本屋大賞を受賞した凪良ゆうの同名ベストセラー小説を『悪人』『怒り』の李相日監督が映画化。10歳の時に、誘拐事件の“被害女児”となり、広く世間に名前を知られることになった女性・家内更紗(かない さらさ)を広瀬すずが、その事件の“加害者”とされた当時19歳の青年・佐伯文(さえき ふみ)を松坂桃李が演じる。事件から15年後のそれぞれの恋人役に横浜流星と多部未華子。『パラサイト 半地下の家族』のホン・ギョンピョが撮影監督に、『キル・ビル Vol.1』の種田陽平が美術として参加。国境を越えた才能が集結した。
横浜流星 タグーの記事一覧
横浜流星の真逆の表情に圧倒! 広瀬すずの恋人役で演じた“二面性”が伝わる場面写真解禁
広瀬すずと松坂桃李がダブル主演を務める李相日監督最新映画『流浪(ルビ:るろう)の月』から、横浜流星が劇中で見せる真逆の表情をとらえた場面写真が解禁された。
凪良ゆうによる同名小説を『フラガール』『悪人』『怒り』などの李相日監督が映画化。10歳のころに“誘拐の被害者”となった少女・更紗と、その“加害者”となった青年・文が再び出会うことで動き出す宿命を描く。
横浜が演じるのは、広瀬すず演じる“誘拐事件の元被害女児”更紗の現在の恋人・亮。特殊な過去を抱える更紗を守ろうとするがゆえにきつく束縛し、やがてその強すぎる愛情が支配、そして暴力へと変わっていく激しさと脆さをあわせ持つ強烈なキャラクターを、これまで見せたことのない表情で演じきっている。
実は、もともと原作のファンだという横浜は、映画化権を李相日監督が取得したという噂を聞きつけると監督に直談判し、未決定だった亮役のオファーを受けたという。
横浜は「亮目線で読むとまた違う見方ができた」と振り返る。「文目線で読んでいた時は『この男、なんなんだよ』と思っていましたが、亮目線で読むと亮にも悲しい過去があり、だからこそ更紗を精一杯に愛して守り抜きたいと思っている、共感できる人間らしい部分がありました」と、単純に善悪で語ることのできない複雑な人物像と心理を受け止め、最後には「僕自身が誰よりも亮を愛した」と語っている。
そんな横浜と広瀬は本作が初共演。しかも広瀬は“人見知り”、横浜は“甘えることが苦手”とのことで、結婚を目前にした恋人同士を演じるにあたり、李監督から「まずは広瀬すずと横浜流星として2人の距離感を縮めた方がいいんじゃないか」と提案されたという。
横浜は「クランクイン直前にロケ地の松本で2人で街巡りをして、蕎麦を食べたりゲームセンターに行ったりと、普通の人同士が過ごすような日常を体験し、自然と亮と更紗になっていけたような気がします」と役作りを明かし、役者を第一に考える李監督の現場づくりにも感謝している。
今回、横浜が体現した亮の複雑な人物像を表す場面写真が新たに解禁。1枚は、更紗の横で微笑む幸せそうな表情。結婚を控えた恋人同士の幸せな日常が伝わってくる。しかしもう1枚の場面写真では様相が一変。先ほどとは対照的な、うつろな表情からは亮の病みやつれた様子が伝わってくる。亮が抱える心の闇とは、そして亮と更紗の関係がどう変化していくのか、動き出したドラマを感じる場面写真となっている。
『流浪の月』は5月13日より公開。
横浜流星「人に甘えることを知らなかった」教えてくれたのは広瀬すずの“膝枕”
映画『流浪の月』完成披露試写会が13日、都内にて行われ、広瀬すず、松坂桃李、横浜流星、多部未華子と李相日監督が登壇。恋人同士を演じた広瀬と松坂、横浜と多部がそれぞれの“恋人”の役作りを振り返った。
2020年本屋大賞受賞の凪良ゆうによる同名小説を『フラガール』『悪人』『怒り』などの李相日監督が映画化。10歳のころに“誘拐の被害者”となった少女と、その“加害者”となった青年が再び出会うことで動き出す宿命を描く。
かつてないほど難しい役どころだったと振り返ったキャストたち。広瀬の恋人を演じた横浜は「自分と重なる部分が無かった。十数年間ずっと空手をやってきて、人に弱みを見せるなと叩き込まれたので。まず“甘える”ってなんだろうと、すずちゃんに膝枕をしてもらいました」と明かし、李監督から「気持ちよかったでしょ?」と言われると「はい(笑)。これが甘えるということなんだと感じられました」と照れ笑い。
広瀬は「膝枕は、30分くらい、リハーサル室で2人きりでやってみたんですけど…全体重を乗せてくれるのかなと思ったら全然、重くなくて。しかも敬語で話していたので、カオスでした」と、完全には甘えてもらえなかった様子。
それを聞いた多部は「私も、役作りのために手をつないだりとかしていたんですが…」とうらやまし気な視線。松坂が「抱き着いたりするシーンもありましたよね」と言うと「もうちょっといろいろしたかった」ともらし、会場の笑いを誘っていた。
映画『流浪の月』は5月13日より公開。
松坂桃李“宿命の相手”樹木希林の教え明かす「記者から同じこと聞かれても毎回違うこと言わなきゃ、と」
映画『流浪の月』完成披露試写会が13日、都内にて行われ、広瀬すず、松坂桃李、横浜流星、多部未華子と李相日監督が登壇。映画にちなみ“宿命の相手”を明かした。
2020年本屋大賞受賞の凪良ゆうによる同名小説を『フラガール』『悪人』『怒り』などの李相日監督が映画化。10歳のころに“誘拐の被害者”となった少女と、その“加害者”となった青年が再び出会うことで動き出す宿命を描く。
言葉では言い表せない主人公2人の関係性にちなみ“自分にとって宿命の相手は?”と聞かれた登壇者たち。
「自分」と答えた横浜は「常に己と向き合わなければいけないし、昨日の自分には絶対に負けたくない」と硬派な回答。「もう一人の自分」という多部は「こういうこと言っちゃいけないとか分かっているのに、悪い自分が出てきてしまう」と反省。広瀬は姉の広瀬アリスを上げ「姉妹であり友達であり同業者であり先輩。不思議な距離感です」。
女組長役の白石麻衣、横浜流星に「普段はすごく穏やかで素敵。役とは正反対」と言われ「私もそう思います」
映画『嘘喰い』ジャパンプレミアが19日、都内にて行われ、主演・横浜流星をはじめ豪華キャストと中田秀夫監督が登壇。“最狂”の女組長を演じた白石麻衣は、横浜から役と普段とのギャップを指摘され「自分でもそう思います」と同意していた。
迫稔雄による大人気ギャンブル漫画の実写化。横浜流星が演じる、通称「嘘喰い」と呼ばれる天才ギャンブラーである主人公・斑目貘(まだらめ ばく)が、強敵ギャンブラーたちとの騙し合いゲームに挑む。
主人公・貘を筆頭に、クセの強すぎるギャンブラーたちが勢ぞろいする本作。闇カジノを仕切る女組長・鞍馬蘭子を演じた白石麻衣は、ド派手で奇抜なファッションにも「ヘアもほとんど地毛で作らせていただきました。どんどん蘭子に変わっていく自分を見て楽しませていただきました」と振り返りつつ「かっこいいだけじゃなく、ふとした瞬間に見せる女性らしい一面も見てほしい」とアピール。
とはいえあまりにも強烈なキャラクターに苦戦した面もあったようで「気を抜くとすぐ普段の自分に戻ってしまい、監督から“いつもの白石さんが出てるよ”と何度も言われました」と苦笑。
質問コーナーでは「演じた役と一番ギャップがあると思う人は?」と質問された横浜が「蘭子かな。(白石は)すごく穏やかでニコニコされていて、素敵な女性なんですけど、蘭子は何というか、ドスの効いた感じ。正反対かなと思います」と言うと、白石も「私もそう思います」と完全同意。
そんな白石は、唯一ごく普通の青年・梶を演じた佐野勇斗に「佐野くんなんかはすごく(役に)ハマってた。“貘さん、ワンワン”って感じで。私には柴犬っぽく見えました」。すると佐野も「けっこう柴犬とかゴールデンレトリーバーとか言われます」とまんざらでもない様子だった。
この日の登壇者は横浜流星、佐野勇斗、白石麻衣、本郷奏多、櫻井海音、村上弘明、三浦翔平、中田秀夫監督。
映画『嘘喰い』は2月11日より公開。
横浜流星は「近年まれにみる頑固者」“演出拒否”に込めた原作リスペクトに中田秀夫監督が感心
映画『嘘喰い』ジャパンプレミアが19日、都内にて行われ、主演・横浜流星をはじめ豪華キャストと中田秀夫監督が登壇。強烈なキャラクターを演じる横浜の覚悟に中田監督が舌を巻いた。
迫稔雄による大人気ギャンブル漫画の実写化。横浜流星が演じる、通称「嘘喰い」と呼ばれる天才ギャンブラーである主人公・斑目貘(まだらめ ばく)が、強敵ギャンブラーたちとの騙し合いゲームに挑む。
冒頭、ステージ上にキャストが登場…と思いきや、それは“嘘”。暗転後にライトアップされた会場中央に横浜はじめ豪華キャスト陣が現れると、会場は一気に熱気に包まれた。
予想外の登場に大盛り上がりの観客に「だませて良かった」と横浜。劇中のバディー役・佐野勇斗は暗転中にこっそり配置につく際に「流星くんの足を少し踏んでしまって」と告白し会場の笑いをさそった。
銀髪がトレードマークの貘役に「カツラという案もありましたが、覚悟として地毛を染めました」と役作りのため実際に銀髪に染めたことを明かした横浜。
米倉涼子、綾野剛、横浜流星が若者に本気回答!「俳優が天職だと思ったことない」「自分の代わりはいくらでもいる」
Netflixシリーズ『新聞記者』のワールドプレミアイベントが10日、都内にて行われ、米倉涼子、綾野剛、横浜流星と藤井道人監督が登壇。新成人の日に合わせ、会場の若い観客からの質問に“ガチンコ回答”で熱いエールを送った。
2019年6月に劇場公開され、大きな話題を呼んだ映画『新聞記者』を、全6話のドラマとしてキャストを一新して描くNetflixの配信作品。
“新聞業界の異端児”と呼ばれる主人公の東都新聞社会部記者・松田杏奈を演じた米倉は「ドラマにしては上等すぎるんじゃないの、というシリーズになっています」と胸を張った。
初めてタッグを組む藤井監督と挑んだ難役に、米倉が「スタッフも若い方が多く、私が最年長に近い年齢なのに引っ張っていけない自分がいるというドキドキ感がありました。粘り強さでは右に出る者がいないという藤井監督との現場は…つらい時もありました(笑)。多くの方は、強くてパワフルな米倉涼子をご存じだと思いますが、今回は対照的な役だったので」と苦笑すると、理想と現実のはざまで葛藤する若手官僚・村上真一を演じた綾野剛も「おいしいはずのごはんがどんどんおいしくなくなった。村上を生きていると全然ご飯の味がしなくなるんです。でもそれをラッキーだと思っている自分もいて」と役に集中できた撮影を振り返った。
就活生の木下亮を演じる横浜流星は「僕自身も亮と同じで政治や世の中のことに対して切り離してしまっているところがあったんですが、若者目線が入ることで自分事と考えられると感じました」と、映画版とはまた違う、ドラマ版の見ごたえに太鼓判。
田中圭が原田知世をそそのかす「横浜流星くんにキレてみて」
映画『あなたの番です 劇場版』初日舞台挨拶が10日、都内にて行われ、W主演を務めた原田知世、田中圭ら豪華キャストと佐久間紀佳監督が登壇。撮影秘話などを振り返った。
2019年に日本テレビ系列で放送され、話題を読んだドラマ「あなたの番です」の劇場版。
「ネタバレは控えつつ考察を楽しんで!」と初日を迎え笑顔のキャストたち。
映画では、原田と田中が演じる年の差新婚夫婦・手塚菜奈と翔太が引っ越してきたあの日、住民会に出席したのが、菜奈ではなく翔太だったら…という“もしも”の世界が描かれる。
ドラマでは原田との共演シーンが無かった横浜流星が、原田との撮影に緊張していたと明かした田中は「原田さんから、流星くんてどんな感じ?と聞かれて、すごくいい子ですよ、と。でもそれじゃ面白くないなと思って、知世さんに“一度(横浜に)メッチャキレて下さいよ”って言ったんです(笑)」とニヤリ。そんな田中の無茶ぶりに原田は「(横浜の)お芝居が完璧だったので、怒るなんてできなかったです(笑)」。
もし田中のいたずらに乗って原田が怒っていたら?と聞かれると横浜は「どうしました?って聞きます」。すると田中は「いや、そんな冷静じゃいられなかったと思うよ」とツッコみ、笑いをさそった。
最後に田中は「日本中がまた楽しい時間を共有できればうれしいです」、原田も「2回、3回と見て考察しながらいろいろな表情を楽しめる作品だと思います」と胸を張った。
この日の登壇者は原田知世、田中圭、西野七瀬、横浜流星、浅香航大、奈緒、竹中直人、木村多江、生瀬勝久、佐久間紀佳監督。
『あなたの番です 劇場版』は公開中。
Netflixでドラマ化「新聞記者」若手官僚役に綾野剛、映画版にない新たな役どころで横浜流星が出演決定
大ヒット映画『新聞記者』を新たなキャストで描くNetflixシリーズ「新聞記者」に出演する、主演・米倉涼子に続く新たなキャストが発表。映画版で松坂桃李が演じた若手官僚役を綾野剛が、そして映画では登場しなかった新聞配達員の就活生を横浜流星が演じることが分かった。
映画『新聞記者』は、2019年6月に劇場公開され、近年の政治事件やスキャンダルに正面から切り込む鋭い視点で話題を呼んだ大ヒット作。第43回アカデミー賞の最優秀作品賞を含む主要3部門を獲得したほか、多くの映画賞を受賞した。
この衝撃作を、同作の制作会社スターサンズとNetflixの共同製作によりさらにスケールアップさせたドラマ(全6話)が2022年1月13日より全世界同時配信となる。
“新聞業界の異端児”と呼ばれる主人公の東都新聞社会部記者・松田杏奈を米倉涼子が演じ、監督は映画版に引き続き藤井道人が務めることはすでに発表されているが、今回新たに豪華キャストの出演が明かされた。
理想を抱きつつも組織の論理に翻弄される若手官僚・村上真一役に『ヤクザと家族 The Family』での藤井道人監督とのタッグも記憶に新しい綾野剛。
そして、藤井監督がNetflix版「新聞記者」でどうしても描きたかったというキャラクターだという、新聞配達をしながら大学に通う就活生・木下亮役に横浜流星。横浜が演じる木下を通して、映画版にはなかった一般市民、特に若者の視点から物語が描かれる。
さらに、自分の意思に反し改ざん作業を強いられる公務員・鈴木和也とその妻・真弓を、吉岡秀隆と寺島しのぶが熱演。他、吹越満、田口トモロヲ、大倉孝二、田中哲司、萩原聖人、柄本時生、土村芳、小野花梨、橋本じゅん、でんでん、ユースケ・サンタマリア、佐野史郎と、日本映画界を代表する演技派がわきを固める。
新キャストの発表と合わせて、予告映像・ティーザーキーアートも初解禁。全6話のドラマ化とあって、より大きなスケールで掘り下げられるストーリーと登場人物たちのドラマに期待が高まる映像となっている。
Netflixシリーズ「新聞記者」は2022年1月13日よりNetflixにて全世界同時独占配信。
【解禁予告映像】https://www.youtube.com/watch?v=ikFlFJvmK6E
ベストジーニストにEXIT兼近、キンプリ永瀬&平野、米倉涼子、中村アンら10名がノミネート 11月に表彰
日本ジーンズ協会は17日、最もジーンズが似合う人を表彰する「第38回ベストジーニスト2021」の”最もジーンズが似合う有名人”のノミネート者を発表した。同時に同協会のウェブサイトで一般投票もスタートし、結果は11月の表彰式で発表になる。
発表されたのは今年の「一般選出部門」のベストジーニストの候補。インターネットおよびSNS調査によって選ばれた10~50代までの2000人にヒアリングして、決定した。
今後は、一般投票を経て、今年のベストジーニストを決定する。投票は協議会のホームページででき、投票締切は9月30日23時59分。
ベストジーニストは、日本ジーンズ協議会が、ジーンズの良さを多くの人に知ってほしいと行っているアワード。一般選出部門、協議会進出部門、次世代部門の3つの部門がある。
ノミネート者は以下のとおり。
<男性>兼近大樹(EXIT)、永瀬廉(King & Prince)、平野紫耀(King & Prince)、松本潤、三村マサカズ(さまぁ~ず)、横浜流星
<女性>新木優子、池田美優、滝沢カレン、中村アン、山本美月、米倉涼子
横浜流星、新CMで赤と黒!「監督におだてられた」
横浜流星が出演する、マルハニチロの新テレビCMの放映が18日からスタートする。
オンエアが開始になるのが、『新中華街』シリーズの『五目シュウマイ 香りと旨味』の「あなたのために」篇と、『WILDish』シリーズの「オレらのために」篇の2本。対象的なCMになっており、「あなたにー」は赤を基調にしたナチュラルなもの、「オレらのー」は黒でクールでワイルドな仕上がりになっている。CM楽曲は、いずれもVaundyが担当している。
横浜は「久しぶりにこんなに監督におだてられたというか、格好いいと言われました。日常生活でも言われることがないので、最初照れくさかったんですけど、おだて上手で、僕も気分が上がって楽しくできました」と撮影を振り返っている。
本人も「素の自分」が出ているといい、ありのままの横浜のリアルな表情が見られる。
春の訪れとともに新しい生活も始まる時期。
「新しいことや新生活が始まると不安なことがたくさんあると思いますが、それよりもたくさんの経験が待っているので、いろんなことに挑戦してほしいです。失敗とかもそうですけど。僕も一生懸命頑張るので、一緒に頑張れたらいいなと思います」と、エールを送っている。