ダンスボーカルグループ、GENICのメンバーで、『機界戦隊ゼンカイジャー』のゾックス・ゴールドツイカー役でも注目を集めた、増子敦貴がセカンド写真集『彼方の空/海の旋律』(KADOKAWA)を発売し、10日、その記念イベントを都内で行った。
写真集は東京と真冬の北海道・釧路で撮影。2019年に発売した写真集『A』と対になるような作品だという。
「『A』をA面とするならB面みたいな写真集を作りたいと思っていました。そういう意味で(前作を撮影した沖縄とは)真逆の北海道に行きたいという気持ちが生まれて、沖縄とは違った僕を見せたいと思って選ばさせていただきました」と、増子。また、「二十歳を超えた大人の自分を出せるチャンスだなと思った」という。
詩的なタイトルを冠した作品。「読者の方と2人きりの甘い時間、いい時間を過ごせると思う」と、本人。「(写真集を)見てくださった方が、旅に出て、たどり着いた先で僕と出会う。その2人の空間がとても素敵だなと思えるような、そんな写真を撮りたいなと思いました。表情とか細かいところにこだわって撮影しました」
撮影のなかで印象に残ったのは乗馬シーンだそう。
「馬がゴールドチップちゃんという名前なんです。『機界戦隊ゼンカイジャー』でゾックス・ゴールドツイカーという役をやらせていただいて、ゴールドつながり。ゴールドチップという名前の馬と出会うとは思っていなかったので、運命的だなと。でもずっとゴールドチップ君だと思っていたんですけど……女性でした」