映画『Vision』の完成報告会が26日、都内にて行われ、出演する永瀬正敏、夏木マリ、岩田剛典(三代目J Soul Brothers/EXILE)、美波と河瀬直美監督らが登壇した。
ジュリエット・ビノシュ演じるフランス人女性が、幻の薬草を求めて奈良・吉野の森を訪れ、そこで孤独な山守の男と出会い、心通わせていく姿を神秘の森の美しさとともに綴る物語。
『あん』『光』に続き今回、河瀨監督と3度目のタッグを組んだ永瀬は「(河瀨監督の現場は)毎回違っていて新たな発見があります」と明かしながら「“河瀨メソッド”といいますか、実際に撮影で使う家に、クランクインの2週間くらい前から、可愛い犬と一緒に暮らしまして、智の血や心を自分のものと入れ替える作業をさせていただきました」と、演じる人物として過ごした時間が役作りに生かされたことを語った。