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役所広司と内野聖陽「老人2人で頑張った」実年齢は「同じ申年で一回り差」

2024.10.27 Vol.web original

 

 公開中の映画『八犬伝』の舞台挨拶が27日、都内にて行われ、俳優の役所広司、内野聖陽らキャスト陣と曽利文彦監督が登壇。同じ干支で一回り差という役所と内野が、八犬士役の若手俳優たちとの共演を振り返った。

 滝沢馬琴による「南総里見八犬伝」の世界と、その作者・馬琴の実話という2つのパートが交錯する、山田風太郎の同名小説の映画化。

 公開初日ナンバー1のヒット記録に、主演・役所は「あまり公開初日1位の作品に出たことないので三日天下にならないように…(笑)」と笑顔で期待。

 親友、馬琴と北斎を演じた役所と内野。内野が「役所さんは同じ申年で12年違う大先輩。でも北斎は馬琴よりずっと年上。役所さんがフランクに接してくださったおかげで自由に北斎を演じられました」と感謝すると、役所も「内野さんのおかげで…」。日本を代表する俳優2人が頭を下げ合い、会場もほっこり。

 老け役を演じた2人。実年齢は、役所が1956年1月生まれの68歳、内野が1968年9月生まれの56歳。役所が「老人2人でね、なるべく醜い老人で八犬士たちの美しさを引き立てるよう頑張ろうね、って」と振り返ると、内野も「特殊メイクで朝からずっと2人で」と苦笑。

 すると八犬士を演じた渡邊圭祐が「お2人に引き立てていただいて」と役所の茶目っ気に乗ったが「後々、各方面から怒られると思う(笑)」。同じく板垣李光人も、内野から「メチャクチャ美しかった」と絶賛され「助けていただきました(笑)」と感謝。

 ところが、水上恒司が「八犬士のうち、8分のさ3は汚いんです。そのうちの1人が僕。僕ら3人のおかげで残りの五剣士は輝いているということも言っておきたい」とアピールし、笑いを誘っていた。

 この日の登壇者は役所広司、内野聖陽、渡邊圭祐、鈴木仁、板垣李光人、水上恒司、栗山千明、曽利文彦監督。

栗山千明に役所広司「怖いですよ。あの顔で怒られたくない」悪役に太鼓判

2024.10.27 Vol.web orginal

 

 公開中の映画『八犬伝』の舞台挨拶が27日、都内にて行われ、俳優の役所広司、内野聖陽らキャスト陣と曽利文彦監督が登壇。玉梓を演じた栗山千明が悪役ぶりを役所から絶賛された。

 滝沢馬琴による「南総里見八犬伝」の世界と、その作者・馬琴の実話という2つのパートが交錯する、山田風太郎の同名小説の映画化。

 八犬伝の世界を描く【虚】パートで、里見家を呪う悪女・玉梓を演じた栗山。「八犬士が本当にかっこよくアクションを披露されている中で、強そうに見せなければならない、敵としてラスボスなので負けない迫力をどう出せるかを考えながら演じさせていただきました」と振り返りつつ「特殊メイクの力を借りまして、なかなか私も気に入っているんですが、かっこよくしていただきました」と胸を張り、とくに「冒頭、玉梓のいやらしさと言いますか、弱そうに見えて強かったり、変化があるシーンを上手くできるかと思いながら演じました。ぜひご覧ください」。

 そんな栗山のヴィランっぷりに作者・馬琴役の役所も「怖いですよ。あの顔で怒られたくない」と太鼓判を押して観客をあおり、会場の笑いを誘っていた。

 この日の登壇者は役所広司、内野聖陽、渡邊圭祐、鈴木仁、板垣李光人、水上恒司、栗山千明、曽利文彦監督。

役所広司主演『八犬伝』八犬士役に渡邊圭祐や板垣李光人 宿敵・玉梓役は栗山千明

2024.04.18 Vol.web original

 映画『八犬伝』(10月公開)の新キャスト9名が発表され、合わせて特報映像も解禁された。

 山田風太郎の小説『八犬伝 上・下』(角川文庫刊)を『ピンポン』『鋼の錬金術師』シリーズの曽利文彦監督が映画化。役所広司が演じる主人公・滝沢馬琴が失明しながらも『八犬伝』を書き上げるまでの実話と、里見家の呪いを解くため八つの珠に引き寄せられた八人の剣士たちの運命をダイナミックなVFXで描く「八犬伝」=虚構の世界がシンクロしながら描かれるエンターテイメント超大作。

 馬琴役の役所広司に加え、葛飾北斎役・内野聖陽、伏姫役・土屋太鳳、馬琴の息子・宗伯役・磯村勇斗、宗伯の妻・お路役・黒木華、馬琴の妻お百役・寺島しのぶと豪華キャストがそろう。

 今回、新たに八犬士役と宿敵・玉梓役のキャストが発表。

八犬士・犬塚信乃役に大河ドラマ「光る君へ」出演の渡邊圭祐。犬川荘助役に『からかい上手の高木さん』(5月31日公開)の鈴木仁。犬坂毛野に『陰陽師0』(4月19日)『ブルーピリオド』(8月9日公開)など話題作が続く板垣李光人。犬飼現八役に『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の水上恒司。犬村大角役に『沈黙の艦隊』の松岡広大。犬田小文吾役に「王様戦隊キングオージャー」の佳久創。犬江親兵衛をドラマ「君とゆきて咲く ~新選組青春録」の藤岡真威。犬山道節役にドラマ「幽☆遊☆白書」の上杉柊平。

 里見家を祟る八犬士の最大の敵・玉梓を栗山千明が演じる。

 合わせて特報映像も解禁。八犬伝の“虚”の世界と、その物語を生み出した馬琴の生きざまを描く“実”の世界が交錯。「八犬伝」に生涯をかけた馬琴の創作の裏に隠された真実と奇跡の実話、そしてかつてないスケールで描かれる八犬士の壮大な戦いに期待が高まる映像となっている。

【特報 YouTubeリンク】

栗山千明、本田翼の『ハガレン』キャラ風衣装に山田涼介ら男性陣完敗

2022.05.16 Vol.web original

 

 映画『鋼の錬金術師 完結編』完成披露試写会が16日、都内にて行われ、山田涼介、本田翼、本郷奏多、渡邊圭祐、栗山千明が登壇。一同が劇中の役どころをイメージした衣装で登壇することになっていたこの日、栗山、本田の本気衣装に、男性陣が脱帽した。

 荒川弘原作による同名人気コミックの実写化、待望の続編。前作に続き、Hey! Say! JUMPの山田涼介が、主人公で“鋼の錬金術師”の二つ名を持つ国家錬金術師エドワード・エルリックを演じる。

 この日は、登壇者がそれぞれ演じたキャラクターをイメージした衣装で登場…のはずが、男性陣は一見、いつもの舞台挨拶向けのジャケット姿。それに引き換え、見事に“ウィンリィ”風のアクティブなパンツスタイルで登場した本田は「現代版ウィンリィです。すごく寄せてきたのに、男性陣はみんなけっこう普通でびっくり」。

 エレガントなドレス風衣装の栗山も「私もオリヴィエっぽさを意識しました。でも男性陣が…」と温度差に苦笑。そんな女性陣に、山田は「こんなにガチで寄せてくると思ってなくて…。もうこの質問やめてくれないかなと、男性陣は思っていると思う(笑)」。

 この日は完結作となる『最後の錬成』の10分を超えるフッテージ映像も公開され、栗山が演じるオリヴィエも登場。山田が「栗山さんがオリヴィエでいるとき怖かったですもん、まんますぎて」と言えば、本田も「軍服があんなに似合う女性見たことない」、本郷も「初めて栗山さん(のオリヴィエを)見たんですけど…かっけぇっすね!」。渡邊も「栗山さんに流し目で見られたい。舌打ちされたい」と一同から大絶賛。

 20年来の原作ファンだという栗山はフッテージ映像を見た感想を聞かれ「私、今ちょっと取り乱しております。まだ見れてなかったシーンをまさか皆さんと見れるとは…感無量です」と感激していた。

 映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』は5月20日、『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』は6月24日より公開。

山田涼介「家宝」をハガレン舞台挨拶に持参! 原作・荒川弘もキャスティングに絶賛コメント

2022.05.16 Vol.web original

 

 映画『鋼の錬金術師 完結編』完成披露試写会が16日、都内にて行われ、山田涼介、本田翼、本郷奏多、渡邊圭祐、栗山千明が登壇。山田が、原作者・荒川弘から贈られたという“家宝”をイベントで披露し、共演者たちを驚かせた。

 荒川弘原作による同名人気コミックの実写化、待望の続編。前作に続き、Hey! Say! JUMPの山田涼介が、主人公で“鋼の錬金術師”の二つ名を持つ国家錬金術師エドワード・エルリックを演じる。

 原作との出会いについて聞かれた山田は「当時、みんな周りが読んでいて僕も読んで“こんな面白い漫画があるんだ”と思った。そこから大人になって実写化という形で再会することになり、自分でいいのかなという不安もあったんですけど、僕が断ったら他の誰かがエドをやるんだと思うと悔しくて」と、原作への思い入れを語った。

 そんな山田はこの日、宝物にしているという「ハガレン」アイテムを持参。山田が「自慢なんですけど…」と言いつつ披露したのは、大切に額縁に入れられた漫画の1ページと、エドの弟アルのぬいぐるみ。山田は漫画のページについて「荒川先生が、前作(実写1作目)の場面を描きおろしてくださったんです。だからこれは原作にはないんです」と明かし、その貴重さに会場もびっくり。

 共演者から注がれる驚きと羨望のまなざしに、山田は「家宝です。宝物として、ずっと飾ってあります」と言い、下げようと近寄ってきたスタッフに「盗るつもりですか?」と警戒し、笑いをさそった。

 この日は、原作者・荒川氏からキャスト陣に熱いメッセージも寄せられた。「実写映画1作目を見てから、このキャストで続編を見たいとずっと思っていました」という荒川氏は「エド役の山田くんもますます演技の感情の幅が豊かになって、とても魅力的な主人公になっていました。(本田)翼ちゃんの泣く演技にはもらい泣きしてしまいました。本郷さんの演技もさらに板について、原作以上に悪そうで、最近朝ドラで拝見しているので、役者としてのギャップにもやられてしまいます。渡邊さんはリン役、グリード役で二面性を見られると思うと楽しみ。栗山さんがオリヴィエに決まったとき一気にテンションが上がりました」と登壇キャスト一人ひとりにコメント。「見どころだらけ、見どころしか残ってない」と実写版を絶賛した。

 原作者からの熱いメッセージに山田も「ありがたいですね。こんな言葉を頂いて。またたくさんの人に実写を通してこの作品の魅力が伝われば」と公開に向けさらなる意気込みを見せていた。

 映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』は5月20日、『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』は6月24日より公開。

ジョニデ新作イベントでおもしろキャラ全開!

2017.06.21 Vol.692

 映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』のジャパンプレミアイベントが20日、都内にて行われ、俳優のジョニー・デップらが登場。レッドカーペットでたっぷりファンサービスを行ったのち、ステージで新作をアピールした。

 冒頭「コンニチハ」と日本語であいさつしたかと思うと「意味は分からないんだけど使ってみました」と付け加え、会場の笑いをとったデップ。ウケたことに気を良くしたのかイベントの間中、何度も「コンニチハ」を連発し、ファンを笑わせた。

 この日は共演のブレントン・スウェイツとカヤ・スコデラリオに加え、日本語吹き替え版キャストの中川大志、栗山千明も登場。中川が「ファンとして見てきた作品に参加できて、さらにキャストの皆さんと同じ場に立てるなんて夢のようです」と感激を語ると、すかさず「そう、これは夢だよ」とちゃちゃを入れたり、よさこいのパフォーマンスが披露されると「この踊りは僕もよく踊ってたんだけど、釘を踏んづけてしまってから踊ってないんだ。今日はブレントンとカヤが踊ってくれるから」と無茶ぶりしたりと終始、茶目っ気たっぷりな言動でファンを楽しませた。

『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』は7月1日より全国公開。

栗山千秋「ドラマ『不機嫌な果実』はセクシー先生が頼りです」

2016.04.23 Vol.665

 林真理子による傑作不倫小説『不機嫌な果実』がドラマ化される。テレビ朝日系の金曜夜、これまで数々の名ドラマを生み出してきた金曜ナイトドラマ枠、ゴールデンウイークの始まりである29日にいよいよ初回放送を迎える。

 既婚者の女性・麻也子が情熱的な音楽評論家との禁断の愛に溺れていく姿を描く、大人の泥沼恋愛劇。主人公の麻也子は栗山千明が演じる。

「撮影前は、内容が内容なので、緊張感のあるピリピリした現場になるのかなと思っていたのですが、意外と和気あいあいとやらせていただいています。セクシーなシーンも多いのですが、それもまた楽しみながら……。照れると逆に恥ずかしくなってしまうので楽しんでやっています」

 林も驚いたという過激なシーンもある。

「緊張を和らげるためにも、空き時間には他愛もない話をしたりして、相手の方とコミュニケーションをとっています」
 
 禁断の愛におぼれる相手の音楽評論家は市原隼人が演じるが、序盤では元カレの広告マン・成宮寛貴とのラブシーンが多いという。

「現場では成宮さんのことを、セクシー先生と呼んでいるんです(笑)。(成宮は)モニターを見ながら、この角度のほうがきれいに見える!といったアドバイスをくださるんです。頼りにしています」

 成宮いわく、そういった艶っぽいシーンを栗山と「2人で作っていく感じがすごく楽しい」という。その言葉には、マザコンな夫役の稲垣吾郎、禁断の愛のお相手役の市川も、不機嫌気味に? 

 それでもドラマはスタートする。

「麻也子が不機嫌になってしまう理由に共感していただいたり、ユーモアあふれるシーンにちょっとニヤッとしていただいたり……。そんなふうに楽しんでいただけるのではないかと思います。金曜日の夜に日ごろのストレスを発散できるような内容になっていると思います」

 

2013.09.20 Vol.600

 第26回東京国際映画祭の第2回記者会見が17日、都内にて行われ、コンペティション出品作などが発表された。

 東京の秋の風物詩となっている同映画祭。今年は10月17日から25日まで開催。コンペティション部門では、93カ国からエントリーされた1463本の中から選ばれた15本を上映。コンペティション国際審査委員長を映画監督のチェン・カイコーが、同審査員を女優の寺島しのぶや映画監督のクリス・ワイツらが務める。また、オープニング作品にトム・ハンクス主演の『キャプテン・フィリップス』、クロージング作品に三谷幸喜監督の最新作『清須会議』など豪華な招待作品の上映も決定しており、恒例の”グリーンカーペット”にも注目が集まりそうだ。

 この日は、ゲストとしてコンペティション出品作『ほとりの朔子』の深田晃司監督と女優の二階堂ふみ、『捨てがたき人々』より榊英雄監督、第26回東京国際映画祭のフェスティバル・ミューズに就任した栗山千明が登壇。栗山は「日本と世界を結ぶ映画祭のお手伝いをさせていただけることをとても光栄に思っています。日本の文化を広めることももちろん大切ですが、さまざまなイベントを通じてより日本を知って体感してもらえればと思います」と”ミューズ”としての意気込みを新たに語った。

 また質疑応答で、昨年の開催時に”日中問題”の影響で中国ゲストの不参加などが発生したことに絡めて今年の状況を質問されると、コンペティション部門プログラミング・ディレクターの矢田部吉彦氏は「今年はまったく問題なく、出品プロセスも順調で、ゲストの来日も前向きに検討してもらえている」と回答した。

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