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8・20大田区でのKO-D無差別級王座に向け、樋口和貞と遠藤哲哉が火花【DDT】

2022.08.15 Vol.Web Original

9・4名古屋でハリマオの持つKO-Dタッグ王座にHARASHIMA&大鷲透が挑戦

 DDTプロレスが8月14日、東京・後楽園ホールで「Road to PETER PAN 2022 in KORAKUEN~みんなで声出そう!~」を開催。20日の東京・大田区総合体育館でKO-D無差別級王座を争う、王者・樋口和貞と挑戦者・遠藤哲哉がバチバチに火花を散らした。

 先に新型コロナウイルスに感染した遠藤は欠場を続けていたため、この日が復帰戦で、樋口とは最初で最後の前哨戦となった。樋口は吉村直巳とのハリマオで出陣し、遠藤、秋山準組と対戦。遠藤はスワンダイブ式エルボー、ハンドスプリング式オーバーヘッドキック、サスケスペシャルなどを繰り出し、ブランクを感じさせない動きを見せた。樋口も遠藤にジャーマン、ラリアット、場外でのアバランシュ・ホールドを見舞い、激しいチョップの打ち合いを展開しバチバチの攻防に発展。最後は吉村が払腰で秋山から3カウントを奪い、勢いに乗るハリマオが勝利した。

 遠藤が「樋口、強いじゃねぇか。どんだけ強くなろうが、8月20日、オマエの前に立つのは俺だ。俺たちでもっとDDTを世界に広げるんだ」と言えば、樋口は「オマエの言う通りだ。俺たちでDDTを世界に届けてやる。俺たちのDDTを見せる」と呼応。2人は握手を交わし、互いの健闘を誓った。

新KO-Dタッグ王者のハリマオが若手コンビに圧勝。樋口和貞「全力で遠藤哲哉を迎え撃つ」【DDT】

2022.08.07 Vol. Web Original

 DDTプロレスが8月6日、神奈川・横浜ラジアントホールで「Road to PETER PAN 2022 in YOKOHAMA」を開催。7月24日の東京・後楽園ホールでKO-Dタッグ王座を戴冠したハリマオ(樋口和貞、吉村直巳)がメインイベントで岡谷英樹、石田有輝の若手コンビに圧勝して強さを見せつけた。

 当初、この日は8月20日、東京・大田区総合体育館での王者・樋口vs挑戦者・遠藤哲哉のKO-D無差別級選手権の前哨戦として、ハリマオvs遠藤、岡田佑介組の一戦が組まれていた。ところが、遠藤が新型コロナウイルス陽性による欠場となり、急きょ新鋭コンビがタッグ王者組にチャレンジした。

 メイン抜てきに燃えた岡谷と石田はエルボーなどで必死の攻めを見せるも、ハリマオは動ぜず。15分過ぎ、ハリマオは合体式のリフトアップスラムで石田を豪快にたたきつけた。石田も樋口に突っ張りで対抗するも、樋口のラリアットを食ってダウン。カウント8で立ち上がった石田は樋口にヘッドバットを食らわせるも、樋口がヘッドバットで返してドクターボム。さらにぶちかましで吹っ飛ばすと、石田は起き上がれず10カウントを聞いてKO負け。

樋口和貞&吉村直巳の“ハリマオ”がKO-Dタッグ王座戴冠。復帰の遠藤哲哉が8・20大田区で無差別級王座挑戦へ【DDT】

2022.07.25 Vol.Web Original

 DDTプロレスが7月24日、東京・後楽園ホールで「Summer Vacation 2022」を開催。チーム名が“ハリマオ”に決定した樋口和貞&吉村直巳のヘビー級コンビがMAO&朱崇花を破り、KO-Dタッグ王座を戴冠。2冠王になったKO-D無差別級王者・樋口からの指名を、復帰した遠藤哲哉が受諾し、8月20日、東京・大田区総合体育館でのタイトル戦が決まった。

 ハリマオは破格のパワーで攻め込めば、MAO組は合体技で対抗。MAOが樋口を担ぎ上げたところに、朱崇花が雪崩式不知火を見舞う離れ業を見舞うも、吉村がカット。MAOは竜巻旋風脚を樋口に叩き込むも、樋口は後頭部へのラリアットを繰り出した。ハリマオはサンドウィッチ・ラリアットをMAOに繰り出すと、樋口が合体式のハイジャック・パワーボムで朱崇花を叩きつける。MAOは掌底連打で反撃も、樋口はぶちかましからブレーンクロー・スラムを決めて3カウントを奪取。ハリマオはタッグ結成からわずか約半月でベルトを力で奪い取った。

樋口和貞&吉村直巳がKO-Dタッグ王座獲り宣言「全力でチャンピオンからベルトをひっぺがす!」【DDT】

2022.07.23 Vol.Web Original

 DDTプロレスが7月22日、東京・千代田区の神田明神内で記者会見を開き、24日の東京・後楽園ホールでMAO&朱崇花が持つKO-Dタッグ王座に挑む樋口和貞&吉村直巳が高らかにベルト獲りを宣言した。

「KING OF DDT 2022」決勝での戦いを通じて、認め合った2人は7日の東京・新宿FACEからタッグチームとして本格始動。樋口はイラプション、吉村はディザスター・ボックスから巣立ち、不退転の覚悟で王座獲りに臨むことになった。

 吉村は「僕たち2人はDDTの強さを見せていくタッグチーム。今回のKO-Dタッグ、強さを見せつけて、DDTのヘビー級としてベルトを獲りたい。MAOさんと朱崇花さんのタッグはすごく魅力的で、悔しくなるくらい面白いチームだけど、24日の後楽園が最後になります」とキッパリ。

 樋口は「この2人には尊敬と感謝の気持ちがあります。でも、尊敬と感謝の気持ちがあるからこそ、タッグのベルトを獲り、DDTに新しい風を吹かせたい。2冠王目指して、全力でチャンピオンからベルトを引っぺがしたい」と力を込めた。

豪快好発進の樋口和貞&吉村直巳が7・24後楽園でKO-Dタッグ王座に挑戦。それぞれがイラプション、ディザスターを巣立ち【DDT】

2022.07.08 Vol.Web Original

 DDTプロレスが7月7日、東京・新宿FACEで「DDT FREE ~みんなで声出そう!~」を開催。先の「KING OF DDT 2022」で決勝を争った樋口和貞と吉村直巳がコンビを組んで豪快に発進。同24日の東京・後楽園ホールでMAO、朱崇花組が保持するKO-Dタッグ王座に挑むことが電撃決定した。2人はタッグを本格的に始動するにあたり、樋口はイラプション、吉村はディザスター・ボックス(DB)から巣立つことになった。

 同3日、後楽園での同トーナメントで優勝した樋口が「吉村と組んでも面白いかもしれない」と発言。団体側が樋口の意向をくみ、吉村とのタッグ結成を即断。この日のメインイベントでサウナカミーナの上野勇希、小嶋斗偉組と対戦した。

 サウナカミーナはスピード、空中戦で挑んでいくが、樋口組はパワーで圧倒。若手の小嶋は樋口に決死のチョップを連打していくも、逆に樋口のチョップ1発でダウン。それでも小嶋は三角絞めで樋口を攻めていくが、樋口は持ち上げてマットにたたきつけた。樋口と吉村はサンドウィッチ・ラリアットで上野を排除すると、樋口がブレーンクロー・スラム小嶋を仕留めて、樋口組は圧巻の勝利を奪った。

樋口和貞「KING OF DDT」初制覇&KO-D無差別級王座初戴冠で「気が引き締まった」 7・7新宿では決勝で戦った吉村直巳とタッグ結成【DDT】

2022.07.05 Vol.Web Original

 DDT最強決定トーナメント「KING OF DDT」を制して、KO-D無差別級王座を戴冠した樋口和貞が7月4日、東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を開き、決戦から一夜明けた胸中を語った。

 冒頭、樋口は「こうやって優勝できて、ベルトを獲れたことは本当に自分一人の力じゃないと思ってるので。支えてくれた方々に本当にありがとうと言いたいと思っております」と感謝の言葉を述べた。そして「準決勝、秋山(準)さんとの戦い、これは秋山準というレスラーの奥深さを改めて感じた。やっぱりすごいレスラーだなと感じました。でも、それを超えられたのは自分のなかで誇っていいんじゃないかなと思っています。1年前、ベルトを巻く、巻かないということがありましたが、そういうつっかえみたいなものが、今回の一戦でケリがついたなと感じています。また、秋山準が目の前に立ったときはもちろん全力でいきたいと思います。あんな元気な52歳、いないと思うので。自分がベルトを持ってる間でも、挑戦者として来てもらってもいいですし、別のところで当たっても、また全力で倒しにいきたいと思いました」と吐露。

 決勝の吉村直巳戦については「DNA時代から知らない仲ではないので。恐ろしいレスラーになったと感じました。本当に強かった。ただ、あちらも背負ってるものがあったと思いますが、自分も背負ってるものがあったので。ここは負けられないなと。本当にしのぎを削って、競り合いましたけど、なんとか自分の覚悟の差で競り勝ったのかなと思います」と振り返った。

 8月20日、東京・大田区総合体育館で行われる初防衛戦の相手に、遠藤哲哉を指名したが「ずっと言ってるんですけど。サイバーファイトフェスのリング上にいた一人として、今回のトーナメント優勝して、ベルトを獲って、遠藤哲哉を待ちたいと。復帰戦もしてない状況ではありますが、チャンピオンとして遠藤哲哉を挑戦者に迎えたい、待ちたいなと思っております。そこらへんは遠藤哲哉と会社がよく話し合って、その返答を待ちたい」と変わらぬ気持ちを示した。

 団体としては、7月24日、後楽園ホールでの遠藤の復帰戦を終えたうえで、本人の意思を確認して判断する見込みだ。

“苦労人”樋口和貞が決勝で吉村直巳を破り、悲願の「KING OF DDT」初制覇&KO-D無差別級王座初戴冠【DDT】

2022.07.03 Vol.Web Original

「8・20大田区のリングで遠藤哲哉を挑戦者として、待ちたいと思います」

 DDTプロレスが7月3日、東京・後楽園ホールで最強決定トーナメント「KING OF DDT 2022 FINAL!!」を開催。“苦労人”樋口和貞が準決勝で秋山準、決勝で吉村直巳を破り、同トーナメント初制覇を果たし、空位のKO-D無差別級王座を初戴冠。樋口は8月20日、東京・大田区総合体育館で行われる初防衛戦の相手に、脳震とうのため王座を返上した遠藤哲哉を希望した。

 まさに“大器晩成”という言葉がピッタリの男だった。樋口はこれまでに5度、同王座に挑むも、いずれも奪取に失敗。「KING OF DDT」も、最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX」も毎年上位まで食い込むも優勝することはできなかった。

 遠藤の王座返上もあり、不退転の思いで臨んだ樋口は準決勝で因縁深い秋山と対戦。秋山のフロントネックロック、ヒザ蹴り、エクスプロイダーをしのいだ樋口はラリアットからブレーンクロー・スラムで3カウントを奪い、決勝進出を決めた。一方のブロックでは吉村が上野の顔面へのドロップキック連打で苦しむも、Osaka Prideで仕留めて決勝にコマを進めた。

7・3後楽園での「KING OF DDT」準決勝&決勝に向け、秋山、樋口、上野、吉村の4者ともに優勝宣言【DDT】

2022.06.24 Vol.Web Original

 DDTプロレスが6月23日、最強決定トーナメント「KING OF DDT 2022」準決勝、決勝(7月3日、東京・後楽園ホール)に向け、東京・千代田区の神田明神内で記者会見を開き、ベスト4に残った秋山準、樋口和貞、上野勇希、吉村直巳の4選手が火花を散らした。

 準決勝の組み合わせは秋山vs樋口、上野vs吉村で、その勝者同士により同日に決勝戦を行い、優勝者は第79代KO-D無差別級王者に認定される。

 上野は「初めてプロレスを見たときから、DDTプロレスが世の中で一番面白いと思ってます。そこから選手になって、DDTが世間に届いてないのが本当に悔しいです。自分のどんなスキルを使ってでも、DDTを世間に広めることが大事だと思います。それにほかのどんなスキルより、プロレスが強くならないとダメなので。このトーナメントはそれを見せられるチャンスであって、優勝したらチャンピオン。初めて見た人が“上野がチャンピオンって面白そう”と思ってくれるよう、優勝したいと思います。準決勝は吉村君。大阪から一緒に出てきて、今までシングルで1回も勝ったことないです。吉村君に勝った後の決勝はどうあっても厳しい戦い。それを乗り越えてこそ、広められると思ってるので、優勝してチャンピオンになります」と意気込んだ。

樋口和貞が「KING OF DDT」2回戦を突破し準決勝で秋山準と対戦。「準決勝、決勝。2つの壁を乗り越えて俺がベルトを巻く」【DDT】

2022.06.20 Vol.Web Original

 DDTプロレスが6月19日、東京・後楽園ホール大会を開催。DDT最強を決めるトーナメント「KING OF DDT 2022 2nd ROUND」で樋口和貞がDDT UNIVERSAL王者・高梨将弘を破り、2回戦を突破。抽選の結果、樋口は飯野“セクシー”雄貴を下した秋山準と準決勝(7月3日、後楽園)で対戦することが決定した。

 スーパーヘビーの樋口に対し、軽量の高梨は圧倒的な体格差があり、高梨はそのハンディを頭脳プレーで克服しようとした。背後から奇襲をかけた高梨は丸め込み連発でフォールを狙う。さらに高梨と同じ格好をしたバリヤン・アッキとアントーニオ本多が現れ、樋口を幻惑。樋口が怪力にモノをいわせて拷問カナディアン・バックブリーカーで絞め上げると、DJニラと思われる男が登場し、ゴングを鳴らし、マイクアピールすると、樋口は惑わされて技を解いてしまった。高梨は再び丸め込みで決めようとするも、樋口は豪快なブレーンクロー・スラムを決めて、3カウントを奪取した。

樋口和貞が納谷幸男との壮絶な肉弾戦を制し「KING OF DDT」2回戦に進出。「強さの象徴になって、遠藤哲哉を待ちたい」【DDT】

2022.06.17 Vol.Web Original

 DDTプロレスが6月16日、東京・新宿FACEで「DDT FREE -June- KING OF DDT 2022 1st ROUND」を開催。DDT最強を決めるトーナメント1回戦で、樋口和貞が納谷幸男との壮絶な肉弾戦で勝利し、優勝を宣言。2回戦では、遠藤哲哉欠場のため不戦勝となったDDT UNIVERSAL王者・高梨将弘と対戦する。

 当初、この日のメインイベントは遠藤vs高梨戦の予定だったが、遠藤欠場により、樋口vs納谷戦がメインに繰り上がった。試合はスーパーヘビー同士による、まさしく肉体と肉体のぶつかり合いに発展。樋口のチョップと納谷のエルボー合戦、さらに樋口のチョップと納谷のミドルキックの応酬。それでも両者は一歩も引かず、樋口がラリアット連打を叩き込んでいけば、納谷はニーリフト連発で返した。納谷はチョークスラムで追い込むも、樋口はラリアット、ぶちかまし、ドクターボム。納谷がカウント2で返すも、樋口はブレーンクロー・スラムを決めて、粘る納谷から3カウントを奪った。

樋口が遠藤、秋山と握手を交わし一致団結して、6・12サイバーファイトフェスでの“打倒ノア”へ【DDT】

2022.06.02 Vol.Web Original

「これでノアを倒す準備が整った!」

 DDTプロレスが6月1日、東京・後楽園ホールで「What are you doing 2022」を開催。これまで遠藤哲哉、秋山準と一線を画していた樋口和貞が2人と握手を交わし、DDTとして一致団結。「CyberFight Festival 2022」(以下CFF=6月12日、さいたまスーパーアリーナ)での“打倒ノア”へ臨むことになった。

 イラプションの樋口は同大会で、バーニングの遠藤、秋山とトリオを結成し、プロレスリング・ノアの丸藤正道、小峠篤司、稲村愛輝組との対抗戦に挑むが、カードが発表された際から、ふだん敵対する2人とのタッグに難色を示し、不協和音が奏でられていた。

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