映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』の初日舞台挨拶が13日、都内にて行われ、岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥らキャスト陣と水田伸生監督が登壇。岡田が登壇者にサプライズで司会を務め、会場を大いに沸かせた。
冒頭、司会として最初に登壇したのは主演の1人、岡田将生。「ちょっと緊張しています」と言いつつ場内アナウンスや報道陣への業務連絡までこなしていたが、岡田が司会を務めることを直前まで知らされていなかった松坂桃李から「だから今日(岡田の)口数少なかったんだ」、水田監督から「何やってんの」、安藤サクラからは「かわいいね~泣けてくる」と、一同から総ツッコミ。さらに岡田は、仲野太賀を紹介しようとして役名を言い間違え「本当にごめん!」と土下座し、会場も爆笑。
ニセの台本や司会まで用意し、サプライズで司会することを自ら提案したという岡田。共演者たちに「一番の撮影の思い出は?」と司会を進めていたが、松坂が回答している間に水を飲んだり、登壇者の回答に1人だけ大ウケしたり、突然独り言を始めたりとてんやわんや。松坂は「ゆとりゼロ?」とニヤリ、安藤は「これ誰が提案したの」と苦笑。
そんな岡田の迷司会ぶりにも、柳楽は「これもまた思い出に刻まれる」、松坂は「司会、素晴らしかったですね。彼の魅力を実感していただけたのでは。彼の作品に対する向き合い方、純粋に向かって行く姿を尊敬しています」。仲間からの温かい言葉に、目をうるませ始めた岡田は嗚咽交じりに。最後は、松坂、柳楽も最後の場内アナウンスを手助けし、3人で舞台挨拶を締めくくった。
この日の登壇者は岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥、安藤サクラ、仲野太賀、木南晴夏、吉原光夫、水田伸生監督。