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サダヲ、未來、早乙女らが風船飛ばして製作発表

2017.04.20 Vol.689

 劇団☆新感線の舞台『髑髏城の七人』Season鳥の製作発表記者会見が18日、豊洲で行われ、主演の阿部サダヲをはじめ、森山未來、早乙女太一、松雪泰子ら主要キャストらが登壇した。

 客席が360度回転する、IHIステージアラウンド東京のグランドオープニング作品シリーズの第2弾。現在同所では同じシリーズのSeason花が小栗旬主演で上演中だ。阿部は小栗と同じ捨之介を演じることになる。阿部は「捨之介には色気があるんですが、(ポスター撮影の時に小栗のような)着流しで脛を出してっていうのがなかった。たぶん違うものになる」と、コメント。さらに「最近、ANZEN漫才のみやぞんさんに似ていると言われるので寄せていこうと思う」と付け加えた。

 演出のいのうえひでのりは、鳥は「歌や踊りを入れてショーアップしたかたちで見せたい」そう。踊ると告げられた森山も「マジか! 立ち回りもあるんですよね……」と驚いていた。

 記者会見は、豊洲住民が見守る中、野外で行われた。キャストや参加者はブルーの風船を放ち、舞台の成功を祈った。

 同所で6月27日から9月1日まで上演。チケットは発売中。

いろんな意味で見たことのないものを見せてくれそう コドモ発射プロジェクト『なむはむだはむ』

2017.02.11 Vol.684

 東京芸術劇場の芸術監督を務める野田秀樹の「子供の書いた台本をよってたかって演劇にすることはできないだろうか?」というアイデアのもと、劇作家・演出家・俳優の岩井秀人、俳優・ダンサーの森山未来、シンガーソングライターの前野健太の3人が集結。

 昨年夏にこども向けワークショップを行い、原案を集め、今年1月には兵庫の城崎国際アートセンターで合宿とワークインプログレスを行い作品を制作した。

 常識とか道徳といったものにからみとられた大人では考えられない、子供ならではの発想や動き、感情の揺れなどをベースとした作品??といっても出来上がりが演劇っぽいものになるのかライブっぽいものになるのかも観客には明かされていない。

 公演には乳幼児も入場できる回も設け、出入りしやすい親子席も用意するという。こう聞くと「こども向けの作品」ととらえられそうだが、決してこどもに“寄せた”作品作りではないとのこと。

 諸々、大人には理解しがたいことばかり。それゆえに、どんな作品を見せてくれるのかというドキドキが止まらない。

吉田修一×李相日のアカデミー賞タッグが復活!『怒り』

2016.09.13 Vol.674

 あの感動から6年。『悪人』で感動の渦を巻き起こした原作・吉田修一×監督・李相日が再びタッグを組み、さらなる感動作を生み出した! 日本映画界を代表するそうそうたるキャストを揃え、音楽は坂本龍一が担当。本年度の賞レースでも注目間違いなしの一本だ。

 愛した人は、殺人犯なのか? SNSやモバイルが発達し、家族や友人、ときには愛する人でさえ、簡単に疑ってしまう不信の時代。一つの殺人事件を巡る群像劇を通して“信じる”とは…という根源的な問いを投げかける感動のヒューマンミステリー。

 映画化に際して「物語の登場人物には、映画『オーシャンズ11』のようなオールスターキャストを配してほしい」という吉田の願いに応えるかのように、7人の豪華出演陣が集結。主演は、ハリウッド、ブロードウェイで活躍する渡辺謙。さらに、それぞれの地に突然現れた3人の疑惑の男を森山未來、松山ケンイチ、綾野剛という世代を代表する演技派が演じる。他、広瀬すず、宮﨑あおい、妻夫木聡といった人気・実力ともにトップクラスの俳優陣が、迫真の演技で重厚な人間ドラマを紡ぎ出す。

 八王子で起こった未解決の夫婦殺人事件。千葉の漁港で暮らす父子・洋平と愛子の前に現れた田代。東京の大手企業に勤める優馬が街で偶然出会った直人。沖縄の女子高生・泉が無人島で遭遇した田中。前歴不詳の3人の男の中に、あの殺人犯がいるのか? そして明かされる、衝撃の真実とは…。

STORY:ある夏の日。八王子で夫婦殺人事件が起こった。その現場には『怒』の血文字が残されていた。犯人は顔を整形し逃亡。行方不明となる。事件から一年後。千葉と東京と沖縄に、素性の知れない3人の男が現れた。その男と出会った人々の心に葛藤が渦巻いていく。

監督:李相日 出演:渡辺謙、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛他/2時間21分/東宝配給/9月17日より全国東宝系にて公開  http://www.ikari-movie.com/

森山未來、DQシリーズ最新作で「神から演出」

2016.05.27 Vol.677

 ドラゴンクエストシリーズ最新作『ドラゴンクエストヒーローズⅡ 双子の王と予言の終わり』完成披露発表会が26日、都内で行われ、声優を務める森山未來、武井咲、山田孝之が登壇した。

 主人公を演じる森山は本作で初めてゲーム声優に挑戦。ストーリーを記したものと、魔法が書かれたものという辞書のような厚さの台本に驚きながらも、大好きなDQシリーズに関われたと喜びのコメント。ゲームデザイナーの堀井雄二氏から直々に指導も受けたといい「神の演出を受けていると思った!」と録音を振り返った。

 山田は、森山と武井が演じる主人公の心強い味方という役どころ。クールでポーカーフェイスだが熱い男だ。武井は「(山田に)ぴったり!」とコメント。役どころのキメ台詞「お前には俺の美学が分からないようだな」を引き合いに、森山も「(山田も)俺の美学が…とか、いいそう」。山田は「(自分は)言わねーよ! こんなかっこいいキャラじゃない。やめて!」と照れていた。会見では山田の出演が決まった経緯についても触れられ、前作のCMに出演した山田が作品への出演オファーが来ていないとボヤいたことがきっかけと明かされた山田は「冗談で言ったんです! 影で事務所を通してとかやってませんから!」と力強く否定。その姿に会場が沸いた。

『ドラゴンクエストヒーローズⅡ 双子の王と予言の終わり』は5月27日発売。

森山未來×星野源『聖☆おにいさん』声優として降臨!

2013.04.19 Vol.589

20130419b.jpg アニメーション映画『聖☆おにいさん』の完成披露舞台挨拶が18日、都内にて行われ、声優を務めた森山未來と星野源が登壇した。


 本作は、講談社発行コミック誌『モーニング・ツー』で連載中の大人気コミックのアニメ映画化。ダジャレやお笑いをこよなく愛し、新しいモノ好きな浪費家・イエスと、自分とお金に厳しく、シルクスクリーンでTシャツを作るのが大好きなブッダが、東京・立川のアパートをシェアし、下界の生活を楽しむというストーリー。アニメではイエスの声を森山未來、ブッダを星野源が演じる。


 実は、ともに本作が声優初挑戦だという2人。森山は「なぜ声優さんでなく役者である僕らなのか、ということを監督ともよくお話して、結果、声優でない僕らにできることをやろうという気持ちで挑みました」と語り、星野は「普段は役者としてお芝居をやっている者がアニメーションに声をあてるハードルの高さも感じていたけど、本当にずっとあこがれていた世界だったので、お引き受けしました」と、声優に挑戦できた喜びを語った。


 イベントでは、ブッダの趣味にちなみ、互いに相手をイメージして制作したシルクスクリーンTシャツをプレゼント。森山が星野に送ったTシャツには"腹痛"の文字。理由は「源ちゃんはおなかが弱いというのを聞いたことがあったのと、ブッダももともと胃腸が弱かったという説もあることから、愛を込めて」。星野が森山に送ったTシャツには"野宿"。その理由を「先日、一緒の取材の時に唐突に(森山が)"俺しばらく野宿してたんだ"って言い出して、なんで?と聞いても"なんとなく"とか言うから、すげーなって(笑)」と明かし、会場の笑いを誘った。


 アニメ映画『聖☆おにいさん』は5月10日より全国公開(東宝映像事業部配給)。
(c)中村 光・講談社/SYM製作委員会

森山未來「皆さんが想像するイメージにはならないと思います」

2012.08.20 Vol.562

 愛と自由を求めヘドウィグは今日も歌い続ける。性別適合手術の失敗により股間に残った“怒りの1インチ(アングリー・インチ)”とともに…。1997年の初上演以来、世界中に一大ブームを巻き起こしてきた異色のミュージカルが、三上博史、山本耕史に続き、森山未來主演で公演!

映画『モテキ』完成披露パーティー リリー・フランキーが真顔で公開セクハラ!?

2011.08.31 Vol.522
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 映画『モテキ』の完成披露パーティーが30日、都内のホテルで行われ、主演の森山未來、ヒロインの長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子、リリー・フランキー、大根仁監督が出席した。パーティーには公式サイトを通じて募集した150人のファンも参加、パーティーを盛り上げた。

 突然の「モテキ」がやってきた冴えない派遣社員の幸世が恋にエロスに翻弄される姿を描き、深夜としては異例の高視聴率を記録したドラマ『モテキ』。今回の映画は原作のラストから1年後を描くオリジナルストーリーだ。

 主演の森山は「去年から今年にかけて一生分ぐらいモテまくったので満足です」とドラマから映画にかけての感想を語る。

 女ぐせの悪いCEO・墨田を演じるリリー・フランキーは登場するや司会を務めたテレビ東京の松丸友紀アナウンサーに「テレビで見るより胸大きいですね」と真顔で公開セクハラ。自らの役に関しては「俺はモテているんじゃなくて、絶倫。役作りなしでいつも通りで臨んだ」と語り、会見中も他の出演者のコメントそっちのけで、松丸アナの胸を凝視するパフォーマンス?で墨田役が抜け切っていない様子だった。

「毎日とっかえひっかえ、べっびんさんとキスだの、胸を触るだのやりたい放題やらせていただいた」と撮影を振り返った森山だったが、「幸世みたいな男性は?」という質問に長澤は「どっちでもいい」、麻生は「タイプじゃない」、仲には「部屋がちらかっている人は嫌」、真木に至っては「嫌ですね」とぴしゃり。撮影終了と同時に幸世のモテキもすでに終わったよう......。

 その後行われた試写会での舞台挨拶で大根監督は「見終わった後に、絶対誰かとしゃべりたくなる映画。幸世の悪口とか4人の(ヒロインの)中で誰がいいかとか」としたうえで、幸世について「こんなに感情移入できない主人公は日本映画ではそうはいない」と締めくくった。

 映画『モテキ』は9月23日から公開される。


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