髙田は「論外!」とピシャリ。横粂は政権の説明不足を指摘
元総合格闘家でタレントの髙田延彦と元衆議院議員で弁護士の横粂勝仁氏が世の中のさまざまなニュースについてとことん語り合うインターネット配信番組「髙田横粂の世相談義」が5月17日、リモート収録で復活した。
同番組はこれまで月曜の夜に不定期配信されていたのだが、新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言などがあったことから3月9日の配信を最後に配信が止まっていた。
この間も髙田は新型コロナに関する政府の動きや「検察庁法改正案」などについてツイッターなどで積極的に意見を発信。その辛口の意見はさまざまなメディアでも取り上げられるなど大きな注目を集めていた。横粂氏もコメンテーターを務めるトークバラエティー番組「バイキング」(フジテレビ系)に出演し、さまざまな意見を発していたのだが、2人が同じ場で意見をかわすのは久しぶり。
番組では進行役も務めるMCの麻生夏子と3人で「抗議殺到の検察庁法改正案」「いまだ届かないアベノマスク」「改憲論議に与野党から批判の声」「新しい生活様式」といったニュースを取り上げた。
髙田は検察庁法改正案については「論外」とばっさり。横粂は抗議の声を挙げる多くの著名人に対して「法律のことを全然分からないのに何を言っているんだ」と反対する人たちに対し「感覚のほうが大事。全員が法律のプロである必要はない」としたうえで、その国民が持っている感覚について「いろいろな人に誤解なく伝えるのも政治家の仕事なのに、それができていない」「“あなたは理解していないから反対する資格はない”と言うのはすり替え」などと、そもそも政権の説明不足が問題であると指摘した。