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自民党総裁選に史上最多の9人が立候補。所見発表演説会では経済対策、憲法改正、政治と金などさまざまな主張が飛び交う
自民党総裁選 所見発表演説会で高市氏「自民党を鍛え直そう」、小泉氏は「できるだけ早期に衆議院を解散」
河野太郎大臣は「桃太郎であり浦島太郎」盟友・浅尾慶一郎議員がそう語る理由とは
公開中のドキュメンタリー映画『1.4BILLION』の舞台挨拶が22日、都内にて行われ、本作の主題となった浅尾慶一郎参議院議員と、ゲストの河野太郎デジタル大臣が登壇。浅尾氏が長年の友人でもある河野氏を「桃太郎であり浦島太郎」と評した。
2022年の参議院選に出馬した元「みんなの党」最後の党首・浅尾慶一郎が野党から一転、自民党からの出馬を果たした選挙戦約100日を追った密着ドキュメンタリー。
カメラが追った昨年の参院選を浅尾議員が「厳しい選挙戦だった」と振り返りつつ「映画を撮っていいかと言われていいよと言ったが、落ちても公開するからと言われプレッシャーが増しました(笑)」と苦笑。
河野氏も「当時、自民党は三原じゅん子さんなどもいて(浅尾氏にとっては)厳しい選挙だったが、最後ギリギリ滑り込んだ。自民党としては貴重な戦力を維持できてよかった」と語り「浅尾慶一郎の主義主張を知っている人にとっては、昔からなんで浅尾は自民党じゃないの?と思っていたと思う。掛け違えていたボタンがそろったようなもの」と浅尾氏の自民党出馬の決断を支持した。
若手議員時代から党派を超えて友情を育んでいたという2人。河野氏が「奥さんを口説いているときに手伝ってもらった」と明かすと、浅尾氏は「私がある会に何人か女性を連れて行ったら、その中の1人を河野さんが気に入った。確かにその会に連れて行かなかったら出会えなかったはずだけど、手伝ったわけじゃありません(笑)」。
軽口を交わしつつ互いへのリスペクトも明かした浅尾氏と河野氏。河野氏が「浅尾慶一郎という人は、閣僚が目の前にあっても主義主張があると離党しちゃうし、目の前に(政党金)14億円があっても返しちゃう人。自分がこうと考える政策を自民党で実現してほしい」と言うと、浅尾氏は「JAXAの最終面接で、生まれ変わったら浦島太郎と桃太郎とどちらになりたいかと聞くらしい。答えは無いんですけど、答え方が大事だと言う話。桃太郎はいわゆるエンジニア。目標を定めたらイヌでもキジでもキビダンゴで呼び寄せて目標を達成する。一方、浦島太郎は歩いてたらかわいそうなカメがいたから助けて、さそわれるままに竜宮城へついて行き、開けちゃいけないと言われた玉手箱を開けてしまう。でも浦島太郎は一度も、カメなんか助けなきゃよかったと言わないんです。宇宙のように、何が起こるか分からないときには浦島的な前向きな発想も必要なのかもしれないと思う。河野大臣は桃太郎的な要素も持っていますが浦島太郎的でもある。そういう政治家を増やしていくことが、私が理想とする、誰でも何度でも挑戦できる社会にする政策の実現にもつながっていくのかなと思います」と評していた。
自民党総裁選で岸田文雄氏が決選投票で河野太郎氏に87票差をつけ勝利。新総裁に就任
1回目の投票でも河野氏を押さえトップに
自民党の総裁選挙が9月29日に投開票され、岸田文雄前政調会長が決選投票で河野太郎ワクチン担当相を破り、第27代総裁となった。
今回の総裁選には岸田氏、河野氏、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行の4氏が立候補した。
国会議員票380(有効投票数)と党員票382の計762票を争った1回目の投票では岸田氏が256票(議員票146票、党員票110票)で河野氏の255票(議員票86票、党員票169票)を押さえトップとなったが、過半数に届かなかったため決選投票となった。3位は高市氏で188票(議員票114票、党員票74票)、4位は野田氏で63票(議員票34票、党員票29票)だった。
党員票が都道府県各1票に圧縮される決選投票では岸田氏が257票(議員票249票、党員票8票)、河野氏が170票(議員票39票、党員票131票)だった。
新総裁に選出された岸田氏は「コロナ対策に必死の覚悟で努力を続けていかなければならない。また数十兆規模の経済対策を年末までに作り上げなければならない。そしてその先には新しい資本主義、また自由で開かれたインド・太平洋の実現、さらには少子化対策など、我が国の未来に関わる重大な課題が山積している。私は早速今日から全力で走り始めます。全国の党員の皆さん、国会議員の皆さん、ぜひ一緒に走っていただきたいと思います。岸田文雄の特技は人の話をしっかり聞くということ。皆さんと一緒に開かれた自民党、そして明るい日本の未来を目指して努力をする覚悟であります」などと挨拶した。
今後、岸田氏は10月4日に召集される臨時国会で行われる首相指名選挙を経て第100代首相に選出されることになる。
【今月の一言】秋元司被告、森友学園、甘利明税調会長、下村博文政調会長、工藤会
IR事業をめぐる汚職事件で収賄と組織犯罪処罰法違反(証人等買収)の罪に問われた衆院議員、秋元司被告に実刑判決を言い渡した東京地裁の丹羽敏彦裁判長「最低限の順法精神もない。実刑は免れない」(9月7日、判決公判で)
→国会議員なのに順法精神がないって言われちゃった。
学校法人「森友学園」の国有地売却問題について自民党総裁選に出馬表明した岸田文雄前政調会長「行政や司法の対応が確定し、求められれば説明をする。それ以上でも以下でもない」(9月6日、出演したインターネット番組で)
→再調査を否定したと世間は判断。
自民党の甘利明税調会長が総裁選出馬意向の河野太郎ワクチン担当相について「菅義偉首相がダメだとたたかれた一番の原因が新型コロナウイルスワクチンの迷走と言われ、それでワクチン担当相の評価が上がるってどういう構図になっているのかよく分からない。半分くらいは菅首相に分けてやったら」(9月6日、国会内での講演で)
→河野さんのことお嫌いですか?
米ホワイトハウス報道官が菅義偉首相が自民党総裁選への不出馬を表明したことに関し「バイデン大統領は、菅首相のリーダーシップに感謝している」(9月3日)
→リップサービスの典型?
自民党の下村博文政調会長が総裁選出馬を断念した際に「政調会長をしながら総裁選の準備をするということは、人としてできないと判断した」(8月30日)→出ようとしてたやん。
特定危険指定暴力団「工藤会」(北九州市)トップの総裁、野村悟被告が死刑判決後に裁判長に「あんた、生涯後悔するぞ」(8月24日、判決公判で)
→こ、後悔とは?