DDTプロレスが10月13日、アクロス福岡で「God Bless DDT 2024 TOUR in FUKUOKA」を開催した。KO-Dタッグ王者組の「しゅんまお」(MAO&勝俣瞬馬)が梅田公太、松永智充組を退け、2度目の王座防衛に成功した。
2014年のDNA旗揚げ戦でデビューした梅田は、2019年にDDTを退団してフリーとなり、現在は九州を拠点に活動中。MAOにとっては“一番怖い先輩”で、勝俣にとっては“一番怖い後輩”だという“怖い”存在。当初、この一戦はノンタイトル戦の予定だったが「しゅんまお」が「いつでも誰とでもどこでも防衛戦をやる」と発言したのを今林久弥GMが聞き逃さず、タイトル戦に変更された。
試合前、王者組が「エニウェアフォールマッチ」での対戦を要望し、挑戦者組がこれを受諾した。「しゅんまお」はMAOがラ・ケブラーダ、勝俣がトペ・コンヒーロを同時に発射。その後、エニウェアフォールマッチとあって、大場外戦に発展した。リングに戻ると、梅田が強烈なキックで勝俣を追い込めば、MAOは梅田にハリウッドスタープレスを繰り出す。ラダー上に勝俣と梅田が上がりエルボー合戦。MAOが場外でテーブルを立てて、松永を寝かせると、リングのラダー上から勝俣がサウナトランス・スプラッシュを投下して、場外で3カウントを奪った。試合後、勝俣は握手を求めるも、梅田は拒否した。