映画『夏目アラタの結婚』(9月6日公開)のジャパンプレミアが21日、都内にて行われ、俳優の柳楽優弥、黒島結菜、中川大志、丸山礼、市村正親と堤幸彦監督が舞台挨拶に登壇。物語にちなみキャスト陣が「最近、翻弄されていること」を語った。
乃木坂太郎による同名コミックの実写化。連続殺人犯の死刑囚にプロポーズすることから始まる衝撃の獄中サスペンス。
お笑いタレントの丸山は本作が初の映画出演。中川に手を引かれエスコートされステージに上がると「何と私、今回、映画デビューです、イェイ!」と破顔。「私の歴史の中の1ページ、いや2ページ見開きに刻まれるほどのものを撮っていただいた」と胸を張った。
黒島結菜が演じる連続殺人犯にして死刑囚・真珠に心酔していくという役どころのの丸山。「最近、翻弄されたり狂わされていること」というお題の質問に「自分に狂わされていて。ロバート秋山さんの物まねをデビュー当時からさせていただいていて…」と秋山の物まねを挟みつつ「最近、久しぶりにお会いしてその写真をSNSに乗せたんです。そしたらパリ五輪でも活躍されたやり投げの上田百寧選手が“私も似てるって言われるんです”って。今、ロバート秋山さん似なのか上田選手に似ているのか、自分が何者なのか分からなくなっています」。
他のキャスト陣もユニークなエピソードを次々と披露。中川は「少し前に新しい洗濯機を購入しまして。自動洗剤投入の機能があって、洗剤をセッティングして。すごいな、フワフワに仕上がってさすがだなと思っていたら、1カ月経ってタンクを見たら、洗剤が全然減ってない。いろいろ調べたら自動投入がオフになっていて…1カ月、水のみで洗濯していた」と明かし、会場も大笑い。
市村正親は「子どもの夏休みの宿題に翻弄されています」と親世代の共感を呼び、黒島は「最近、野球にハマって。今も試合をやっていて気になっています」。最後に柳楽が「高校サッカーが好きで…」と語っていたが「狂ってはないですね、ハマってるというだけですね」と自分で首をかしげ笑いを誘っていた。