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那須川天心戦の実現は!? 武居由樹「今回勝って、次の指名試合に勝ったら、その次でもいい。天心選手に合わせる。いつでもやる」

2025.03.17 Vol.Web Original

 WBO世界バンタム級王者・武居由樹(大橋)が3月17日、期待される那須川天心(帝拳)との対戦について「天心選手に合わせる。いつでもやる」などと語った。

 武居はこの日、5月28日にユッタポン・トンデイ(タイ)を相手に神奈川・横浜BUNTAIで2度目の防衛戦に臨むことが発表された。この試合は昨年12月24日に予定されていたが、武居が12月上旬の練習中に右肩を負傷。右肩関節唇損傷で全治4週間と診断され、試合は中止となっていた。

 武居は会見で那須川との対戦について聞かれると「僕はボクシングに来た時からずっとK-1を背負って、K-1ファイターでもボクシングに通用することを証明する、K-1が強いということも証明すると言ってきて、それを手っ取り早く証明できるのが那須川天心戦だなと思って、ずっとそれをテーマにやってきた。それは今も変わらない。でも自分も次の試合にしっかり勝たないとその先はないと思っているので、天心君どうこうより、まずは今の試合をクリアすることを優先する」とまずは目の前の防衛戦に全力投球の構え。

2戦続けて判定勝ち中の武居由樹が「昔の自分を思い出した。バチッと倒して勝つ」とKO決着を約束。5・28横浜でトンデイ相手に2度目の防衛戦

2025.03.17 Vol.Web Original

 WBO世界バンタム級王者・武居由樹(大橋)が5月28日にユッタポン・トンデイ(タイ)を相手に神奈川・横浜BUNTAIで2度目の防衛戦に臨むことが3月17日、発表された。

 武居は当初、昨年12月24日にトンデイと防衛戦を行う予定だったのだが、12月上旬の練習中に右肩を負傷。右肩関節唇損傷で全治4週間と診断され、試合は中止となっていた。この12月24日の大会は井上尚弥と武居のダブル世界戦興行だったのだが、井上の相手のサム・グッドマンのケガのため大会自体が1月24日に延期になり、武居は挨拶のためリングに上がり対戦者、ファン、関係者に謝罪の言葉を述べていた。

 武居はこの日行われた会見で「お待たせしてすいませんでした。たくさんの方に迷惑をかけてしまったので、この試合で皆さんの信用を取り戻し、確実に勝って皆さんを盛り上げたい。ケガのほうはほぼ完璧に治っていて、ケガをする前より調子もよくて、完璧に仕上がっている」と語った。

 対戦相手のユッタポンについては「テクニックのあるすごく強い選手だなと思っている。でも相手どうこうより、今回は復活したいと思っている。バチッとぶっ倒したいと思っている」と対戦相手より、まずは自分。

武居由樹が那須川天心に「早くやろうぜ」とアピールも「4団体統一を目指したほうがさらに上に行けるんじゃないか」と揺れる胸中を明かす

2024.10.24 Vol.Web Original

 WBO世界バンタム級王者の武居由樹(大橋)が10月24日、実現が期待されている那須川天心(帝拳)との試合についての複雑な胸中を明かした。

 武居はこの日、12月24日に2度目の防衛戦を行うことが発表された。対戦相手は後日発表で、WBA、WBC、IBF、WBO世界スーパー・バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)vs サム・グッドマン(オーストラリア)のタイトル戦とのダブル世界タイトルマッチとなる。

 武居は会見で那須川との試合について「自分自身はいつでもやりたいという気持ち。何かの記事で彼が“もう少し待っていてくれ”と言っていたんですが“早くやろうぜ”という感じですね」と語った。

 しかしその後の囲み取材では「“早くやろうぜ”という気持ちもありつつ、この前、拓真さんが負けてしまってベルトが動いたので、いつまでも天心君を待っているより、自分も上を目指したほうが自分のためにもなるし、価値も上がるんじゃないかなとふと思ったり。まずは今回の防衛戦をクリアしないと何とも言えないんですけど」と揺れる胸中を明かした。

 バンタム級はこれまで同門の井上拓真がWBA王者だったのだが、10月13日の試合で堤聖也に敗れ、王座陥落。これまで同門ということで統一については現実味の薄い話だったのだが、武居の中で微妙に意識の変化があったよう。

12月24日に井上尚弥と武居由樹がダブル世界戦。井上はサム・グッドマンと3度目の防衛戦。武居の相手は後日発表

2024.10.24 Vol.Web Original

 WBA、WBC、IBF、WBO世界スーパー・バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)とWBO世界バンタム級王者・武居由樹(大橋)が12月24日に東京・有明アリーナでダブル世界タイトルマッチを開催することが10月24日に正式発表された。

 井上はIBF、WBO1位のサム・グッドマン(オーストラリア)と対戦する。この試合は当初、9月に行われる予定だったが日程を変更し、今回の対戦となった。武居の相手は後日発表の予定となっている。

 この日、2人は都内で行われた会見に揃って出席した。

 グッドマンについては以前から対戦相手として名前が挙がっていたのだが井上は「東京ドームでの戦いが終わったあたりから意識をしている。意識する点、警戒する点は非常にまとまった選手で、そのなかで無敗というレコードを持っている。無敗というのは必ず何かしらの強さを持っているということだと思うので、そういった点に気を付けながら戦いたい」と評した。

初防衛に成功の武居由樹が10月に初のタイトル戦の那須川天心に「頑張ってください。応援しています」とエール

2024.09.04 Vol.Web Original
 プロボクシングの「Lemino BOXING ダブル世界タイトルマッチ」(9月3日、東京・有明アリーナ)で行われた「WBO世界バンタム級タイトルマッチ」で初防衛を果たした武居由樹(大橋)が試合後のインタビューで10月に初のタイトル戦となる「WBOアジアパシフィック・バンタム級王座決定戦」に臨む那須川天心にエールを贈った。
 
 武居はこの日、元WBC世界フライ級王者の比嘉大吾(同級1位、志成)と対戦。一進一退の攻防を繰り広げる中、11Rにスリップ気味ながらダウンを奪われ、絶体絶命のピンチとなったが最終12Rに怒涛のラッシュを見せポイントを取り返し、114-113、114-113、115-112の際どい判定で勝利を覚めた。
 
 試合後のリング上のインタビューでは武居は「すいません。自分の中ではこの勝ちにはまだ納得できていなくて。でも大吾さんと最高の試合ができてよかったです。大吾さん、野木さん、本当にありがとうございます」と戦った比嘉とそのトレーナーの野木丈司氏に感謝の言葉。

武居由樹が初ダウン奪われるピンチを乗り越え、比嘉を判定で破り初防衛「この勝ちには納得できていないが大吾さんと最高の試合ができてよかった」

2024.09.04 Vol.Web Original
 プロボクシングの「Lemino BOXING ダブル世界タイトルマッチ」(9月3日、東京・有明アリーナ)で行われた「WBO世界バンタム級タイトルマッチ」で王者・武居由樹(大橋)が元WBC世界フライ級王者の比嘉大吾(同級1位、志成)を相手に初防衛戦に臨んだ。武居は11Rにプロ初ダウンを奪われるまさかの展開となったが、最終12Rに怒涛のラッシュを見せ、際どい判定ながら3-0で勝利を収めた。比嘉は2階級制覇をかけての試合だった。
 
 武居は5月に行われた東京ドーム大会でジェイソン・モロニーを判定で破り王座を獲得。プロ戦績は9戦9勝(8KO)で前戦が初めての判定決着だった。
 
 比嘉は2017年5月にWBC世界フライ級王座を獲得。2度の防衛を果たすが、2019年4月の3度目の防衛戦で体重超過により、王座はく奪。ボクサーライセンス無期停止などの処分を受け、2020年2月に復帰。同年大晦日にストロング小林佑樹を破り、WBOアジアパシフィックバンタム級王座を獲得するも、翌年4月に西田凌佑に敗れ、王座から陥落。7月のフローイラン・サルダールで判定勝ちを収め再起を果たすと4連勝で今回のタイトル挑戦にこぎつけた。
 

初防衛戦の武居由樹が「大吾さん、すいません。バチッと倒させてもらいます」と隣に座る比嘉に謙虚にKO勝ちを宣言

2024.08.31 Vol.Web Original
 プロボクシングの「Lemino BOXING ダブル世界タイトルマッチ」(9月3日、東京・有明アリーナ)の試合前記者会見が8月31日、神奈川・横浜市内で行われた。
 
 今大会では4団体統一世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(大橋)にTJ・ドヘニー(WBO世界スーパーバンタム級2位、アイルランド)が挑戦する「世界スーパーバンタム級4団体統一世界王者防衛戦」とWBO世界バンタム級王者の武居由樹(大橋)に比嘉大吾(同級1位、志成)が挑戦する「WBO世界バンタム級タイトルマッチ」が行われる。
 
 武居は前戦となった5月に行われた東京ドーム大会でジェイソン・モロニーを破り王座を獲得し、今回が初防衛戦。元WBC世界フライ級王者の比嘉は2階級制覇をかけての対戦となる。
 
 会見で武居は「ここまですごく順調に来れたので、あと2日、しっかり気を引き締めて頑張りたい。(比嘉とは)試合が決まってから初めてお会いするんですが、いつもと変わらないニコニコとした感じなんですが、そこにだまされないように殺気をもって倒しに行きたい。5月の試合ではバチッと倒し切れなかったので、今回は大吾さん、すいません。バチッと倒させてもらいます」と隣に座る比嘉に頭を下げながらKO勝ちを宣言。

武居由樹がバンタム級での世界王座獲りへ「心の準備はできている。いつでもできるように日々節制」

2023.12.27 Vol.Web Original

 元K-1WORLD GPスーパーバンタム級王者でボクシングの前東洋太平洋スーパーバンタム級王者・武居由樹(大橋)が12月26日、バンタム級での世界獲りを改めて誓った。

 武居はこの日、井上尚弥とマーロン・タパレスの「WBA・WBC・IBF・WBO世界スーパーバンタム級王座統一戦」が行われた東京・有明アリーナで54.5キロ契約でマリオ・ディアス(メキシコ)と対戦し、2Rに左ボディー一発でKO勝ちを収め、プロ戦績を8戦8勝(8KO)とした。ディアスはマウスピースを吐き出し、悶絶する強烈な一発だった。

 試合後に行われた会見で武居は「まだ体重的にバンタムでできてないのでなんともいえないが、でもスーパーバンタムの時より調子が良かった気がする。ここから本格的にバンタム級でやっていくのかなと思う。スーパーバンタムのときは感覚で減量していた。ただ普段の体重から水を抜いて終わりというような感じでやっていた。それで試合直前もあまり動けなかったりしたが、八重樫さんに聞いてちゃんと減量したら最後まで動けたし調子もよかった。体が重い時もあまりなかった」とバンタム級での戦いでの手応えを口にした。

 とはいっても前回の7月の試合では54.0kg契約、今回は54.5キロ契約。バンタム級は53.52kgでまだその体重では戦っていないのだが「バンタムでやれます!」と自信を見せた。次戦でも?と問われた際には「前回はバンタムに落とすつもりで減量して、計量当日はほぼバンタムだった。水を飲んでから計量した。今回もそうで、予備計量でだいぶ余裕があって、ちょっと水を入れてぴったりに合わせた。みんなが心配するほど…“心配しなくても大丈夫ですよ”という感じです。あとは、バンタム級がいつ来てもいいように日々節制というか、節制しつつ頑張っていきたい」とも語った。

武居由樹がバンタム級転向初戦を2R一撃KOでクリア。「絶対に夢をつかみます」と世界王座に照準

2023.12.27 Vol.Web Original

 元K-1WORLD GPスーパーバンタム級王者でボクシングの前東洋太平洋スーパーバンタム級王者・武居由樹(大橋)が12月26日、井上尚弥とマーロン・タパレスの「WBA・WBC・IBF・WBO世界スーパーバンタム級王座統一戦」が行われた東京・有明アリーナで54.5キロ契約でマリオ・ディアス(メキシコ)と対戦した。

 武居は11月にスーパーバンタム級王座を返上。「来年はバンタム級での世界戦を考えたい」とジムの大橋会長が用意したのは初めてのメキシコ人との対戦。ディアスはプロ戦績は27戦21勝(9KO)6敗の強豪だったが、世界王座挑戦への第一歩と位置づけられたこの試合で武居は2RでKO勝ち。この勝利でプロデビュー以来の連続KO勝ちを「8」に伸ばし、戦績を8戦8勝(8KO)とした。

 1R、サウスポーの武居とオーソドックスの構えのディアス。右手を下げて回る武居。ガードがっちりのディアス。ディアスの左は足を使って交わす武居。ディアスの左に右フックを合わせに行く武居。ディアスがアッパーを振って前に出るが武居はバックステップ。武居は右フックから左ボディー。ディアスもバックステップ。ディアスの左に右フックを合わせる武居。武居の右には左を合わせるディアス。

スーパーバンタムかバンタムか…。左ボディーで悶絶KO勝ちの武居由樹 世界王座は「狙えるほうで」

2023.07.26 Vol.Web Original

 元K-1WORLD GPスーパーバンタム級王者でボクシングの東洋太平洋スーパーバンタム級王者・武居由樹(大橋)が「WBC・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(7月25日、東京・有明アリーナ)で54.0kg契約8回戦でロニー・バルドナド(フィリピン)に3R1分8秒でKO勝ちを収めた。武居はプロデビュー以来の連続KO勝ちを「7」に伸ばし、戦績を7戦7勝(7KO)とした。

 今回の試合はベルトを持つスーパーバンタム級(55.3kg)ではなく54.0kg契約とバンタム級(53.5kg)での世界挑戦を見据えての試合だった。

 1R、オーソドックスのバルドナドとサウスポーの武居。圧をかけてコーナーに詰める武居。ともに前手で距離を探り合う。武居が詰めて左フックを一発。回ったバルドナドが右ストレート。武居はじりじりと圧をかけて左フック。バルドナドが右ストレートも、武居は詰めて左ボディー、右フックから左右のフックを連打。逆に圧をかけるバルドナド。武居はパンチをかわして逆に圧をかけ返す。

「スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」開催。優勝候補の玖村将史が「K-1のネクストジェネレーションを引っ張るのは自分しかいない」【K-1】

2021.12.21 Vol.Web Original

 K-1の2022年の第1弾大会となる「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN」(2022年2月27日、東京・東京体育館)の第1弾カード発表会見が12月21日、都内で開催された。

 昨年12月に前王者・武居由樹が王座を返上して以来、空位となっていたスーパー・バンタム級の王座を決める「K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」を開催することが発表された。

 新型コロナウイルスによる感染症拡大防止のための入国規制もあり、海外からの選手の入国がままならないこともあり、トーナメントの開催が延びていたが、K-1では外国人選手の入国にあたり秋から準備を始め、めどがついたことからトーナメント開催を決定。トーナメントは日本人選手4人、外国人選手4人の8人で行うのだが、この日は日本人選手のみ発表。外国人選手については後日改めて発表される。

 参戦する日本人は第3代Krushバンタム級王者の金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)、現Krushスーパー・バンタム級王者の璃明武(K-1ジム総本部チームペガサス)、第6代Krushスーパー・バンタム級王者の玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)、第5代Krushバンタム級王者の佐々木洵樹(POWER OF DREAM)の4選手。それぞれ1回戦で外国人選手を迎え撃つ。

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