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カウントダウンはやっぱり渋谷で/12月31日の東京イベント

2019.12.31 Vol.Web Original

 スポーツイベントやハロウィーンなど大きなイベントがあると、たくさんの人たちが集まる、渋谷のスクランブル交差点を中心としたエリア。渋谷区や地元商店街、エリアマネジメント団体は、2016年末のカウントダウンから「YOU MAKE SHIBUYA COUNTDOWN 2019-2020」の取り組みを行っている。今年で4回目。

 今年も新年を迎えるその瞬間を祝う人たちで賑わいそう。これにあわせて、渋谷駅前のスクランブル交差点や道玄坂、文化村通り、井の頭通り、公園通り、その周辺の小道など、渋谷駅周辺は12月31日から1月1日にかけて、歩行者用道路になる。

 車両通行禁止規制時間は12月31日の21時から翌1月1日の2時まで。本取り組み実施時間は22時30分~1時。

話題のノンフィクション『つけびの村』は『ツイン・ピークス』なのか 映画史研究家・春日太一が読み解く、高橋ユキの作家性

2019.12.29 Vol.725

 2013年に発生した山口連続殺人放火事件を題材に、『つけびの村 噂が5人を殺したのか?』(晶文社)を上梓したフリーライターの高橋ユキ。WEBを中心に話題を呼び、発売3カ月で3万部を突破した同書の刊行記念イベントが渋谷の大盛堂書店で行われた。お相手は新刊『黙示録 映画プロデューサー・奥山和由の天国と地獄』(文藝春秋)が好評な映画史・時代劇研究家の春日太一。

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春日太一(以下、春日):今日は「大盛堂の寄り合い」ということで、早速僕も『つけびの村』を読ませてもらいました。読んでいるうちに高橋さん自身への興味が強くなってしまい、同じ物書きをやっている立場として考えたことを一個一個答え合わせしたくなって、そのためにはイベントをやろう、と。

高橋ユキ(以下、高橋):私はこれまで、春日さんを一方的にツイッターで見ていたので。感想をつぶやいてくださって、ありがとうございました。

春日:本当に素晴らしい本で、僕はデヴィット・リンチの『ツイン・ピークス』を思い出したんですよ。殺人事件が起きました、捜査官がきて捜査しました、犯人も動機も分かりませんでした。ひとつだけ分かったのはこの街は奇妙な人たちの集まりだということでした、という。ようは『ツイン・ピークス』という作品は、結末それ自体というよりもクーパー捜査官が捜査している過程が面白いわけです。高橋さんがこの村に来て、集落の異常性を経験して、その取材ドキュメントとして書かれているじゃないですか。僕はそこが、この本が今までの事件モノのノンフィクションに比べて新しかったし、面白かったところだなと思っています。そのへんは意識して構成したのですか?

高橋:きちんと結論づけるノンフィクションは私も好きなんですけど、今回の本については取材をした時点で、彼(保見光成死刑囚)の妄想性障害がかなり進行しているな、という印象が強くあって。この証言の真実性を、取材者として断定するのは危険だと思ったんです。同時に、村の取材で耳に入ってくる村の方々の話がちょっと変だな、噂がすごいなと感じていて、「コープの寄り合い」の話を聞いた時に、噂を主軸に組み立て直してストーリーを作ってみようかな、と。

春日:最初にこの本に違和感と同時に、すごいものが始まるぞと思ったのが32ページでした。魔女の宅急便の家に行って、外から呼びかけると、どんどんテレビの音量が上がってくるという描写があります。それが伏線になって104ページで偶然、その家主に遭遇するんですけど、すごいなと思うのは、この人はなにを言っているのか分からないんですよね。しかも高橋さんは、そのよく分からない言葉を、そのまま載せている。そこが『ツイン・ピークス』だなと。

高橋:ゲラ(校正刷り)の段階で、もうすこし話を整理しようかとも考えたんですけど、そのまま載せたほうがこの人のキャラクターと、話を聞いた時の私の困惑が伝わるかなと思って残しました。

春日:分かりにくいところを分かりやすく整理することによって、ドキュメント性や生々しさが失われる怖さ……そのまま残すのは、書き手として勇気のいることですが、この描写がそのまま載っているからこそ、作品になんとも言えない異様なぬめりけが出てくる。最終的に田村さんの重大な証言に至るまで、この人たちはなにを言っているか分からないぞという、すべてを残した決断がすごいなと思ったんです。

高橋:そう言っていただけてよかったです。

東急プラザ渋谷開業でセレモニー「大人たちが出会う広場になれば」 

2019.12.05 Vol.Web Original

 渋谷にまた新しいランドマークが加わった。5日、SHIBUYA FUKURAS内に東急プラザ渋谷がオープン。開店前にオープニングセレモニーが開かれ、東急不動産株式会社の大隈郁仁代表取締役社長、渋谷区の長谷部健区長、そして女優の板谷由夏らが出席し、テープカットを行った。

「デジタル・ハチ公」がお出迎え!新生「東急プラザ渋谷」グランドオープン

2019.12.05 Vol.Web Original

 東京・渋谷の渋谷駅西口エリアにある再開発ビル「渋谷フクラス」内に5日、商業施設「東急プラザ渋谷」がグランドオープンした。2015年に惜しまれつつ閉館した「東急プラザ渋谷」が4年ぶりに復活、渋谷に新たな歴史を刻み出す。「若者の街」と呼ばれる渋谷において、あえて「大人をたのしめる渋谷へ」をテーマに、さまざまなライフスタイルの提案を行う。

木村文乃「天国に来たみたい」渋谷の人気イルミ「青の洞窟」スタート

2019.11.29 Vol.Web Original

 木村文乃が28日、都内で行われたイルミネーションイベント「青の洞窟 SHIBUYA」の点灯式に登壇、鐘を鳴らしてイルミネーションを点灯すると「渋谷にとても温かくなれるパワースポットのような場所ができたと思う。ぜひ、温まりに来て」と、呼びかけた。

劇団EXILE 町田啓太の東京「渋谷で踊った大学時代」【東京ストーリー】

2019.11.25 Vol.Web Original

東京は、そこにいる人の数だけ表情を持つ。首都としてドーンとしている東京、刺激的な東京、ちゃんと温もりのある東京。働く人、勉強をする人、遊ぶ人……「あなたにとって、東京はどんな場所ですか」? 劇団EXILE・町田啓太さんの東京ストーリーを探ります。

話題の新生「渋谷PARCO」はグルメも充実、テーマはカオス!?

2019.11.23 Vol.Web Original

 3年余りの休業期間を経て、11月22日にいよいよグランドオープンした「渋谷PARCO」。新生「渋谷PARCO」のパルコらしさを感じられる場所をキーワードで見ていこう。

〈FOOD〉

「食」を施設の魅力を形づくる重要なポイントととらえ、“そこに集まり、コミュニティを形成し、空間と時をともに楽しめるような場所”をコンセプトに編集。レストランフロアはB1F「CHAOS KITCHEN(カオス キッチン)」と7F「RESTAURANT SEVEN(レストラン セブン)」、そのほかに各フロアのコンセプトに合わせた飲食店など全37店舗を設けている。

 B1Fは「食・音楽・カルチャー」をテーマとし、飲食店と物販店がミックスしている。サンフランシスコで大行列のワンハンドスタイルを逆輸入したラーメン店「Jikasei MENSHO(ジカセイ メンショウ)」や「ミシュランガイド東京2019」ビブグルマン掲載の代官山の人気ビストロが放つ渋谷系ビストロ「Äta’s(アタズ)」、立ち食いうどんの名店「うどん おにやんま」が商業施設に初出店するなど、味だけでなく話題性にも事欠かないショップが勢揃い。さらにジビエ・昆虫料理の「米とサーカス」、新宿2丁目発のバー「Campy!bar(キャンピーバー)」などアクが強めのショップも混在した、まさに“カオス”な空間だ。

グランドオープンの新生「渋谷PARCO」はカルチャー&エンタメもすごい!

2019.11.22 Vol.Web Original

 3年余りの休業期間を経て、11月22日にいよいよグランドオープンした「渋谷PARCO」。新生「渋谷PARCO」のパルコらしさを感じられる場所をキーワードで見ていこう。

〈ENTERTAINMENNT〉

 館内にはミュージアムだけでなく「PARCO劇場」(8F)、ミニシアター「WHITE CINE QUINTO(ホワイト シネクイント)」(8F)、吉祥寺より移転のミュージックカフェ&バー「QUATTRO LABO(クアトロラボ)」(B1F)、コラボレーションカフェ「TOKYO PARADE goods&cafe」(6F)などエンターテインメント施設が充実。

 中でもパルコ文化発信の核と位置づける「PARCO劇場」は客席数を旧劇場の458席から636席に増やし、舞台空間も大きく拡張する。グランドオープンは2020年3月13日だが、こけら落とし公演として2020年1月24日から旧劇場時代より最もチケットの取りにくい公演といわれる「志の輔らくご 〜PARCO劇場 こけら落とし〜」、2月から朗読劇の金字塔「ラヴ・レターズ 〜こけら落としスペシャル〜」。オープニング・シリーズでは1985年に上演された伝説的作品「ピサロ」がウィル・タケット演出、渡辺謙主演で35年ぶりに上演される。

新生「渋谷PARCO」グランドオープン!ファッション、アートの注目は?祈祷室も

2019.11.22 Vol.Web Original

 1973年のオープン以来、渋谷の発展の一端を担ってきた「渋谷PARCO」が、3年余りの休業期間を経ていよいよ11月22日にグランドオープン。旧「PartⅠ」と「PartⅢ」を建て替え、地下1階から地上9階までに「FASHION」、「ART&CALTURE」、「ENTERTAINMENT」、「FOOD」、「TECHNOLOGY」の5つの構成要素からなる193のショップを展開、10階には屋上広場「ROOFTOP PARK」と屋内イベントスペースを併設する。また、渋谷の特長である「坂」と「通り」を施設に取り込み、1階から10階までを外周に沿ってつなぐ「立体街路」を配置した(ちなみにおなじみの「スペイン坂」は、その昔「渋谷PARCO」のイメージ戦略に合わせて命名されたという)。

 80年代、常に新しい文化や流行を発信し続けた“パルコ文化”の再来となるか。新生「渋谷PARCO」のパルコらしさを感じられる場所をキーワードで見ていこう。

【区長に聞く】いずれは代々木公園にスタジアムも!? 渋谷区・長谷部区長に聞く、変化し続けることを恐れない渋谷区

2019.11.19 Vol.724

 変化し続ける街、渋谷。今秋には、新スポット「渋谷スクランブルスクエア」(東棟)が開業するだけでなく、改装中のPARCOもリニューアルオープン。渋谷区はどんな未来を描くのか——。長谷部健渋谷区長に話を伺った。

車いすバスケにみんなが夢中!『CHALLENGED SPORTS 夢の課外授業』リポート

2019.11.12 Vol.724

 各界で活躍する著名人を講師に迎え、小学校に訪問して子どもたちに夢を与える「夢の課外授業」。そのチャレンジド・スポーツに特化したスペシャル版のプロジェクトが、beyond2020 公認プログラム『CHALLENGED SPORTS 夢の課外授業』。

 今年も3年連続で『渋谷区くみんの広場 ふるさと渋谷フェスティバル』(2019年11月2〜3日)に参加。

 会場はストラックアウトやミニ新幹線などの体験型企画が集まった代々木公園サッカー場。秋晴れの中、簡易バスケットゴールが設置され、スポーツ用の車いすが並べられた『CHALLENGED SPORTS 夢の課外授業』コーナーはひと際目立ち、多くの人が足を止めた。

 今回の講師として、車いすバスケットボール元日本代表・根木慎志氏、お笑いトリオのビックスモールンのゴンとグリとチロが駆けつけた。

 根木先生とビックスモールンの掛け合いが絶妙で、子どもたちは大盛り上がり。多くの人が足を止め、子どもたちが笑顔で車いすバスケットボールに興じる様子を見守っていた。

 体験した中には3年連続参加した親子の姿も。「こういう機会はなかなかないので楽しみにしていました。来年もぜひ参加したいのでよろしくお願いします!」とうれしそうに語っていた。

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