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東京大壁画が完成! 丸ビル・新丸ビルをキャンバスに横尾忠則・美美親子が制作

2021.07.17 Vol.Web Original

 

 東京駅前の丸ビルと新丸ビルを一対のキャンバスに見立てパブリックアートを展開する「東京大壁画」が完成、その披露発表会が17日、東京駅の丸の内駅前広場で行われた。

 企画のテーマは「宇宙 COSMO POWER」で、横尾忠則氏と横尾美美氏が親子で制作した総面積7000㎡の作品。新丸ビルの壁面には忠則氏の水(aqua)をテーマとした作品、丸ビルには美美氏の火(ignis)をテーマとした作品が展示されている。

 忠則氏の作品は世界中から集めた1万6000枚の滝の絵葉書をもとに制作された作品。

「都市化が進行して風景自体が人工的になっていくのですが、こういう形で自然が展示されて、自然を認識していただければこれは幸いだと思います。時間帯を変えてみると違う表情が見えると思う。今は、ちょっと太陽が強すぎる(笑)」

春のお出かけにおすすめ! 人気エリアのアート展『百年の編み手たち −流動する日本の近現代美術−』

2019.04.21 Vol.717

 約3年にわたる休館を経てリニューアル・オープンを迎えた東京都現代美術館。リニューアル記念の展覧会では、日本の近現代美術を代表する作家たちが集結する(同時開催「MOT コレクション ただいま / はじめまして」)。

『百年の編み手たち』展では、1910年代から現在までの100年にわたる日本の美術について、編集的な視点で新旧の表現を捉えて独自の創作を展開した作家たちの作品を、同館のコレクションを中心に紹介。過去100年の表現を見つめ、新たな表現を生み出した“編み手”たちの視点から、日本の近現代美術を再考する。今回は、企画展示室3フロアすべてを使い、作品約600点を展示(美術図書資料、創作版画誌を含む)。

 近代化する日本で多用されたレトロなモチーフを取り入れ、斬新なグラフィックデザインを生み出した横尾忠則や、名画の世界を自身でなぞらえ再構築する森村泰昌など、同館のコレクションから、まさに近現代を代表する作家の作品が勢ぞろいする。彼らの編集する視点と、そこから新たに生み出した独自の表現を通して、現在そして未来の創造につながるインスピレーションを得られるかもしれない。

【会場】東京都現代美術館
【期間】開催中〜6月16日(日)
【時間】10〜18時(展示室入場は閉館の30分前まで)
【休】月曜、5月7日(火)※4/29、5/6は開館
【料金】一般1300円、大学生900円、中高生600円
【問い合わせ】03-5777-8600(ハローダイヤル)
【交通】地下鉄 半蔵門線「清澄白河駅」B2出口より徒歩9分
【URL】https://www.mot-art-museum.jp

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