SearchSearch

新生K-1初の大阪大会 2カ月前に全席完売の舞台裏

2018.11.14 Vol.Web Original

12月8日についに大阪上陸
 新生K-1となって初めての大阪大会が12月8日に開催される。

 しかしすでにチケットが完売という予想外の状況に関係者の中でも戸惑いが広がっているという。

 現体制になってからのK-1は2014年11月に東京・代々木第二体育館で旗揚げ戦を行い、以降、ここを拠点に大会を開催してきた。旗揚げ戦から満員御礼が続き、チケットは早い段階から動き出し、大会1カ月前には完売という状態が続いていた。

「もっと大きな会場で開催すれば」という声もあったが、代々木第二体育館のすり鉢状の会場は熱気を生みやすく、代々木という場所的な好条件が揃っていたこと。なにより大風呂敷を広げ過ぎて最終的に立ちいかなくなった旧K-1を外から見ていた宮田充K-1プロデューサー(当時は運営の責任者)にとっては目先の人気に浮かれることなく、着実に足場を固めるには代々木は最適な会場と映っていた。

 そんななか、代々木第二体育館が改修工事のため使用不可能に。ここで宮田氏はさいたまスーパーアリーナへの会場変更を決断する。2017年2月にこの発表がされた時は誰もが「メインアリーナ」での開催を想像したが、なんとコミュニティアリーナでの開催。

 宮田氏は当時について「もともとさいたまスーパーアリーナのメインアリーナでやりたいという思いはあった」と前置きしたうえで、「首都圏にはいろいろな魅力的な会場はあるが、会場を転々とするのはあまりいいこととは思わなかった。代々木の次はどこがふさわしいかと考えたら、さいたまスーパーアリーナのコミュニティアリーナだった。スーパーアリーナさんからもどんどん使ってほしいと言っていただいたので、ホームをさいたまスーパーアリーナに移すことに決めた」

 いきなりメインアリーナで開催しようとは思わなかった?

「それは考えなかった。さいたまの最初の大会は2017年の6月だったのだが、年間最大のビッグマッチというのは年の最後か真ん中か頭かと考えた時に3月、春がいいのではないかと思った。それで“ロード・トゥ・さいたまスーパーアリーナ3連戦”とし6、9、11月にコミュニティアリーナで3大会開催して3月の『K’FESTA.1』につなげる流れにした」

 メインアリーナでは年に1回の開催にとどまっているが、複数回でも十分埋まるのでは?

「メインアリーナはどんどんやりたいんですが人気の会場なので取れないんです。2020年のオリンピックが終わるまでは首都圏は会場を取るのが大変だと思います」

 宮田氏の目論見通り、コミアリでの3大会は査定試合という意識が選手たちにも植え付けられ、より一層リング上は充実する。

 そこで待望のメインアリーナ大会の開催となる。同大会は直前に目玉カードであった大雅vs武尊のスーパー・フェザー級タイトルマッチが大雅の不出場で消滅するという危機に見舞われたが、宮田氏はその空位となった王座をめぐるトーナメント開催に舵を切る。このアクシデントに危機感を共有した選手たちも多く、カード変更にも特にトラブルもなく、思わぬ瓢箪から駒で豪華なトーナメントが実現した。

 そこで武尊が3階級制覇を達成。絵に描いたような大団円にメインアリーナが揺れた。

 すっかり人気が定着した感のあったK-1だったが、これは東京でのもの。今後の課題となるのは全国区での人気の獲得。そして『K’FESTA.1』直後に大阪大会の開催が発表されるのだが、宮田氏曰く「大阪大会の開催についてはいろいろな要素があった。まずK-1を大阪でやってほしいというファンの方々の声が大きかった。実際に強い選手もどんどん出てきている。彼らが輝く舞台があったほうがいいのではないかと考えた。K-1として大阪に進出するとしたら今年、もしくは来年のK’SFESTAの後かと考えていた。ところが12月8日の土曜日に会場が押さえることができた。まさか取れると思っていなかったのだが、取れたので、やるしかないと思った」

K-1初の調印式で武尊と皇治が一触即発【11・3 K-1】

2018.11.04 Vol.Web Original

最後は皇治が花道を奪い取る
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~K-1ライト級世界最強決定トーナメント~」(12月8日、大阪・エディオンアリーナ大阪)で行われる「K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級タイトルマッチ」の公開調印式が11月3日、「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント~」開催中のさいたまスーパーアリーナで行われた。

 K-1の調印式が公開で行われるのは今回が初めてということで、このカードの注目の大きさがうかがえる。

 それぞれのテーマ曲が流れる中、皇治、武尊の順で花道を通って入場。

 間に宮田充K-1プロデューサーが座り、武尊、皇治、宮田氏の順でサイン。無事に調印は終了した。

 その後、コメントを求められると皇治は「9-1で負けると言われているから、1割の確率しか無い俺が勝ったら日本が盛り上がって、元気のない子も元気づけられると思う。不可能はないと証明する。大晦日まで格闘技が盛り上がったらいいから、俺とタケポンでまず盛り上げます」とアピール。

 一方の武尊は「皇治選手はいつも口では盛り上げると言っているけど、試合は全然面白くない。挑発も表面上の挑発しかしていない。そんな奴にK-1を背負えるワケがない。今も1割とか言って、保険をかけているのもダサい」とばっさり。

 皇治が「よう喋るな。焦ってるみたいやから、じゃあここで殴ってみるか?」と挑発するも武尊は「口じゃなくてリングでぶっ潰すんで」と相手にせず。

 武尊は皇治が締めの挨拶をしているうちに席を立つなど、最後まで2人はかみあわないまま。

 フォトセッションではにらみ合いが始まり宮田氏ら関係者が慌てて割って入るなど一触即発。終了後は皇治が先に花道で引き揚げたことから武尊はリングを降りて別の道を通って控室へ。武尊にとってはフラストレーションがたまる調印式となった。

武尊が自らのVR動画に「恥ずかしいし気持ち悪い。温かい目で見てください」

2018.09.25 Vol.Web Original

初の写真集が12月10日に発売。「武尊フィギュア」「武尊VR」も続々リリース
 K-1スーパー・フェザー級王者・武尊の初めての写真集が12月10日に発売される。「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~初代クルーザー級王座決定トーナメント~」(9月24日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)の一夜明け会見が25日に行われ、この席で武尊の口から発表された。

 写真集の内容は寝起き、ご飯、海ではしゃぐ姿、街中でたたずむ姿といったプライベートから試合の写真など多岐にわたり、文字通り今の武尊のすべてを収録したものとなる。

 また合わせて「武尊フィギュア」と「武尊VR」についても発表された。

「武尊フィギュア」は3階級制覇の記念グッズとして制作されるもの。3Dプリンターを使い、全身をスキャン。筋肉の形、血管の位置などまで精巧に作られているという。詳細は後日発表の予定。

「武尊VR」はK-1 JAPAN GROUPのVR動画サイト「K-1 VR」で10月1日から配信される。

 武尊は会見で「デートしているようなものとか、本当に自分で見ていても気持ち悪い(笑)。撮影中も鳥肌が立っていた。カメラに向かって話しかけていたりとか、結構恥ずかしいことをやっている。出来上がったものを見たんだけど、めっちゃ気持ち悪い(笑)。頑張って撮ったんだなという温かい目で見てください」などと話した。

皇治の「タケポンと試合するのやめようかな」に武尊が「そんな気持ちならやらないほうがいい」

2018.09.25 Vol.Web Original

「1Rで顔がぶっ飛ぶかと思った。あれは大雅の坊ちゃんもぶっ飛んでもしゃあない」
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~初代クルーザー級王座決定トーナメント~」(9月24日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)の一夜明け会見が25日、東京都内で開催された。

 新生K-1初の大阪大会(12月8日、大阪・エディオンアリーナ大阪)での対戦が噂される武尊と皇治が間接的に火花を散らした。

 先に登場した皇治は前日のスタウロス戦について「疲れた。スタウロス君もホンマに強かった。1Rで顔がぶっ飛ぶかと思ったもんね。あれは大雅の坊ちゃんもぶっ飛んでもしゃあない。勝ったけど全く満足していない。やりたいことができなかったし、動きも悪かった。シルバーウルフの大宮司さんとかチームのスタッフとかみんなの応援があったから最後まで頑張れた。俺のファンがゼロだったら3Rで帰ってた。今回は力をもらえました」と振り返った。

 それでも武尊戦実現に向け、絶対に落とせない試合を乗り切ったことから一気に大阪大会モードに突入。「今K-1で一番調子に乗っているのはタケポンなわけやし。だから俺はすべてをかけて奪いに行こうと思っている。次はもっとヤバい姿を見せようと思っています」と話した。

難敵スタウロスを破った皇治が「こっちは俺とタケポンで盛り上げよう」【9・24 K-1】

2018.09.25 Vol.Web Original

「俺が天心、堀口、相手にしたってもええで」と禁断の名前を連発
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~初代クルーザー級王座決定トーナメント~」(9月24日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)のスーパー・フェザー級スーパーファイトで皇治がスタウロス・エグザコスティディスと対戦。延長にもつれ込む接戦の末、2-1の判定で勝利を収めた。

 強打のスタウロスに対し、皇治はパワー負けすることなく真っ向から打ち合い、一進一退の攻防が続く。皇治のピンチには会場から大「皇治コール」が沸き上がり、それに鼓舞されるように皇治も反撃。ジャッジが難しいラウンドが続き、本戦は1人が30-29で皇治を支持したものの、残る2人が30-30で延長ラウンドへ。

 ずっと蹴り続けてきた皇治のローが効き始めたか、スタウロスの動きが鈍り始め、打ち合いの中でマウスピースを吐き出してしまう。それでも最後まで打ち合った2人。判定は2人が皇治を支持。12月の大阪大会での武尊戦実現を目指し負けられない皇治が執念で際どい勝負をモノにした。

 皇治はこの日、9月18日に急逝した山本“KID”徳郁さんの入場テーマで入場したのだが、試合後のマイクで「今日は魔裟斗さんと盛り上げはったKIDさんが亡くなられて、リスペクトしているから入場曲を使わせてもらいました。KIDさんに1つでも安心してもらえるように。天心vs堀口、ええやないの、じゃあ俺はタケポンとこっちはこっちで盛り上げよう。でも俺はいつもリスペクトしてるから結構ああやって相手に言います。だからスタウロスくんには感謝してます。でも12月は本気出します。そして俺が天心、堀口、相手にしたってもええで。そういうことでありがとうございます。K-1最高!」と禁断の名前を口にしたうえで、武尊の決め台詞をぱくって締めくくった。

「K’FESTA.2」メーンを争う武尊と武居由樹が1RKO競演【9・24 K-1】

2018.09.25 Vol.Web Original

フィジカル面での不利を乗り越え、1Rに2度のダウンを奪いKO勝ち
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~初代クルーザー級王座決定トーナメント~」(9月24日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)でスーパー・フェザー級王者の武尊とスーパー・バンタム級王者の武居由樹が揃ってスーパーファイトに出場した。

 2人はともに来年の「K’FESTA.2」(3月10日、さいたまスーパーアリーナ メインアリーナ)でのメーン獲りを明言しているのだが、この日は甲乙つけがたいKOの競演を見せた。

 武尊はスペインのダニエル・ピュータスと対戦。ピュータスは65kgの王座を獲得した経験もあるフィジカル面で武尊を大きく上回る選手。戦前はそのパワー差を不安視する声もあったが、武尊は1R2分9秒、KOでこの難敵をクリアした。

 試合開始早々、前蹴りを出した武尊は足が滑ったことからピュータスがオイルを塗っていることをアピール。仕切り直しとなったが、その前蹴りを多用しペースを握ると、ピュータスの左のパンチに右のフックをクロスで合わせダウンを奪う。立ち上がったピュータスをコーナーに詰めるとパンチの連打。上下に打ち分け、左フックでぐらつかせるとさらに連打で畳み掛け、2度目のダウンを奪い、KO勝ちを収めた。

《WEBリニューアル1周年&夏休みプレゼント⑮》 K-1ファイター武尊 サイングッズ

2018.08.31 Vol.Web Original



 TOKYO HEADLINEのウェブサイトがリニューアルから1年を迎えました。毎日、たくさんの方にアクセスいただいております。ありがとうございます。今後も、インタビューや特集、最新のエンタメ情報、東京情報、プレゼントなど、さらに充実したコンテンツをお届けしていきたいと、編集部一同、気合を入れています!

 好評につきWEBリニューアル1周年&夏休みプレゼントの第2弾を展開中です。31日まで毎日、アーティストグッズや気になる商品などをプレゼント。ツイッターで指定のツイートをリツイートするだけの簡単応募ですのでふるってご応募ください!

 8月31日のプレゼントはK-1スーパーフェザー級王者・武尊のサイン入りグッズ。

 こちらは9月に発売される新グッズにサインをいただき1名にプレゼントいたします。

応募は以下のプロセスで。

<応募方法>
ステップ1:TOKYO HEADLINEのTwitterアカウントをフォロー
ステップ2:対象ツイート(TOKYOHEADLINEアカウントがこのプレゼントをお知らせしたツイート)を、RT
※既にフォローしているユーザーも対象

 締め切りは9月14日(金)17時。当選者の方々にはTwitterのダイレクトメッセージでご連絡します。

武尊「今までの外国人選手の中でもトップクラス」とピュータス警戒

2018.08.29 Vol.Web Original

9・24「K-1」でダニエル・ピュータスと対戦
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~初代クルーザー級王座決定トーナメント~」(9月24日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)に出場するK-1スーパー・フェザー級王者の武尊が8月29日、公開練習を行った。

 この日は2分間のミット打ちを披露。パワフルな打撃を繰り出しながらも、軽快な動きを見せた。

 3月の「K’FESTA.1」で3階級制覇を達成以来、約半年ぶりのリングとなる武尊。対戦相手がルカ・クルソビンからダニエル・ピュータスに変更とちょっとしたアクシデントはあったものの、「いつもワンマッチの時は1カ月半前から追い込みの練習を始めるのだが、今回はワンデートーナメントと同じように2カ月前から追い込みを始めた。追い込み期間が長ければ長いほど疲れも溜まるが、いい練習ができている」と仕上がりは順調のよう。

 もっとも相手のピュータスはスーパー・ライト級(-65kg)でも実績を残しているファイターで、スーパー・フェザー級(-60.0kg)に階級を上げたばかりの武尊にとっては実質2階級上のフィジカルを持つ相手と言っても過言ではない。

K-1王者・武尊が爆弾発言!?【JAPAN MOVE UP!】

2018.08.11 Vol.709

『JAPAN MOVE UP supported by TOKYO HEADLINE』
「日本を元気に」を合言葉に毎週土曜日午後9時30分からTOKYO FMで放送中。

皇治の弱点発覚「サウスポーとカラオケはマジ無理」

2018.08.02 Vol.Web Original

東京で初のトークライブ開催
 K-1ファイターの皇治が7月31日、東京・新宿の新宿ゴールデン街劇場でトークライブを開催した。

 皇治が東京でこういったイベントを開催するのは初めて。発売当日にチケットはソールドアウトし、急きょ増設した客席には満員のファンが詰めかけた。

 記者会見でのトラッシュトークでおなじみの皇治だが、この日は宮田充K-1プロデューサーが隣にいない治外法権のトークライブとあって、いつも以上にその舌鋒は冴えわたる。

 開演前に入場者からあらかじめ書いてもらった質問に答える形でトークは進行したのだが、もっとも多かった質問は「K-1選手の中で誰が一番嫌いか?」というもの。これには「K-1の選手はええ奴ばっかり。みんな必死こいて舞台に上がってきているから悪い奴はおれへん。ミノル君とか、めっちゃいい奴。小澤君もめっちゃいい奴」と言いながらも某選手については「〇〇〇だけは分からへん(笑)」と苦笑い。

 そして尊敬する人については「あまりいない。でも魔裟斗さんとかタケポンとかいろいろなことを背負って頑張ってる人は好き。結局タケポンのことは好きなのかもしれない(笑)」と12月の大阪大会での対戦をアピールする武尊について語る場面もあった。

武尊&卜部功也、KEIRINでも勝負強さを発揮

2018.07.08 Vol.WEB

 人気のK-1ファイター武尊と卜部功也が8日、東京オーヴァル京王閣で行われたとトークショーに登場した。東京オーヴァル京王閣は東京都心から最も近い競輪場。ナイター競輪も実施され、デートスポッットとしても話題となっている。
 トークショーはTOKYO FMで放送中の「JAPAN MOVE UP supported by TOKYO HEADLINE」の公開収録として行われ、プライベートでも仲がいい2人は、リラックスしたムードでのぞんでいた。
 会場で、東京オーヴァル京王閣名物のB級グルメ、牛スジ煮込みや牛スジ丼、焼き鳥などを堪能した2人。卜部は「会場も活気があって盛り上がっているし、料理も美味しいです」と気に入った様子。トークショーでは、お互いに誕生日が近いという2人のプレゼント交換のエピソードや趣味の話などが飛び出しファンは大喜びだった。
 しかし、今月29日に誕生日を迎える武尊が、27歳の抱負を語ると会場にどよめきが…。一体何を語ったのか。トークショーの詳しい内容は、7月14日放送の同番組で明かされる。

Copyrighted Image