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都内ミニシアター4館で鬼才ジム・ジャームッシュ監督作を大特集

2021.06.03 Vol.Web original

 1980年代以降のインディペンデント・シーンを牽引してきた映画監督ジム・ジャームッシュの大規模特集上映が7月2日から22日までの3週間限定で、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイント、アップリンク吉祥寺の都内ミニシアター4館で開催される。

 ラインアップは、1986年に日本で劇場公開された初期三部作『パーマネント・バケーション』、『ストレンジャー・ザン・パラダイス』、『ダウン・バイ・ロー』をはじめ、工藤夕貴と永瀬正敏が出演し話題を呼んだ『ミステリー・トレイン』、ウィノナ・ライダーら豪華キャストが集結した『ナイト・オン・ザ・プラネット』、ジョニー・デップ主演の西部劇『デッドマン』、フォレスト・ウィテカーがサムライの殺し屋を演じた『ゴースト・ドッグ』、さらに、個性派俳優やミュージシャンらが次々と登場する短編集『コーヒー&シガレッツ』、ティルダ・スウィントンとトム・ヒドルストン共演作『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』、アダム・ドライバー主演作『パターソン』、イギー・ポップ率いる伝説のバンド「ザ・ストゥージズ」に迫るドキュメンタリー『ギミー・デンジャー』、ジャームッシュ組のオールキャストが集結したゾンビ映画『デッド・ドント・ダイ』と、初期作から最新作まで豪華12作品が集う。

 新型コロナウイルスの影響によりミニシアターが苦境に立たされるいま、ミニシアターファンもこよなく愛するジャームッシュ作品を楽しみながら、映画にエールを送ってみては。上映作品など詳細はイベント公式サイトを確認のこと。

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