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池松壮亮、未経験者でフィギュアスケートのコーチ役「最初の3カ月は氷の上に立つのもやっと」

2024.08.19 Vol.web original

 

 映画『ぼくのお⽇さま』(9⽉6⽇先行公開)のジャパンプレミアが19日、都内にて行われ、俳優の越⼭敬達、中⻄希亜良、池松壮亮、若葉⻯也と奥⼭⼤史監督が登壇。池松がフィギュアスケート未経験でのコーチ役を振り返った。

 第77回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション「ある視点」部⾨ 正式出品作。吃⾳のあるホッケーが苦⼿な少年、選⼿の夢を諦めたスケートのコーチ、コーチに憧れるスケート少⼥の3⼈が紡ぐ⼩さな恋の物語。

 フィギュアスケートを題材とする本作。主人公役の越山は「選手目指してというガチガチではなくて」と謙遜しつつ4歳からの経験者、ヒロイン役の中西はアイスダンスでノービス出場経験あり。2人の起用に、奥山監督は「なかなかスケートが出来る子に出会えなくて。最終的に中西さんはスケートリンクに“募集中”の紙を貼って応募してくれた」。

 奥山監督自身も子供時代に「7年ほどフィギュアをやっていた」と言い「日本になかなかフィギュアを描いた映画が無いのは、競技としての難しさに加え、吹き替えがきかないというのがあると思う。野球などのように、投げる部分だけプロにやってもらうということができない」と解説し2人の参加に感謝。

 一方、コーチ役の池松は「氷の上に立ったこともなかった」と言い「半年間、練習したんですけど、最初の3カ月は2~3秒も立っていられなくて先生に手を引いてもらって。未来のオリンピアンたちに笑われながら。みじめでしたね、オジさんが1人、ヘルメットをかぶせられて…」と未経験者からの猛特訓を振り返ると、中西が「すごく上手で、経験が無かったと聞いてびっくりしました」、越山も「スケートって大人になってからやるの難しいので本当にすごいなと思いました」とほめちぎり、池松は「けっこう高いお寿司を何回か食べさせたんで」とニヤリ。

「奥山さんは自分で滑りながらカメラで撮っていて、そういう画を撮れる監督は世界を探してもいないのでは。いいものが撮れると分かっていたので、自分が足を引っ張ってはダメだと、泣きながら練習しました」と明かし笑いをさそっていた。

『ぼくのお⽇さま』は9⽉6⽇よりテアトル新宿、TOHOシネマズシャンテにて先⾏公開。9⽉13⽇より全国公開。

池松壮亮、子役時代は「子ども扱いされることを極度に嫌っていた」

2024.08.19 Vol.web original

 

 映画『ぼくのお⽇さま』(9⽉6⽇先行公開)のジャパンプレミアが19日、都内にて行われ、俳優の越⼭敬達、中⻄希亜良、池松壮亮、若葉⻯也と奥⼭⼤史監督が登壇。池松が越⼭、中⻄と同年代だったころを振り返った。

 第77回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション「ある視点」部⾨ 正式出品作。吃⾳のあるホッケーが苦⼿な少年、選⼿の夢を諦めたスケートのコーチ、コーチに憧れるスケート少⼥の3⼈が紡ぐ⼩さな恋の物語。

 主⼈公の少年・タクヤを演じた越⼭敬達は、撮影当時13歳で現在15歳。ヒロインさくら役の中⻄希亜良は撮影当時11歳で現在13歳。映画を見た後の観客から2人の成長ぶりに驚きの声があがると越⼭は「10センチほど伸びた」、中⻄は「私は5センチくらい。撮影の時は越⼭さんよりちょっと背が高かったんですけどすっかり抜かされました(笑)」。

 オーディションで役を射止めたという2人に、コーチ役の池松壮亮は「普通オーディションで勝ち上がってきた子ってハツラツとして我が強いんですけど、本当にのんびりしてて、その辺が好きですね」。

 2人と同年代のころ『ラスト サムライ』(2003)で映画初出演を果たした池松は「僕のような俳優にはならないで、と思う」と笑いを誘いつつ「自分はどんなことを考えてたかなとか、何が嫌だったかなとか考えながら2人と向き合ったんですけど…僕が子役子役してない子役だったので参考にならなくて」と苦笑。

「例えば、子ども扱いされることを極度に嫌っていて。自分がそうだった分、各々のパーソナルな部分に向き合えば大丈夫と思っていました」と振り返った池松。

 越山が「今回、池松さんからは楽しんで仕事をするということを学ばせていただいたので…自分のようになってほしくないと言われたとき、あ、そうなんだ…と思っちゃいました」と戸惑うと、池松は「詳しく話す、後で」とフォローしていた。

『ぼくのお⽇さま』は9⽉6⽇よりテアトル新宿、TOHOシネマズシャンテにて先⾏公開。9⽉13⽇より全国公開。

松岡茉優「私は真面目でつまらないところある」“マーライオン”意識した演技を自賛

2023.10.28 Vol.web original

 

 公開中の映画『愛にイナズマ』の舞台挨拶が28日、都内にて行われ、俳優の松岡茉優、窪田正孝、池松壮亮、若葉竜也、佐藤浩市と石井裕也監督が登壇。松岡が劇中で初めて挑戦したシーンを振り返った。

 石井監督がコロナ禍で書き上げた完全オリジナル脚本を映画化。映画監督になる夢を理不尽に奪われた花子の“反撃”の物語。

 Filmarksでは石井監督史上最高得点の4.2点を記録したと聞くと、キャスト陣も監督に拍手。一方で「最低点は?」と混ぜっ返した佐藤を、松岡が「おめでたい日なんですから!」と制し、会場も大笑い。

 訳アリ家族の物語に、松岡は「マイノリティーの話と思いきや多くの方が共感してくれている」と感激しつつ「4.2%の方が?」とパーセンテージと勘違いして赤面。5点満点中の4.2点と説明されると「8割以上の方が共感してくれたということですね」と納得し、笑いをさそった。

 石井監督いわく「全員が楽しみ抜いた」という現場を「楽しかった」と振り返った松岡。自身について「私、真面目というかクソ真面目でつまらないところがあるんですけど…」と言い「でも今回、個人的に“やったな、私”と思ったのは、水を吹く場面。監督から“霧吹き”ではなく“マーライオン”でいってほしいと言われて」と盛大に口から水を吹く場面を自画自賛。恋人役の窪田も「いいアーチを描けていました」と太鼓判を押し、松岡も「美しい水吹きデビューでした」とご満悦。

「上映後のお客さんの顔を“花ちゃん”にも見せたくて」と役衣装のジャケットを着用して登場した松岡。最後に「魂が震える会話ができる人と人生でそんなに出会えるものではないのかなとさみしく思うこともあったんですけど、この映画を見た方のコメントを読んで、映画があるじゃないかと思えました。映画って、自分のことを守ってくれて支えてくれて、そうなんだよと言ってくれる最高の相棒なのかなと思いました」と熱い映画愛を語っていた。

 

「楽譜読めない」池松壮亮のジャズピアノ演奏、プロから太鼓判押され劇中で使用

2023.09.26 Vol.web original

 

 映画『白鍵と黒鍵の間に』のライブイベントが26日、都内にて行われ、主演・池松壮亮と冨永昌敬監督がトークイベントに登壇。原作者でもあるジャズミュージシャン南博や、作品に参加したサックス奏者の松丸契、ピアニストの魚返明未も登場し、特別なジャズライブを繰り広げた。

 昭和末期の銀座を舞台に、池松壮亮が一人二役で演じるミュージシャンの運命的な一夜を描く。

 冒頭、南博がエンディング曲「Nonchalant」 を生演奏。続けて登壇した池松も南の音色に「素晴らしかったですね」と感激。劇中で見事な『ゴッドファーザー 愛のテーマ』を披露している池松。練習は「半年間やりましたね。音楽監修の先生に週一で習って、あとは家で弾いていました」と振り返りつつ、ジャズアレンジ演奏は「大変でしたね。魚返さんがものすごくかっこいい編曲をしてくださったんですが、やりますと言ったことを何度後悔したことか(笑)」と苦笑。

 そんな池松の演奏に、冨永監督は「猛練習してくれているのは知っていたんですけど、あまり聞かないようにしていた。まさかここまでとは」と絶賛し「本来は魚返くんが弾く音に合わせた指のお芝居のために半年間、練習してくれていたら音のほうも完璧になっていて。魚返くんも、使えますよと言うことだったので『ゴッドファーザー 愛のテーマ』は撮影現場で録音した池松くんの演奏を使いました。本当にすごい演奏でした」と明かした。

 池松は「楽譜も読めないので、最初がどこか教えてもらわないとずっと間違えて弾いてしまうんです」と明かしつつ「まさか音まで使われるとは思ってなかった」と照れ笑い。

 さらに池松は「せっかくなら今日、弾きたかったんですけど…」と言い出し、観客から期待の拍手を贈られたが「撮影から1年、触ってないのでもう弾けないです(笑)」と笑いをさそった。

 トーク後は、松丸契、魚返明未によるセッションも実施。池松も「僕、今日はしゃべりに来たんじゃなくて、御三方の音を聞きに来たんです」と語る、3人の音楽に観客も酔いしれていた。

 映画『白鍵と黒鍵の間に』は10月6日より公開。

原作者・南博

真木蔵人、黒木華や池松壮亮を知らず阪本順治監督「そこまで芸能界から離れていたのか」

2023.04.29 Vol.web orginal

 

 公開中の映画『せかいのおきく』の公開記念舞台挨拶が29日、都内にて行われ、主演・黒木華、共演の寛一郎、池松壮亮、真木蔵人と阪本順治監督が登壇。阪本監督が真木を僧侶役に起用した理由を語った。

 阪本順治が自身のオリジナル脚本をモノクロで映画化。没落した武家の娘と糞尿の処理に携わる青年たちが心通わせていく物語とともに、江戸時代に根付いていた循環型社会の姿をつづる。 

「久しぶりの舞台挨拶登壇になります」と笑顔を見せた真木。本作では、黒木が演じる主人公おきくを見守る僧侶を演じており、真木は「自分にお坊さんの役を持ってくる時点で監督大丈夫かなと思いました」と苦笑しつつ「とりあえずセリフをかまないように、素晴らしい女優さんの前でハッタリを効かせたお坊さんができればと」と役作りを振り返った。

 共演シーンのあった黒木から「すごい楽しかったですし本当に純粋な方なんだと伝わってきた。説教臭くないところは、役柄だけでなく真木さんの素直な心が出てきている気がしました」とたたえられると真木は「あまり演じられてなかったということですね」と照れ笑い。

 真木も黒木との共演に「初めて彼女と対峙したときに本当に美人な女優さんで、緊張してしまって…毛が生えてくるんじゃないかと思いました」と、実際に剃髪して役に臨んだことを明かした。

 そんな真木の僧侶役起用に阪本監督は「前回の『冬薔薇』(2022)で16、7年ぶりにキャスティングして。ちょっとやんちゃだった時期もありますけど、まっすぐな芝居しかできない良さがあって。しばらく俳優業とか芸能界とかと全く違う場所にいて、サーフィンとかボードとか自分でスポンサーをつけながら…。僕らの業界にいない時期があったのがいいなと思った」と振り返り、オファーをした際に「黒木華さん知ってる?と聞いたら知りません、って。寛一郎くん、池松壮亮くんも知りません、(共演者で)分かるのは佐藤浩市さんと石橋蓮司さんだけです、と。大好きです、そういうの。そこまで(芸能界から)離れていたのか、と」と、プロサーファーなどの活動に没頭していた真木だからこそ「しばらく芝居をしていなくても何でもできると思った」と太鼓判を押していた。

海外映画祭で「半分ブーイング」? 寛一郎「ウンチがカラーになったときが一番盛り上がった」

2023.04.29 Vol.web original

 

 公開中の映画『せかいのおきく』の公開記念舞台挨拶が29日、都内にて行われ、主演・黒木華、共演の寛一郎、池松壮亮、真木蔵人と阪本順治監督が登壇。一同が映画の題材にちなみ“ウンチ”ネタを織り交ぜたトークで観客を盛り上げた。

 阪本順治が自身のオリジナル脚本をモノクロで映画化。没落した武家の娘と糞尿の処理に携わる青年たちが心通わせていく物語とともに、江戸時代に根付いていた循環型社会の姿をつづる。 

 肥料として売るための糞尿を取り扱う“下肥買い”を営む青年たちを演じた寛一郎が「ゴールデンウイーク初日にウンコ映画を見に来てくれてありがとうございます」と言えば、同じく池松壮亮も「初日は緊張するもので…催してしまいそうです」、さらには阪本監督までが「人の気持ちを汲み取ることもウンコを汲み取ることも同じだと思いました」とあいさつし、主演・黒木華も苦笑しきり。

 本作は海外でも高く評価されておりすでに6カ国で上映が決定。阪本監督は「『せかいのおきく』が世界の『せかいのおきく』になるわけですね」と笑顔。

 ロッテルダム国際映画祭での上映も大きな反響があったといい、黒木が「ラブとホープが詰まった作品とおっしゃっていただいたという話を聞いて、伝わるんだなと思いました」と言えば、現地での上映に参加した寛も「嗚咽している人がいました」とうなずきつつ「ウンチがカラーになったときが一番盛り上がりました。半分ブーイングみたいな。本当に気持ち悪がっていましたね(笑)」と振り返り笑いをさそった。

 さらにはプロサーファーとしてアウトドアで活動することの多い真木蔵人が「僕が今まで海や山に入ったとき、トイレがなくて片づけに困ることがあったんですけど、昔はこうしていたんだなと素直に受け止められた。自分が山に登ってそういうとき、次の時代にいいように行動したい」と語りつつ「海の中でウンコをすると浮いてしまう。魚がそれを食べてしまうので、魚が食べても大丈夫なウンコを出せるようなものを食べるようにしています」。

 そんな真木に寛一郎が「海の中でウンコをするとちぎれないって本当ですか」と質問。真木が「そう。ずっとちぎれないでついてくるんです」と答えると、思わぬトリビアに観客もも感心の表情。

 最後は阪本監督が「ハンカチを用意してくださいと言っておすすめしてください。涙を抑えるんじゃなくて、鼻を覆うために…」と締めくくり最後まで“ウンチネタ”で観客を笑わせていた。

池松壮亮『シン・仮面ライダー』入場者特典パックの中身に喜びつつ「スタッフが仕込んだんじゃ…(笑)」

2023.03.17 Vol.web original

 

 映画『シン・仮面ライダー』最速公開記念舞台挨拶が17日、都内にて行われ、出演の池松壮亮、浜辺美波、柄本佑、西野七瀬、塚本晋也、手塚とおるが登壇した。

 庵野秀明監督が“原点”をリスペクトしつつオリジナル作品として生み出した新たな仮面ライダーの物語。

 本郷猛/仮面ライダー役の池松は「普段は映画ができあがってここに立つまで半年くらいは時間があるので…その間で咀嚼するものなんですけど。できたてホヤホヤなんで」と明かし「庵野作品ですから、あまり言えないですけど一筋縄ではいかないと思います。(鑑賞は)1回では済まないかもしれないですし。とにかく堪能してほしい」。

 緑川ルリ子役の浜辺も「試写の日、今日最高の日だね、ワクワクするね!といって現場に向かってたんです。それくらい高ぶりがありました」。

 一文字隼人/仮面ライダー第2号役の柄本佑は、これから“最速”で見る観客に「初見が10日前くらいである種の高ぶりのままここにいる。皆さんの2時間後の状態。あきらかに皆さんの心をかき乱してくれる作品です」。キャスト自身も見たばかりという完成作に大興奮の様子。

 ハチオーグ役の西野も「初めて見た後、上がりっぱなしでした」、庵野監督作4作に出演しているコウモリオーグ役の手塚も「期待を裏切りませんので」、緑川弘役の塚本も「撮影が終わったのが1年以上前で、ついこの間できたということで、相当のこだわりが入っていると思うのでお楽しみに」と観客の期待をあおった。

 この日は『シン・仮面ライダー』のカードが入った、全国100万パック限定という入場者特典をキャストたちにプレゼント。一同がワクワクしながら配られたパックを開封しているとふいに柄本が「オレ、ヤバい!ヤバいよ!」と大興奮。「本郷(猛)なんですけどサイン入りの」とレアカードにご満悦。

 池松は「1号とルリ子でした」と他のキャストが引いていないカードを手に入れ、うれしそうにしつつ「スタッフが仕込んだんじゃないですか(笑)」。

 この舞台挨拶終了とともに、それぞれ全国各地の劇場へ舞台挨拶に向かうという一同。出身地の九州エリアに向かう池松は「凱旋といいますか。できたよ!って言ってきます」と胸を張り、ついに公開を迎えた本作に「長い旅でした。今日、待っててくださったんだなと改めて思うことができました」と中継でつながる全国の観客に感謝していた。

『シン・仮面ライダー』は3月18日より全国公開。

 

池松壮亮はジャパニーズ・ブラピ!海外拠点の日本人監督絶賛「自信あるのに隠している。日本人にはウケないんでしょうね」

2022.10.18 Vol.web original

 Amazon Originalドラマ『モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~』の完成披露イベントが18日、都内にて行われ、水川あさみ、前田敦子、榮倉奈々、伊藤蘭、石橋凌、成田凌、夏帆、ユースケ・サンタマリア、池松壮亮ら豪華キャストと監督陣総勢14名が登場。海外ロケで全編英語のセリフに挑んだ池松を平栁敦子監督が「日本のブラピ」と絶賛した。

 ニューヨーク・タイムズ紙に実際に寄せられた投書コラムをドラマ化し、大きな話題を呼んだ『モダンラブ』を、舞台を現代の東京に移し、さまざまな愛の形を7つのエピソードで描く。

 ナオミ・スコットが演じる女性教師から英会話を習う青年を演じた池松は「ナオミさんは本当に愛情深くて、不慣れな撮影でいろいろ助けていただきました。全編英語のセリフだったんですが“earth”という単語が僕の中では言えているつもりだったんですけど、違うということでそれを何度も教えてもらいました。50往復くらいしたと思います」と根気よく発音を教えてくれたハリウッド女優に感謝。

 池松が、サンフランシスコを拠点に活躍する平栁敦子監督について「女性の日本人監督として、向こうでの素晴らしい仕事ぶりを見ることができた」とたたえると、平栁監督は「池松さんって本当はすごく自信のある方なんですけど、普段そういうの隠しているんですよね。日本人にはそういうのウケないんでしょうね(笑)」と茶化しつつ「私は池松さんにはジャパニーズ ブラッド・ピット、ディカプリオになってもらいたいと色気たっぷりに演出したんですけど、それをとても自然に演じてくれた」と感謝。「最終的にジャパニーズブラッド・ピットになっているのでお楽しみに」と盛り上げていた。

 この日の登壇者は水川あさみ、前田敦子、榮倉奈々、伊藤蘭、石橋凌、成田凌、夏帆、ユースケ・サンタマリア、池松壮亮、平栁敦子監督、廣木隆一監督、山下敦弘監督、荻上直子監督、黒沢清監督。また、Awesome City Clubも和服姿で登場し主題歌を生披露した。

 Amazon Originalドラマ『モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~』は10月21日より Prime Video にて世界同時配信開始。

「妖精」伊藤沙莉への胸キュンセリフに「悪魔」池松壮亮は「一番言いたくないセリフだった」

2022.01.23 Vol.web original

 

 映画『ちょっと思い出しただけ』東京プレミア上映会が23日、都内にて行われ、W主演を務めた池松壮亮、伊藤沙莉と、主題歌を担当したクリープハイプの尾崎世界観、松居大悟監督が登壇した。

 ロックバンド・クリープハイプの尾崎世界観がジム・ジャームッシュ監督の映画『ナイト・オン・ザ・プラネット』に着想を得て書き上げた新曲「ナイトオンザプラネット」をもとに、松居大悟監督が書き下したオリジナルラブストーリー。

 池松は旧知の尾崎、松居監督と作り上げた作品に「20代前半はよく一緒にいた。自分の青春と言っても過言ではない人たちとまた再会し、青春に決着をつけながらも新しいものを生み出そうという気持ちでした」と思いを語った。

 伊藤は「松居監督が台本を作るにあたって私にインタビューされて。どういうときにケンカする?とか、恋愛観を聞いてそれを反映してくれた」と笑顔で振り返ったが、池松は久しぶりのラブストーリーに「照れ臭い」の一点張り。「夢で待ち合わせね」というセリフには「一番言いたくないセリフでした。なんでこんなの書いたのと(松居監督に)聞いたら“オレけっこう言う”って」と信じられないという表情。伊藤は「私はけっこう好きと言ったら池松さんは“ええ~”って(笑)。感じ方はいろいろあるんだなと思いました」と苦笑した。

池松壮亮と伊藤沙莉W主演のオリジナルラブストーリーに松居大悟監督「“花束”みたいとか言われるんだろうな」

2021.09.10 Vol.web original

『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画をつくったら~』『くれなずめ』の松居大悟監督によるオリジナルラブストーリー『ちょっと思い出しただけ』が、池松壮亮と伊藤沙莉のW主演で映画化されることが決定した。

 クリープハイプの尾崎世界観が自身のオールタイムベストに挙げるジム・ジャームッシュの名作映画『ナイト・オン・ザ・プラネット』に着想を得て書き上げた新曲『Night on the Planet』を受けて、松井監督が書き上げた、初めての完全オリジナルラブストーリー。怪我でダンサーの道を諦めた照生(てるお)とタクシードライバーの葉(よう)。2人を中心に関わる登場人物たちとの会話を通じて都会の夜に無数に輝く人生たちの機微を繊細かつユーモラスに映し出す。

 松居大悟監督は「オリジナルで、初めてのラブストーリーです。尾崎くんがきっとバンド人生を賭けて紡いだ曲を聴きながら、コロナ禍でうんうん悩んだ物語は、小さくて眩しいあの日を思い出す映画になりそうです。盟友の池松君と、鮮やかな伊藤沙莉さんと、素敵な役者スタッフたちと作りました」と頼もしい仲間たちに触れつつ「きっと花束みたいとかいろいろ言われるんだろうな。言われるよもう。言われる前に言うよ。でも当たってるしなぁ」と、どうやら菅田将暉・有村架純共演の大ヒット作『花束みたいな恋をした』を引き合いに自問自答の様子。それでも「そんな迷いにこの先何度も包まれる気がするけど、それ以上に、かけがえのない優しい想いに包まれる人に届いたらいいなと思います」と本作への思いをコメントしている。

 松井監督と数々の話題作を生み出してきた主演・池松は、コロナ以前からの6年間を描いたラブストーリーに「今と過去を同時にすくいとろうというこの作品の心意気にとても共感しました」。伊藤も「私は確かに過去に存在したそれがあっての今なんじゃないかな、と常々思っています。そういう過ぎた思い出や記憶を、ちょっと思い出しただけな時間もまた、悪くない一瞬だと思います」と、本作への共感をコメントにつづっている。

 撮影は今年7月から8月にかけて行われた。公開は2022年早春に決定している。

岩田剛典、前田敦子の“奇跡”トークも飛び出す! 映画『町田くんの世界』豪華俳優陣が持ち回りで司会

2019.06.08 Vol.Web Original



 映画『町田くんの世界』公開記念舞台挨拶が8日、都内にて行われ、主演の新人・細田佳央太と関水渚、共演の岩田剛典、高畑充希、前田敦子、太賀、池松壮亮、松嶋菜々子そして石井裕也監督が登壇した。

 運動も勉強も苦手だが、すべての人を分け隔てなく愛する才能を持つ主人公“町田くん”が、人嫌いのクラスメイト“猪原さん”と出会い、初めての感情と向き合いながらやがて周囲の人々をも変えていく物語。

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