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大沢たかお「実写化不可能と言われていた」『沈黙の艦隊』完成で感謝「防衛省の協力なくして完成できなかった」

2023.08.24 Vol.web original

 映画『沈黙の艦隊』(9月29日公開)の完成披露試写会が24日、都内にて行われ、大沢たかお、玉木宏ら豪華キャスト陣と、吉野耕平監督が登壇。大沢が試写会参加した防衛省・海上自衛隊の協力に感謝した。

 1988~96年に「モーニング」(講談社)で連載された、かわぐちかいじによる大ヒットコミックを原作に描く超話題作。

 この日の試写会は、本作に協力した防衛省海上自衛隊の隊員たちと浜田靖一防衛相も鑑賞。

 主人公・海江田艦長役の大沢は「この作品は防衛省、海上自衛隊の協力なくしては完成できなかったと思っています。初めてご相談でお邪魔したときに、今だからこそやるべきじゃないかと笑顔で後押ししていただきました」と感謝。

 原子力潜水艦に核ミサイルを搭載し国に反旗を翻すという核のタブーにも切り込んだ作品。防衛省の協力をあおぐにあたり、大沢は「核の問題だけでなく、国防とか安全保障とか自分が抱えていた思いを正直に伝えさせていただきました。素人なりの言葉を笑うことなく聞いてくださって、そのうえで『沈黙の艦隊』面白いじゃないかと、協力するからやってみてくださいと言っていただいた」と振り返った。

 一方、海江田と相対する役どころの玉木は“潜水艦映画”への出演は「今回で3回目」と言い「なかなか俳優の中ではいないと思う(笑)。ただ毎回いいチーム感がなければ乗り越えられない環境だなと思います」と閉鎖空間での芝居を振り返った。

 女性クルー役の水川は「現在は女性の方も増えていると聞いてはいたんですが、こうして目の当たりにすると本当にいらっしゃるんだ…と、うれしいですね」と客席の女性隊員たちの姿に感激。

 吉野監督は「政治だとか戦いだとかって、普段生活しているとどこか他人事というか、どこかの頭のいい人たちがやってくれてるんだろうなと思っちゃうんですけど、結局は同じ人間が知恵を絞ったりその場その場でいろんなことを判断している。今に通じる物語だと思いました」と30年前に生まれた作品の映像化に手ごたえ。大沢も「実写化不可能といわれたかわぐち先生の作品を、皆さんのおかげでこうしてお披露目できたこと感謝します。たかが映画なんですけどね、でも僕はいつも、されど映画なんだと思って参加しています。この作品が、願わくば日本の、世界の、そして次の子どもたちのよりよい未来になるきっかけになれば」と熱い思いを語っていた。

 この日の登壇者は大沢たかお、玉木宏、水川あさみ、ユースケ・サンタマリア、中村蒼、中村倫也、笹野高史、夏川結衣、江口洋介、吉野耕平監督。

『沈黙の艦隊』は9月29日(金)に劇場公開

水川あさみ「今年は野外フェスとか楽しそう」新CMで”つぶらな瞳”のハンドル握る

2023.04.08 Vol.Web Original


 俳優の水川あさみが8日、三菱自動車の新型軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」の新CM発表会に登壇した。発表会は、同日、昭島市のモリパーク アウトドアビレッジで開催された同車の発表イベント「DELICA MINI OUTDOOR FES」内で行われたもので、水川は新CMから抜け出したようなアウトドアコーデで登壇し、アウトドアや新型デリカミニの魅力について語った。

 新CM は、水川が新型デリカミニのハンドルを握って家族でキャンプ場へ向かうという内容。『年下の男の子』の替え歌も家族のお出かけムードを盛り上げる。

 新型デリカミニについて聞かれると、「フロントの顔。この目がすごく印象的。CMでも歌っているのですが”つぶらな瞳”っていう感じが。それにやられました」と、にっこり。「普段使いはもちろんですけど、家族でキャンプに行ったり、ちょっとしたレジャーに行くのも便利。いろんなところにでかけたくなる」と話した。

水川あさみと前田敦子、子育てカップルを演じて感じた「さまざまな愛」への共感

2022.11.05 Vol.web original

家族愛や女性同士の愛をありのままに描く物語に共感

 ニューヨーク・タイムズ紙に掲載されたコラムを元に、さまざまな愛にまつわる物語を描き大きな反響を呼んだAmazon Original『モダンラブ』が東京を舞台に、新たな物語を紡ぐ!
『モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~』では、映画界の第一線で活躍する監督たちと豪華俳優陣が集結。オムニバス形式の7つの物語で、忘れかけていた大人の恋心、息子や母親への愛、国境を越えて芽生える愛など、多彩な“愛”のカタチが描かれる。その第1話「息子の授乳、そしていくつかの不満」(監督・脚本:平栁敦子)で子育て中のカップルを演じた水川あさみと前田敦子が、本作の魅力、そして“東京愛”を語る。

 2019年にアメリカで製作され話題を呼んだ『モダンラブ』。コラムに掲載されたリアルな愛の形を描いた物語は大きな話題を呼んだ。

水川あさみ(以下:水川)「私も『モダンラブ』のことは以前から知っていて、NYタイムズに寄せられた投書を映像化するというユニークでチャレンジングな作品だなと思っていました。さまざまな愛のかたちが描かれながらも、愛という全世界共通の、誰にでも存在するものをテーマとしていて、とても普遍的な作品でもあると思います」

前田敦子「私も、もともとすごく好きな作品だったので、お話を聞いたときは日本でもやるんだ、と感激しました。もしお話を頂かず、このキャスティングを見たら“うらやましい!”と言っていたと思います(笑)。その中で、第一話、しかも水川さんの主演作に出演させていただけたのもうれしかったです」

 第一話「息子の授乳、そしていくつかの不満」では、水川が演じるキャリアウーマン高田真莉が、そのパートナーである河野彩とともに2人の子どもを育てている中で、理想の子育てと仕事の両立に翻弄され、ときおり実母(梶芽衣子)と衝突しながらも、子育てを通して変化していく姿が描かれる。

水川「最初に脚本を読んだとき、何か大きな事件が起こる話ではないというところが素敵だな、と思いました。真莉のパートナーが同性ということに関しても、とりわけ何かを説明することもなく、当たり前に物語に組み込まれているというナチュラルな展開の仕方も魅力的だと思いました」

前田「私も、家族愛が素敵だなと思いました。女性同士の恋愛も受け入れている母親がいて、皆が家族として協力し合っていて。その中で、ちょっと感情のやり取りやぶつかり合いもあるんですけど、それも愛だなと思えましたね」

 第2子出産後、職場に復帰した真莉。母乳で育てると決めていた真莉は、懸命に母乳をストックし、パートナーの彩と手伝いに来てくれた母に子どもを託して出張に向かう。ところが出張先で母乳の管理に振り回され、真莉の思いも空回りしてばかりで…。

水川「真莉は、大事なことに気づけていないというか、ちょうど見失っているタイミングなんです。とにかく子育てと仕事が第一優先という状況で、一番近くで支えてくれるパートナーやお母さんの身近な愛に気づけていない。一生懸命仕事をしている女性に限らず、何かに没頭していて周りが見えなくなってしまうことは、誰にでも当てはまることかもしれないと思いながら演じていました」

 そんな真莉を大きな愛で見守るのが、前田が演じる彩。

前田「彩は、どちらかと言うと客観的に家族を見守る役どころで、セリフも多くなくて、その場にいる雰囲気や空気感を意識しながら、演じていました。こういう女性っていいな、とあこがれのような気持ちを持って演じていましたね。誰に対しても平等な感じがあって」

水川「分かる(笑)。彩って誰に対しても裏表がない」

前田「ああいうパートナー、あこがれますよね。家にいてくれると安心する(笑)」

 仕事と家庭の両立に難しさを感じた人や理想と現実の差に歯がゆい思いをした人なら思わず頷いてしまうリアルな感情の描写やセリフがつまった、共感度満点の作品。

水川「私も、真莉が母親に対して言葉をかける場面で、すごく気持ちが分かると思いました。今まで我慢してきた気持ちや、とらわれていたものがワーッとあふれ出てしまうような、ちょっとしたことで、コルクがポンと抜けて感情があふれ出すようなことってあるよね、と思いました。本当にちょっとしたことなんですけど、真莉にとっては大きな変化が起きた瞬間で、愛にあふれた生活だからこそ、あり得ることだったんだなと思います」

前田「私も、その最後のシーンは、安心できる場所があるって素敵だな、いいなと思いました。お義母さん役の梶芽衣子さんと水川さんの母娘のやり取りのシーンをそばで見させていただきながら“女性同士の親子って、こういうことあるよね”と思っていました。母親に対してだと甘えたい気持ちもあるから、どうしても“分かって!”という気持ちが出ちゃうんですよね。それが出過ぎてすごく感情的になってしまう。真莉の気持ち、私も痛いくらい分かります」

 

池松壮亮はジャパニーズ・ブラピ!海外拠点の日本人監督絶賛「自信あるのに隠している。日本人にはウケないんでしょうね」

2022.10.18 Vol.web original

 Amazon Originalドラマ『モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~』の完成披露イベントが18日、都内にて行われ、水川あさみ、前田敦子、榮倉奈々、伊藤蘭、石橋凌、成田凌、夏帆、ユースケ・サンタマリア、池松壮亮ら豪華キャストと監督陣総勢14名が登場。海外ロケで全編英語のセリフに挑んだ池松を平栁敦子監督が「日本のブラピ」と絶賛した。

 ニューヨーク・タイムズ紙に実際に寄せられた投書コラムをドラマ化し、大きな話題を呼んだ『モダンラブ』を、舞台を現代の東京に移し、さまざまな愛の形を7つのエピソードで描く。

 ナオミ・スコットが演じる女性教師から英会話を習う青年を演じた池松は「ナオミさんは本当に愛情深くて、不慣れな撮影でいろいろ助けていただきました。全編英語のセリフだったんですが“earth”という単語が僕の中では言えているつもりだったんですけど、違うということでそれを何度も教えてもらいました。50往復くらいしたと思います」と根気よく発音を教えてくれたハリウッド女優に感謝。

 池松が、サンフランシスコを拠点に活躍する平栁敦子監督について「女性の日本人監督として、向こうでの素晴らしい仕事ぶりを見ることができた」とたたえると、平栁監督は「池松さんって本当はすごく自信のある方なんですけど、普段そういうの隠しているんですよね。日本人にはそういうのウケないんでしょうね(笑)」と茶化しつつ「私は池松さんにはジャパニーズ ブラッド・ピット、ディカプリオになってもらいたいと色気たっぷりに演出したんですけど、それをとても自然に演じてくれた」と感謝。「最終的にジャパニーズブラッド・ピットになっているのでお楽しみに」と盛り上げていた。

 この日の登壇者は水川あさみ、前田敦子、榮倉奈々、伊藤蘭、石橋凌、成田凌、夏帆、ユースケ・サンタマリア、池松壮亮、平栁敦子監督、廣木隆一監督、山下敦弘監督、荻上直子監督、黒沢清監督。また、Awesome City Clubも和服姿で登場し主題歌を生披露した。

 Amazon Originalドラマ『モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~』は10月21日より Prime Video にて世界同時配信開始。

前田敦子、愛する3歳息子と温泉「1人で育てているけど家族に支えられている」

2022.10.18 Vol.web original

 Amazon Originalドラマ『モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~』の完成披露イベントが18日、都内にて行われ、水川あさみ、前田敦子ら豪華キャストと監督陣総勢14名が登場。「今愛していること」を聞かれた前田が3歳息子とのほっこりエピソードを明かした。

 ニューヨーク・タイムズ紙に実際に寄せられた投書コラムをドラマ化し、大きな話題を呼んだ『モダンラブ』を、舞台を現代の東京に移し、さまざまな愛の形を7つのエピソードで描く。

 Awesome City Clubによる主題歌生演奏で幕を開けた豪華なプレミアイベント。会場にしつらえられたレッドカーペットには、豪華キャスト&監督一同が人力車に乗って次々と登場。あでやかな着物姿の女優陣に会場もうっとり。

 エピソード1で共演した水川あさみと前田敦子。授乳期間中の主人公を演じた水川が「私が演じた主人公は完璧主義というか仕事も子育ても一生懸命ゆえにちょっとした大切なことを見失ってしまう。そんなところがキュートでもあり、共感もできました」と振り返ると、主人公の同性パートナーを演じた前田も「私も経験したので気持ちが痛いほど分かる、懐かしいと思いました。でも(主人公の)周りの家族がすごく素敵で。特に説明とかは無いんですけど、当たり前にそばにいて支え合ってる姿が自然に描かれていて好きでした」と笑顔。

 そんな2人を「すごく男前」と絶賛した平栁敦子監督は「赤ちゃんもいる現場だったんですが、前田さんがすごく手慣れていて。水川さんもいつもフローラルないい香りがして、女性らしい現場だったと思います」と振り返ると、水川は「何もつけてないんですけどね」と照れ笑い。

 テーマにちなんで「今愛していること」を聞かれると、前田は「息子と旅行です。温泉が好きなんです。3歳なんですけど(笑)。“温泉、気持ちいいな~”って言うんです」とメロメロ。「私は今、1人で育てていますけど、家族には支えられているなと感じています」と母の表情を見せていた。

 この日の登壇者は水川あさみ、前田敦子、榮倉奈々、伊藤蘭、石橋凌、成田凌、夏帆、ユースケ・サンタマリア、池松壮亮、平栁敦子監督、廣木隆一監督、山下敦弘監督、荻上直子監督、黒沢清監督とAwesome City Club(主題歌)。

 Amazon Originalドラマ『モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~』は10月21日より Prime Video にて世界同時配信開始。

水川あさみ、初監督作の主演に夫・窪田正孝を起用した理由を語る

2022.06.21 Vol.web original

 国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア (SSFF & ASIA)2022』のアワードセレモニーが20日、都内にて行われ、「ミラーライアーフィルムズ」に携わる山田孝之と、同プロジェクトで初監督に挑んだ水川あさみらが登壇。水川が、自身の夫でもある俳優・窪田正孝を主演に迎えたいきさつを明かした。

 短編映画制作プロジェクト『MIRRORLIAR FILMS』を立ち上げた1人、山田孝之は「シーズン4を迎え、今年も個性豊かな作品がそろいました」。そのうちの1本で初めて監督に挑んだ女優・水川あさみは「すごく貴重な経験でした。一番、身近で知っていると思っていた監督という職業について、こんなにも知らないんだと思いました」と振り返りつつ「楽しく、面白くやらせていただきました」と笑顔。

 主人公を演じるのは夫でもある俳優・窪田正孝。水川は「自分の夫に出ていただきました。一番、気を使わずに演出できるかな、と、彼にお願いしたところ、こころよく引き受けてくれました」と明かした。

 山田は「シーズン1から本当にいろいろな方に参加していただいて、ショートフィルムの可能性を表現できたと思います」と語り、司会の望月理恵から「さらに映画人に広がりそうですね」と言われると「広げましょう!」と意欲を見せていた。

『SSFF & ASIA 2022』オンライン会場は6月30日までオープン中。

池田エライザと水川あさみの「かわいいよ」にトラウデン直美が赤面 3人で新CM

2021.02.18 Vol.Web Original

 

 池田エライザ、水川あさみ、トラウデン直美が、日焼けブランド「アネッサ」の新ミューズに就任、18日、オンラインで行われた発表会に出席した。

 3人で新CMに出演するほか、池田と水川は分かりやすく紫外線対策を説明する動画にも登場。発表会では完成したCMや動画を見ながら感想を交換したり、撮影を振り返ったり。水川と池田が「すごいかわいい」「赤ちゃんみたい」とトラウデンをほめると、トラウデンは「……なんで私だけほめてもらえるの?」と照れくさそうだった。

岩井秀人の『いきなり本読み!』に片桐はいり、水川あさみ、山内圭哉が出演

2020.09.22 Vol.Web Original

8月には演劇の聖地・下北沢の本多劇場で開催

 脚本家・演出家、そして俳優の岩井秀人がプロデュースする『いきなり本読み!』の第4回が10月7日、東京・浅草の東洋館で開催され、片桐はいり、水川あさみ、山内圭哉が出演する。

 この『いきなり本読み!』というのは「集まった俳優たちが、それまで読んだこともない台本の読み合わせを客前でする」というもの。俳優には演目を事前に知らせず、当日ステージ上で台本を渡し、その場で岩井が配役し演出していくという奇想天外な企画となっている。

 かねてから構想を練っていた岩井だったが、今年2月についに第1回を開催。初めての試みではあったが「何だか分からないが面白そう」と感じたファンが詰めかけ、会場は満員に。俳優の貴重な「本読み姿」が見られるステージが話題を呼び、3月に第2回を、そして8月には演劇の聖地・下北沢の本多劇場で2Daysを開催。9月には「豊岡演劇祭2020」(兵庫県豊岡市)で初の地方開催も実現するなど急速な広がりを見せている。

山田孝之らの映画プロジェクトで志尊淳、柴咲コウらが初監督に挑戦

2020.09.16 Vol.Web original

『MIRRORLIAR FILMS(ミラーライアーフィルムズ)』プロジェクト発表記者会見が16日、都内にて行われ、運営を務める俳優の山田孝之、阿部進之介らが登壇。志尊淳や柴咲コウといった俳優が同プロジェクトで監督に初挑戦することを発表した。

 俳優を目指すすべての人に「学び」と「チャンス」を提供するため、山田孝之、阿部進之介、伊藤主税らが発起人となり2017年にスタートした「mirroRliar」の新企画。若手とベテラン、メジャーとインディーズが融合し映画を作り上げるプロジェクト。著名映画人から一般クリエイターまで36人の映画監督による短編オムニバス映画を4シーズンに分けて製作。参加監督24人によるオリジナル作品と一般から公募で選ばれた12作品をセレクト。「変化」をテーマとした5分から15分の作品であれば以前に製作した作品でも応募可能。ジャンル、年齢、職業不問。2021年夏より全国劇場公開。さらに国内外での配信も予定。

 最終的にグランプリを獲得すれば賞金500万円。山田は「僕たちは委員でもあるため賞金はもらえないので、実質的には34作品で競っていただくことになります」と前置きしつつ「ショートフィルムの映画祭としては大きい額だと思います。ぜひ賞金で次回作を作っていただき、すてきな作品が生まれたらと、この金額を設定させていただきました。今、日常的に動画を撮って表に出すということが根付いている。例えば主婦の方が“500万円ですってよ、奥さん!”と、息子や旦那さんを巻き込んで応募してくれたりしてくれたらいいなと思っています」と期待を寄せた。

新津ちせ「ぶっちゃけ辛かった」に濱田岳、水川あさみ爆笑 映画『喜劇 愛妻物語』舞台挨拶

2020.09.12 Vol.Web Original

 映画『喜劇 愛妻物語』の公開記念舞台挨拶が12日に都内で行われ、濱田岳、水川あさみ、新津ちせ、足立紳監督が登壇した。

 冒頭で、足立監督は「去年の東京国際映画祭で初めてお客様に見ていただいてから1年の時間が経って、思いもしない世の中になりました。映画館も今は満席にすることができない状態ですが、それでも笑って元気になれる映画を届けられたのが本当にうれしいです。試写会もオンラインが増えるなど、パソコン上で映画を見る形が多くなっていますが、僕自身が映画はひとりで見るより家族や友だち、仲間と見て楽しむほうが好きなタイプなので、早く大勢で見られるようになるといいなと思っています」と挨拶。

 監督自身の夫婦生活を赤裸々に綴った自伝的小説の映画化。ダメ夫の豪太を演じた濱田は自身の役柄を「台本を読んで撮影に臨んでいるので、だいたい自分のやることは想像がつくんですけど、改めて愚かだなと思うのはやっぱり痴漢(シーン)ですかね。『何をやってるんだ、僕は』と」、鬼嫁のチカを演じた水川は「今まで生きてきた中で初めて口にしたのが『タンツボ』。タンツボってなかなか人に言わないからすごく印象的だし、あれにどういう気持ちをのせて言うんだろうという感じはありました」と笑いを交えて振り返った。

 そんな二人に挟まれる娘のアキを演じた新津は「私のお父さんとお母さんとは全然違って、台本だということは分かっているんですけど『やめてくれないかな』とずっと思ってました。ぶっちゃけ辛かったです」と吐露。この訴えに足立監督は「君のお父さん(新海誠監督)くらい大ヒット作を連発してたら、うちも喧嘩にならない」と反論し、濱田と水川は大爆笑した。

「催眠術をかけてもらった」妻役・木村多江の告白に大泉洋「その録音を俺が聞いたら…」

2020.01.23 Vol.web original

 映画『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~』完成披露試写会が23日、都内にて行われ、大泉洋、小池栄子らキャストと成島出監督が登壇した。

 太宰治の未完の遺作をケラリーノ・サンドロヴィッチが独自の視点で完成させた舞台作品の映画化。大泉が演じる何人も愛人を抱えるダメ男・田島が、金にがめついが実は美人の担ぎ屋キヌ子を偽の妻に仕立て、愛人たちと別れるため四苦八苦するコメディー。

 この日は、タイトルにちなみ登壇者に「グッドバイしたいことは」という質問が。劇中、キヌ子役で大泉と見事なコンビぶりを見せた小池は「この映画のプロモーションで大泉さんとバラエティー番組によく出演させていただいたんですが、すごく楽しいのに終わって大泉さんとグッドバイした後、すごく安らかな気持ちになるんです」。小池は「楽しいからいつも以上に力んじゃって」とフォローしたが、それを聞いた大泉は「それはお互い様ですよ。この人と番組に出るとやたらカロリーを使う。この間も、とある番組で物まねをさせられて、始まって10分で喉が枯れました」と不満爆発。ところが小池はすかさず「それフリですよね。今日のお客さんのために…」と物まねを催促。大泉はマイケル・ジャクソンのまねで会場を沸かせたが耐えきれず「お前とのキャンペーンもうイヤ!」と訴え会場も大笑い。

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