらの交流によって新たな産業や文化が生み出された街でした。現在は再生計画が進められている中でも、老舗の飲食店や百貨店が軒を連ねるなど、都会にいながら江戸と現代の文化が体験できる街だと思います。そのような演劇の舞台としても歴史や文化の学びとしても特色がある日本橋を、エンターテインメントという形で届けられる魅力があると感じ、この日本橋で第1弾を開催したいと思っています」と力を込めた。

 今回の体験イベントでは60分のダイジェスト版として日本橋案内所、名橋「日本橋」、仲通りに現れる「寿司屋台」、福徳神社を巡った。まずはスタート場所となる日本橋案内所(コレド室町1 地下1F)へ。何が始まるのかワクワクしていると、日本橋の観光ツアーガイド・藤川初音が登場。

 続いて弥次さんこと弥次郎兵衛、喜多さんこと喜多八が登場……と思いきやドンキで揃えた動物コスチュームに身を包むウェーイ系の人物が。初音にシバかれて衣装を脱ぐと、やっと本来の姿の弥次喜多コンビが登場した。ここで1週間前に江戸からタイムスリップした際に弥次さんが江戸時代の記憶を失ってしまったことが判明。弥次さんの記憶を取り戻すべく、江戸にちなんだ日本橋の名所を巡るツアーが始まった。

一度は見ておきたい名作オペラを映画館で!『METライブビューイング2014-15』

2014.11.23 Vol.631

 世界中のオペラファンを魅了するニューヨークのメトロポリタン歌劇場(MET=メト)で上演された最新オペラを、その上演からわずか数週間後に映画館で上映する『METライブビューイング』が今年もスタート。

人気の理由その①は「オペラ界最高峰の舞台を体感できる」こと。臨場感あふれる5.1chサラウンドの音響と高精細な映像が、まるで歌劇場の最前列でオペラを見ている気分にさせてくれる。

理由その②は「本場の劇場では見ることのできない」シーンが盛り込まれていること。幕間には、歌手のインタビューや、ステージ転換真っ最中の舞台裏の様子なども映し出す。もちろん、多彩なカメラワークにより演者の表情や衣装、舞台装置、オーケストラの面々などを近距離でじっくり見ることができるのも映像ならでは。

理由その③は、このスペシャルな“オペラ体験”を映画館価格で味わえること。何度も通いたい通はもちろん、オペラを見たことが無い人でも気軽にオペラの扉を叩くことができる。本年度も、人生で一度は見るべき名舞台揃いなので、お見逃しなく!

『METライブビューイング2014-15』
松竹配給/東劇・新宿ピカデリー他にて公開中 www.shochiku.co.jp/met/
【今後の上映スケジュール】『カルメン』 12月13~19日/『セヴィリャの理髪師』2015年1月24~30日/『ニュルンベルクのマイスタージンガー』2015年2月7~13日/『メリー・ウィドウ』2月21~27日/『ホフマン物語』3月7~13日/『イオランタ』『青ひげ公の城』2本立て 3月28日~4月3日/『湖上の美人』4月11~17日/『カヴァレリア・ルスティカーナ』『道化師』2本立て 5月23~29日

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